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生きていてくれてよかった [徒然]

震災以来連絡が取れなくなっていた韓国留学時の友人。先日、やっと本人から無事で避難所で避難生活をしていると連絡がありました。
あぁ、生きていてくれたんだ。本当に良かった。
心配で心配で仕方が無かったけれど、ほっとしました。と同時に、まだ行方が分からない多くの人達のことを思う時、悲しさがこみあげてきます。

避難している彼女が語る避難所の状況は、少しずつ改善されているとのことです。
当初は1日に食べることが出来るものは、おにぎり1個だったようです。翌日はパン1個とおにぎり1個。しかし、3日目は食べるものが無くなり、1日何も口にできなかったとのこと。
家々に保管していた災害時の非常食糧を探していたようですが、津波で家々が流されたり押し潰されたりしたために、非常食糧も見つけることが困難と言います。

今回の震災が地震だけではなく、大きな津波による被害が輪をかけたと言います。
仙台市では海岸から10kmも溯って津波が押し寄せました。こんなことは考えてもいなかったことです。
このような自然災害を思う時、人間の想定をはるかに超えるエネルギーが生ずることを目の当たりにし、今後どのような対策を取れば良いの分からない、そんな無力感を感じます。

今回の規模の地震が首都圏の直下で起こったならば、その被害は想像するのも恐ろしいものになるはずです。


そして福島の原発事故。この施設は首都圏に住む人々に電力を供給するために造られたものです。福島県民のための施設ではありません。彼らは東北電力から供給を受けているからです。
原子力発電はクリーンエネルギーのなかでも、その発電効率や規模から見て筆頭に挙げられるべきものです。
風力・太陽光・水力・バイオマスなどクリーンエネルギーの発電方法はありますが、原子力にとって替るほどのものではありません。

今回の事故を契機に、世界中の原発の安全基準や非常時の対応などが再検討されるでしょう。
自国のみならず、他国へいや、地球規模での環境への影響を生ずる原子力発電について、我々国民一人一人が関心を持ってしっかりと見ていく必要があります。
政府や電力会社、一部の大物政治家などに仕切られることなく、我々が、我々の、世界の人々にとって十分な安全性を担保出来うるものなのかどうか、見守っていくことが大切です。




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プロ野球 セ・リーグ開幕強行に思う [徒然]

セ・リーグは選手会が延期を求めていた開幕を、予定通り今月25日とすると発表した。パ・リーグは来月12日に開幕とするなど、延期する事にしていた。
セ・リーグのなかでも読売球団の「ナベツネ」は、「リーグ開催が被災者を元気付ける」と強く主張し、選手会側の延期要請を突っぱねた。

この報道を聞いて、違和感を感じた片は多いのではないだろうか?

案の定、文科省からクレームが出された。「計画停電で首都圏を初め甲信越の多くの地域で、住民達が電力不足に協力する為にロウソクを点けて凌いでいる。そのような中で煌煌と明かりを点けてナイターをやるというのは、耐え忍んでいる多くの人々のことを考える時、いささか不適切で如何なものかと言わざるを得ない」と。

文科省のこのコメントは、しごく当然のものと思いますし、選手会側が要請した開幕延期は妥当なものと思います。

被災者のことを考える時、復興へ向けての勇気と希望を与えることは、極めて大切な事と思います。
そして、「プロ」である彼らのプレーによって、励ましを与える事が出来るのも事実でしょう。特に子供さんはそうかもしれません。
しかしながら、東北楽天イーグルスの本拠地は被災し、使用できるまでにはまだまだ多くの時間がかかるといいます。彼らの拠点の仙台市は被害が激しく、東北電力は東電と同じく計画停電実施を発表しています。
東電は首都圏1千万世帯以上を対象に、計画停電を実施しています。酷い時には1日に2回、6時間程度も停電します。
灯はローソク、情報は乾電池を使うラジオを使って得ます。
交通機関だって計画停電に伴って、予定の半分程度の運行しか出来ないことも多く、被害が大きい茨城県などは、未だに運行できない路線があるほどです。

このようななかで在京球団の「読売ジャイアンツ」 「ヤクルトスワローズ」「横浜ベイスターズ」「千葉ロッテマリーンズ」の本拠地グラウンドで、果たしてナイターをやってお客さんが来ることが出来るのか、試合が終わって自宅へ変えることが出来るのかという問題もあります。

Jリーグは試合を延期しています。
スケートの世界選手権も、東京での開催を諦めました。今、ロシアが代替開催地として、名乗り出ているようです。マラソンも延期するようです。

首都圏で電気を大量に消費するナイターの試合を強行する時、多くのファンが野球から離れていくことが懸念されます。「ナベツネ」を始めとしたセ・リーグの球団関係者が、現状の「空気が読めない」人々だとは思いたくありませんが、このまま強行突破をするようでは、遅かれ早かれ人々は離れていくでしょう。

開催延期によって営業収入が大きく減少しますが、その分は災害支援したと思えば良いではありませんか。

「常識人」たることを願っています。
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千葉から本日横浜の家族のもとに戻りました [徒然]

3月11日午後2時半頃、車で横浜から千葉県の東金市の病院に到着しました。叔母が先月緊急入院したので、私と妻が交代で見舞い・洗濯・家の管理など行なってきました。病室に着いて飲み物を買ってきた後しばらくして、もの凄い揺れが襲ってきました。病室は病院の3階、6人部屋でした。私は立っていられず、ベッドに掴まり揺れが収まるまでいました。

しかしながら、揺れはその後3回にわたって立っていられないほどの強烈なものでした。
電気は消えて、人工呼吸器の運転に支障が出ていることを知らせるアラームが、あたり一面に響き渡っていました。患者はみな蒼白でベッドに掴まっていました。

看護師は揺れが落ち着くと病室を廻り、患者の状態を確認して廻っていました。その後スタッフがヘルメットや懐中電灯、酸素吸入器、ボンベを持って走っていました。しかし、次々と起こる大きな余震に作業は滞りがちに。
揺れと揺れの間に、病棟からの避難指示が院長から出され・・・

エレベーターが動いておらず、3階からの避難は階段を使うしかないのです。私は叔母を背負い、階段を下りて敷地内の駐車場まで避難しました。看護師の方たちが下ろしてくれたベットのマットが敷かれ、その上に寝かせて毛布をかけました。その時にも大きな余震が次々と起こります。
すぐ近くの九十九里では津波がきたとの報告があり、もの凄く緊張しました。

1時間ほど待ってから、やっと病棟に戻ることが出来ました。やはり背負って階段を上がって・・・


停電で街は真っ暗。交差点には警察官が出て、手信号で整理していました。道路は大渋滞でした。
やっと叔母の家に戻ると、室内は荷物が散乱していました。高齢での1人暮らし。荷物は少ないのですが、それでも足の踏み場もないほど。真っ暗な中を懐中電灯で照らしながら、整理を始めて終わるまで3時間を要しました。電気・ガス・水道・・・全てストップ。寒くて毛布3枚掛けてました。強い余震が続くのと寒さで結局一睡も出来ませんでした。

その後JRの運転見合わせや計画停電などがあり、結局地震発生後6日目にして漸く横浜に帰ることが出来ました。車を置いたままで・・・
ガソリンがどこを探しても売り切れで、結局買えずに計画停電で70%で運行していた外房線・総武線・東海道線を乗り継いで。

実家のある秋田県大館市もひどい揺れで停電だったようです。連絡が全く取れず、心配しました。
やっと翌日になって、携帯メールが戻ってきました。

それよりも心配なのは、韓国留学を一緒にしていた、仙台市から来ていた友人との連絡が取れないことです。もう6日が経過していますが、未だに連絡が取れません。津波が海岸から10kmも遡って上がってきた地区です。
どうかどこかに避難していて欲しいのです。毎日、祈っています。

韓国留学中に下宿をしていた時に一緒に生活をしていた韓国人の友人から、先ほど確認したメールに4通安否を心配してくれたものがありました。すぐに返事を書いて返信しました。1年弱の間でしたが、語学の勉強だけでなく、よい友人を多く持てたことに涙が出そうでした。

被災地では医師の数が不足しているようです。原発の避難区域に当たっている南相馬市では、医師が真っ先に避難指示の区域を越えて出て行ったそうです。被災者や自分の患者を置き去りにして・・・

私の長男が被災地に入って医療活動を行なっています。DMAT(災害派遣医療チーム)の一員として活動しています。医薬品や医療機器が不足し、インフラが全てストップしており、かつ災害から時間が経過しているなかで、厳しい現実に直面しているのではないかと思っています。

日本国民はこの未曾有の災害を必ず乗り越え、世界にその姿を示すことが出来ると信じています。
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アカデミー賞受賞作品 「英国王のスピーチ」 [徒然]

日本に帰国後、初めて横浜の街に出かけてみた。目的は第83回米アカデミー賞受賞作品「英国王のスピーチ」を観ることだった。それも毎月1日を「ファーストデ-」として、1,000円で観ることが出来るのだ。横浜のみなとみらい地区にある、109シネマズMMでだ。

留学中は韓国映画ばかりだったから、本当に久しぶりの外国映画(韓国以外)だ。

当日は朝から冷たい雨が降る生憎の天気。
初回上映が10:00過ぎだったので、30分前に行けばギリギリ大丈夫だろうと思ったのがそもそもの間違いだった。
話題作を安く観れる特別な日は、朝からたくさんの観客を集めており、私が駆け付けた時には既に初回分はソールドアウトだった。そして、大蛇のような人の列。広いカウンター前のロビーを、埋め尽くしていた。

その次が13:10、次が15:45・・・

結局、50分ほど並んで、15:45からのチケットが買えた。
それまでどうしようか・・・
12:50から「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男」が15:15までやっている。それを観ようと一緒にチケットを買った。

10:40頃から12:50までをどうしようかと思案して、決めたのが美味しい「サンマーメン」を食べることだった。
「サンマーメン」の発祥の地は、横浜なんだそうだ。
あのトロリとしたあんかけが乗り、たくさんの野菜と小さく切った豚肉が適当に入っている。
私がみなとみらい地区や桜木町近辺へ行くと、必ずこのお店で「サンマーメン」を食べている。

お店の名前は「三幸苑(さんこうえん)」。JR・市営地下鉄桜木町駅から、野毛山動物園方面に行くと、5分ほどである。アーケード街にあるこれといって特徴のないお店。しいて言えば、赤い暖簾が掛かっていることくらいか。中国の方が店をやられているので、厨房とのやり取りは「中国語」だ。日本語の「発音」は、かなり怪しい。

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11時頃にお店に入ると、客は私一人であった。それでも、あとから続々と客が来る。やはり有名なんだ^^

注文したのは「さんまーめん」。880円也。
私はあんかけの上から、お酢と胡椒をかけて食べる。いつもこの形だ。
いつもながらウマイ

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韓国ではまともな「ラーメン」を食べることが出来なかったので、帰国後は家で食べるインスタントも含めると、1週間に4食ほど食べている。その結果は・・・折角痩せたその腹が、元のように膨らんでしまった。

さてさて、時間になり109シネマズMMへ戻った。「太平洋の奇跡」は竹之内 豊が主演だった。客の多くは中高年で、ご婦人が多かった。そして、最初から涙を流しながら観ていた。内容的にはまずまずかな・・・多くは語りません。

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そして「英国王のスピーチ」の時間です。いや~全席ソールドアウト。こんな状態で観るなんて、本当に久しぶりだ。コーラのLサイズを買って9番のスクリーンへ。

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第83回米アカデミー賞 作品・監督・主演男優・脚本の4部門で受賞した。
監督はトム・フーバー
脚本はデビッド・サイドラー
ジョージ6世役は主演男優のコリン・ファース
言語療法士役はジェフリー・ラッシュ
ジョージ・6世の妻役はヘレナ・ボナム・カーター

実話に基づいて書かれたものだが、現在のエリザベス女王の父ジョージ6世については、然程というか殆ど知識が無かった。但し、映画に出てくる人物はどれも聞いたことのある名であり、その当時にタイムスリップしてその時代を生きている不思議な感じがした。チャーチル、スターリン、ヒットラー・・・

主演男優賞を受賞したコリン・ファースの演技は素晴らしかった。「吃音」を上手に演じていて、時々自分がその状態になっているのではないかという不安にかられるくらいだった。
それといつも耳にしているのは「英語」といっても「米語」だったので、英国王室を舞台としている「クイーンズ・イングリッシュ」のその響きが、とても新鮮に聞こえた。コリン・ファースや妻役のヘレナ・ボナム・カーターは英国人俳優である。「威厳」をも感じさせる「ことば」だった。


また言語療法士を演じたオーストラリア人のジェフリー・ラッシュの演技が光った。「助演賞の候補」でもあった彼は、王室の威厳の中に「笑」を投げ入れる。
そして、ジョージ6世のこの「吃音」の原因を探っていく辺りは、こころの奥底に潜む無意識の世界に落とし込まれた「触れられたくないもの」を探すフロイトの精神分析の様だった。

この吃音の原因は父の厳格な性格、兄の奔放な性格とからかい、乳母による虐待やからかい等だったのだが、
これなどは今の時代でもこころに傷を負う原因である。難しいこと。。。

物語の最後に設定された「英国王のスピーチ」。それはヒトラー率いるナチスドイツとの闘いに向けて、全国民に、英連邦の人々に向けて、こころを一つにすること、厳しく辛い戦争を完遂するために国民の協力を求めるものだった。したがって、その内容は英連邦のイギリス王室の「威厳」を現わし、かつ国民の戦意を高揚させるものでなければならない。「吃音」に悩み、兄が突然王位から離れることにより自分が図らずも英国王に就くこととなった運命に戸惑い、そして「ナチスドイツ」との厳しい戦争に立ち向かわねばならない状況を前にするジョージ6世。

演説を終えて帰っていくジョージ6世に対し、BBC職員やチャーチルを始めとする閣僚達が拍手をする光景、そしてジョージ6世の妻と子供達が待つ部屋に入り抱き合う光景・・・
素敵なクロージングだった。

久しぶりによい映画を観たという感じがした。
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遅まきながらコヒプリ [留学]


最近Twitterを始めたのですが、そうしたら韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」の方からフォローしているとの連絡があり、そんなこんなで一度は行けねばとなって、本日遅まきながら行って来ました。

今日は韓国で最後の美容室。パーマ+カットをしてもらいました。場所はカンナム。下宿からはちょっと遠いのですが、アジュンマの娘さんがここでネイルアートの先生をしているので、その関係で行くことになったのです。昨年6月に韓国に留学し、ほぼ1ヶ月毎にここの美容室に来ています。

今でこそ会話は問題なく行えるようになりましたが、最初は聞き取ることも難しくて、電子辞書を片手に大変でした^^;

コンデイックあたりですとパーマ+カットで20,000ウォン程度(約1,600円)からありますが、カンナムという土地柄か夜の商売の女性達が多く来られるのとセレブが住む地区なので、値段はコンデ周辺の倍くらいします。

夜のお嬢様方は簡単にセットだけ済ませるのですが、これが毎日だということで、これはこれで大変なんだな~と思いました。
私は数少ない男性の客なので、若ければちやほやされるのでしょうが、アジョシではね~[もうやだ~(悲しい顔)]

さて、カンナムからバスと地下鉄を乗り継いで、ホンイク大学のある2号線ホンデイックまで行きます。
ここから歩いて10数分のはずだったのですが、路に迷ってしまい・・・30分近くウロウロしてました。
やっと探し出して・・・[わーい(嬉しい顔)]


これが外観です。

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Twitterで「ソルラル明けの日曜日は混んでいるでしょう?月曜日はどうですか?」と聞いたところ、「月曜日は大丈夫です」とのフォローがあり、今日の訪問と相成りました。

店内には韓国人女子大生3人組だけ。
しか~~し、何やらカウンターの近くでゴソゴソと動いている人を発見。
女性です。そしてこの方は日本人。。。
ドラマ撮影時の写真が飾ってあるのですが、それをデジカメで撮っていたのです^^;

そして次から次へと訪れる日本人。その全てが女性です。それも皆さん若い[ぴかぴか(新しい)]

そんななかでsaraheは、少し浮いた存在でしたね・・・たぶん。

店内にはドラマに出演した俳優さん達のサインが、写真とともに飾られています。その数・・・20枚ほど?
これが店内の写真です。日本人が来る前に撮ったもの^^

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壁には夥しい数の落書きが・・・

ですから韓国語で「낙서 하지마세요(落書きしないで)」と書いてある紙が張ってありました。

私が頼んだのは「カフェラテ」。最近はどこでもこればかり。
でも・・・高い[がく~(落胆した顔)]ラテが7,000ウォンだった。。。
場所代とか有名なドラマの撮影場所だとか、そういったものが加味されるのは分かるけれど、それにしても「高い!!!」

貧乏な留学生は、どうしてもこの金額で食べられる食事を考えてしまいます。
スンデクッパッは5,000ウォンだし・・・
学食の定食は2,500ウォンだし・・・
クリスピークリームドーナツのオリジナルは1個1,000ウォンだし・・・

まあ、仕方ないか。カフェラテはこんな感じで出されます。可愛いですね。

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店内には日本人観光客やsarahe同様留学生が多く、それも皆女性ですからね、居心地が悪くてね~~
お尻がモゾモゾしてくるようで、15分くらいで引き上げました。
やはりオジサンの来るところではなかったです、ハイ。




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설날 (旧正月)の朝・・・떡만두국(アジュンマ特製)を食べる [留学]

韓国の旧正月설날(ソルラル)の連休が、昨日から始まった。今年は2月5日・6日が土日に当たるため、2月2日から5連休とするところが多いようだ。

下宿生は私を除いて皆実家に帰省しており、下宿にはアジュンマのお孫さん達が来て賑やかだ。
そしてアジュンマが「saraheさん、私の特製の떡만두국(韓国風お雑煮)を食べなさい」と、今日の朝食時に出してくれた。
떡とあるからお餅が入っており、そして만두が。これは大きなもので、自家製だ。

作り方はこうだ。

①最初に만두を大きな鍋に入れて煮る。만두の中には刻んだキムチ、ニンニク、その他名前が分からないのもがたくさん入っている。日本の餃子の3倍くらいの大きさだ。

②떡を斜めに薄く切り、만두が入っている鍋に入れて煮る。

③ネギと海苔を刻んだもの、ゴマを入れる。

④順序が逆になったが、スープは牛の足の部分をじっくり煮込んだ白濁のスープだった。これはソルロンタンとかと同じだろうか?これにカンジャン(自家製の醤油・独特の味で日本ではお目にかかれない)を入れる。何しろ最高に美味い。

これが出された「떡만두」だ。

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そしてセンソンクイ。焼き魚。アジュンマにこの魚の名前は?と聞くと、発音からは「コッタリ」と聞こえました。「コッ」は人間の「鼻」を指さしていました。でも辞書で調べると載っていません。
味は「アマダイ」のようでした。これがまたウマイ!!!!!
焼く時に表面に薬味のようなものを付けたり乗せたりしていました。

これです。

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そしてアジュンマが出してくれたのが「シッケ」。お米で作った飲み物だ。冷たくて甘くてウマイ。少し辛いマンドゥによく合う。

テーブルに並んだsarahe用に出してくれたもの。

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ハラボジとアジュンマの息子達は、先祖のお墓に墓参りに行ったとのこと。ソウルからは少し遠いと言っていたが、早朝に出て帰って来たのが3時過ぎた頃だった。

韓国を離れる日まであと8日。最後にソルラルを迎え、アジュンマ手作りの韓国風お雑煮を食べることが出来、本当に幸せだ。

韓国で食べた味、特にスープ類の作り方を聞いたのだが、如何せん味付けに必要なカンジャン(醤油)とテンジャン(味噌)は自家製なので、味の再現はちょっと難しいかな~

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ハンガンも凍結する寒さが少し緩む [留学]

ソウルの今年の冬の寒さは、半端ではない。韓国人も驚くほどの寒さだ。
ソウルを南と北に分けるハンガン(漢江)は、約30年ぶりといわれる全面凍結したままだ。最低気温が-18℃~-20℃と一番厳しかった先月中旬以降、ハンガンは全面凍結したままだ。

それがソルラル(旧正月)を迎える連休前から、急に寒さが緩んできた。
昨日も今日も、最低気温が-6℃~8℃と10℃程度も暖かい。日中はマイナスではなく、プラス2℃とか3℃になった。

そんな1日、散歩がてらハンガンまでデジカメを下げて行ってきた。

下宿があるのがカンジン区ファヤン洞、地下鉄7号線のオリニテゴウォン(子供大公園)から歩いて10分のところだ。
そこからクイ洞サゴリを通ってトンソウルバスターミナルの東を歩くと、オリンピック大橋に至る。

今日からソルラルの5連休が始まったので、市内の道路は空いている。
ラジオを聞きながら歩いたが、高速道路情報では渋滞が酷いことになっていた。
ソウルからプサンまで通常であれば4時間半だが、今日は8時間~9時間ほど掛かっていた。
普段の倍掛かっている勘定だ。そして「簡易トイレ」のCMが流れていた^^;

さて、この写真はオリンピック大橋から眺めた全面凍結したハンガンだ。東側、九里市方面を向いて撮ったもの。

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これは高速道路。金浦空港方面だが、市内はどこもこんなに空いている。普段は渋滞しているのに・・・

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カンナム(江南)にあったもの凄く大きな病院。ハサン 病院(하산 병원)と書いてあった。

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今度は川下、西側を撮ったもの。面白いものがあった。凍結した川に書いてあった落書き「사랑해요(愛してます)」見えますか?

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写真の右側がトンソウルバスターミナルだ。鉄橋を走る地下鉄2号線。

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下宿近くにあるオリニテゴウォン(子供大公園)。
アシカ???  天然の氷が浮かんでいる。

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こちらはシロクマ^^

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公園入り口で売られていた綿菓子。こんな容器に入ってた。正月バージョン。

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明日はソルラル当日だ。下宿にいるのは私一人だけ。他の下宿生は、皆故郷に帰っている。
アジュンマがこの下宿名物の「설날 떡국(正月用雑煮)」を作って食べさせてくれるとのこと。
楽しみだ^^



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ほのぼのカフェ~ソウル/コンデイック [徒然]

昨日は日本人留学生2人と一緒に、コンデイック駅の近所にある순대국밥の美味しい店で、食事をしました。彼女達も私と一緒に、建国大学語学堂で韓国語の勉強している仲間です。1人は私と同じく2月に帰国をするのですが、もう一人の方は数カ月韓国に留まり、今度は英語のスクールに通う予定とのこと。日本語を教えるアルバイトをしながら・・・

食事後は「コーヒー飲もうよ![喫茶店]」と。。。
「素敵な店知っているから」との言葉で、その店にGO!!!
寒~い寒~い[雪]中を歩くこと15分。
ややこしい所にあったので、記憶が定かでなく・・・

でも、今日の授業が終わった後、店探しを兼ねて周囲を歩きまわりました。そして・・・やっと発見[わーい(嬉しい顔)]

韓国と言う国は、本当にカフェの多い国だと思います。
1ブロックに幾つあるのだろうか???
こんなにたくさんあって、お客さんは来るのだろうか・・・などと余計なことを考えてしまうほど。
多くのチェーン店が入り乱れて。

そんななかでこの店は、本当にほのぼのとしていて、店員の女性のサービスも接客態度も日本的と言えばよいのか、韓国で普通に見られる寒々としたぶっきらぼうなものとは一線を画すお店だったのです。
店の作りや内装も素敵だったし[ぴかぴか(新しい)]

店の構えはこんな感じです。Woody...女性が好みそうな雰囲気が漂う。

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入口のすぐ横には雪だるま[雪]とMINI[車(セダン)]

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店内もWoody・・・
そして観葉植物とちょっとした気の利いた小物が^^

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夏にはなかったという(当り前だけれど・・・)ストーブが・・・
本当の薪ストーブです。横に積まれている薪を燃やしています。薪の燃える匂いが心地よい。
無機質で咽喉に悪いエアコンではなく薪ストーブ。懐かしさが。。。

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このお店は1階と2階があって、2階がお薦めです。2階の一部は、靴を脱いでカーぺット敷きの造りになっています。ボリュームを落とした音楽が掛かっており、時間を気にせずゆっくりと過ごせるスペースです。
今日もここでカフェラテを飲みながら、2時間ほど本を読んだり留学生とムンチャしたり^^
帰国まで10日程となったこの時期に教わったこの店。もっと早く知りたかった・・・

私がいつも飲むカフェラテです。こんな可愛いカップに入れられて出てきました。

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明日の晩ご飯は、3級の時に同じクラスだった中国人女子留学生2人と一緒に食べる予定です。
明日の授業が終わればソルラルの連休に入ります。2/2-6までの5連休です。私は下宿でソルラルを迎えます。
下宿のアジュンマが、特製の떡국(日本で言うところのお雑煮)を食べさせてくれると言っています。
とても楽しみです^^
ソルラルの連休は、比較的穏やかな天候との予報が出ており、散歩がてらハンガンまで歩いて行こうかな~と思っています。

*荷物の整理を始めていますが、何故こんなに荷物が多いのかと思うくらい、とんでもないほどの荷物です。
これでは妻に来てもらいますが、1人20kgまでという手荷物の重量オーバーは必至です^^;



お店の名前: CAFE 4B
住所:ソウル市カンジン区ファヤン洞 5-99 「서울시 광진구 화양동 5-99」
TEL:02-2205-5999


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選抜高校野球 初出場おめでとう 秋田県立大館鳳鳴高校  [徒然]

昨日は嬉しいことがもう一つありました。そうです、春の選抜高校野球[野球]出場校 21世紀枠で、実家のある秋田県北部の大館市から初めて「秋田県立大館鳳鳴高校」が選らばれました[わーい(嬉しい顔)]

秋田県から出場する高校と言えば、秋田商業・秋田高校・能代高校などの名前がすぐに上がります。
しかしながら県の北部、「北鹿(ほくろく)地区」からは今まで選抜はおろか夏の甲子園にも1度も出たことはありませんでした。

昨年秋の県大会でノーシードから優勝し、東北大会へ出て強豪の青森山田高校と死闘を演じ、惜しくも初戦で敗れてしまいました。しかし天は見離さずにいてくれました。21世紀枠として県の推薦を受けた後、東北地区の推薦校として残ったのです。しかし全国で3校しか選ばれない21世紀枠。やはり難しいかな~と思っていました。

それが昨日の午後3時過ぎ・・・ネットでNEWSを確認していたら・・・[ぴかぴか(新しい)]


秋田県立大館鳳鳴高校は設立110年を越える伝統校なのです。旧制大館中学(大中と呼んでいました)から新制の高校へと変わりましたが、文武両道・質実剛健の伝統は受け継がれています。
秋田県でも秋田高校・横手高校などと並ぶ進学校でもあり、ラグビー部なども強いのです(秋田工業には遠く及びませんが)

[雪]が深く積もった校庭で、甲子園出場の報を聞いて帽子を投げ上げる選手達。思わず涙がこぼれてきました。


私の親戚達の多くがこの学校のOBです。
従兄弟たちもみな鳳鳴高校出身です。昨晩日本にTELした時、妻から聞いた話では、早速甲子園に応援に行くスケジュール調整を始めているらしいのです。妻も当然応援に駆け付けると言っていました[わーい(嬉しい顔)]
私も行かねばなりません[新幹線]
京都に住んでいた7年間、妻は毎年のように秋田県代表校の応援に甲子園まで出かけていました。
野球が好きなのではなく、自分が生まれ育った土地の代表や応援に来てくれる生徒・父母・その他大勢の人達と、あの甲子園と言う特別な場所で一緒に過ごしたい、一緒に応援したいという気持ちなのだと思います。

甲子園常連校のような立派な室内練習場などありません。施設も県の財政状態が厳しいので、老朽化が目立ちます。それでも昔のような「雪国の学校」に見られたひ弱さはありません。
過疎化が進み大きな産業だった鉱業の衰退と林業の荒廃は、県北に住む人達の夢を削いできました。
そうした大館市民にも、とても嬉しく明るいNEWSとなったと思います。

私も2月11日には約1年の留学を終えて、日本に帰国します。
3月下旬から始まる選抜野球。仕事の調整を行なって、絶対に応援に行きます!!!

初めての甲子園、大舞台で緊張するなと言っても難しいでしょうが、普段着のプレーを心掛けて欲しいと思います。欲を言えば・・・1勝かな[るんるん]
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昨日の出来事 [留学]

昨晩は他のブログで知り合ったソウル在住の韓国人男性と、私が留学している大学近くの店で、カムジャタンを食べながらマッコリを呑んで楽しい時間を過ごしました。

彼とは私が留学する前からブログではコメントを交わす仲でした。留学したら必ず会おうと言っていたのですが、数回約束をするもいずれも直前に風邪をひいたり都合が悪くなったりで、今回日本に帰る前でしたが漸く会えることが出来ました。

携帯電話のムンチャでしか連絡を交わしたことがないなかで、待ち合わせの場所でちゃんと会えるか心配でした。
どこどこでどんなものを持って待っているとか・・・
でも、お互いすぐに分かりました。これって直感???

昨日は金曜日。花金であるので、待ち合わせした地下鉄2号線コンデイック駅周辺は、もの凄い人の数。
学生&OLが圧倒的に多かったような気がしました。

事前にカムジャタンが食べたいとリクエストしたので、少し歩きましたが美味しいと言われるお店へGO!!!
さすがは人気店、広い店内は僅かに空席があるだけ。幸いにもそこへ座ることが出来ました。
早速カムジャタンの「中」とマッコリを注文。

彼といろいろ話しをしました。私の拙い韓国語をよく聞いてくれ、何とか理解しようと一生懸命だった彼。
彼も会社で日本語を勉強したとのことでしたが、昨日は1コト~2コトのみ日本語で話したきりで、あとはずっと韓国語で通しました。私の勉強も兼ねての配慮だと思います^^;

彼と私は共通の趣味を持っています。それはデジカメ^^
彼は私が持っているものより高価なCANON 5Dを持っていたのですが、旅行や出張時に持って歩くには重すぎるということで、新しいものに変えたとのことでした。それはカメラ&ビデオの機能を持つ物でした・・・羨ましい。

先週、北海道に遊びに行ってきたとのことで、その時の写真を見せてくれました。
函館・小樽・札幌・旭川・登別・・・
いずれも私も行ったことがあるところだったので、話しが弾んで・・・^^

彼の撮った写真を見ながら「この傍に〇〇があったでしょう?」とか「そこの店で〇〇食べた?」とか・・・


彼は日本が好きなようで、過去にも大阪・京都・神戸・東京・田沢湖に行ったことがあるとのこと。
仕事柄海外への出張も多いようでしたが、中国や香港・シンガポールなどが多くて、日本への出張はないんですよ~と悲しそうな顔^^;

私が日本に帰った後、日本に遊びに来る時は必ず連絡をすること、私が横浜の街を案内するからとの約束をしました。
そしてe-mail アドレスを交換して。
最後はカフェでコーヒーを飲んでまた話しをして・・・
2時間半なんてあっという間に過ぎてしまいました。
話したいことを何とか理解してもらおうと、一生懸命になっている自分を時々感じました。
普段の授業では見せることのない姿だったかも・・・

外は強烈な寒さで手袋をしているのに手がかじかむくらい。でも、下宿に帰って来ていろいろと思いだしていると、こころが和んでくるのが分かりました。

また日本あるいは韓国で会いましょうね^^

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