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最近嵌っている本 [読書]


最近好んで読んでいる本があります。
ジャンルとしては、ミステリーなのですが、これがなかなか面白くて辞められないんです。
先週は金沢に出張だったのですが、行き帰りの列車のなかでわき目も振らず会議の資料もそこそこに、本を読んでいました。

著者は「海堂 尊(かいどう たける)」という現役の勤務医です。
医療現場で引き起こる事件を題材にしていて、少し間抜けだけれど人間としては温かみのある医師 田口と、厚生労働省の凡そ官僚らしくない型破りだが仕事は出来る白鳥とのコンビで事件を調査していく。

最初に読んだのが「チーム・バチスタの栄光」。
第4回「このミス」大賞の受賞作です。

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文庫版が出ているので、上・下それぞれ500円と手頃な値段。

この作品は映画化やTVドラマ化されているので、ご存知の方は多いと思います。
主人公の2人は対照的な性格の人物として捉えられていますが、お互いの不足している部分を補っている最高のメンバーです。
「バチスタ」とは心臓外科の術式の一つですが、従来は心臓移植しか方法がなかったものが、この方法を採用することで移植が禁じられている子供への治療が可能となったのです。

よく「神の手」などと称される「心臓外科医」や「脳外科医」のなかで神業のような手術が出来る医師。
その多くが海外で経験と技術を積み、日本に帰ってくるというパターンが多いようです。

そして今読んでいて、もうすぐ読み終わるのが「ナイチンゲールの沈黙」という本です。

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海堂さんは勤務医なのですが、執筆のスピードは3ヶ月に1作品という早業。
勤務医の労働環境はとても厳しいものがあるなかで、作品を生み出すこのスピードは信じられないものです。
どうやって執筆に必要な時間を生み出しているのか・・・
一度聞いてみたいな・・・

来月の7日には新作が発売されます。
「イノセント・ゲリラの祝祭」という題名です。
こちらは文庫版ではないので1,575円なんですが、予約段階で凄い数字だそうです。
私も予約しました^^

秋の夜長はやはり「読書」です!

でも、読んだ端から忘れていくので・・・妻は「それは読んだうちに入らない!」と・・・
お説ごもっともです(^^;



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sarahe

makiさん、Niceありがとう!!!
by sarahe (2008-10-21 21:51) 

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