JR東日本 大人の休日倶楽部で帰省 [国内旅行（東北）]
JR東日本の「大人の休日倶楽部」って知ってます？
JR東日本の回し者ではないけれど、この会員になって初めて利用したらすごく得した気分になった。
50歳以上の人なら誰でもOK。
年会費は初年度無料で、次年度から2,500円だったと思うが・・・。
そして今回利用したのは、「大人の休日倶楽部会員のパス」。
季節毎に年4回の期間限定ではあるが、3日間 12,000円で乗り放題のトクトクきっぷだ。
JR東日本管内なら東北・上越・長野・秋田・山形新幹線OK。6回まで指定券が取れる。北は津軽海峡線を利用して函館まで利用可能。
今回は7月4－6の3日間を利用して、秋田の実家に妻と一緒に帰省した。
東京から盛岡までは東北新幹線を利用し、盛岡で途中下車して次男と蕎麦を食べた。
この蕎麦屋さんは盛岡のそば処「東屋（あずまや）」という店だ。
盛岡駅から地下道を通って東口に出たらすぐのビル2階にある。盛岡に行くと、必ずここでそばを食べる。
創業が明治41年、南部城下の下町情緒を色濃く残す所に店を構えて3代目。
今では本店、大手先店、盛岡駅前店の3店舗を有する。
盛岡と言えば「盛岡冷麺」が有名です。そして「わんこそば」も有名。
この「東屋」では「わんこそば」も食べられます。大きなお盆には一口で食べられる量のそばが、お椀に乗せられていて、客の傍らに立って食べたらすぐにお椀に入ったそばを客のお椀に入れる。
7月4日昼過ぎに入ったら、大学生らしき30人ぐらいの団体が、わんこそばに挑戦していた。
我々も食べたかったが、次に乗る列車の時間まで50分足らずだったので、私は「鴨なんばん（熱いもの）」を妻はとろろそばを頼んだ。
↓ 「鴨なんばん」
鴨の肉は柔らかく、肉から出た脂が旨味を引き立たせる。以前、makiさんのブログでも「鴨なんばん」だったか美味しいそばを紹介されていたが、私が「鴨なんばん」を注文したのも、多分にその影響かもしれない。
次男と久しぶりに会ったが、幾分痩せたようだ。
仕事は結構ハードらしく、新入社員は厳しくトレーニングされているらしい。
父は帰り際、そっと小遣いを渡す。（妻に見られないように）
さて、次に乗る列車はJR花輪線だ。この線は大更（おおぶけ）から秋田県北部の大館駅までの単線だ。
盛岡駅から大更までは、第3セクターが運営する「いわて銀河鉄道線」を走ることになる。
盛岡から大館まではJR花輪線と東北自動車道を走る高速バスがある。利便性と価格では、圧倒的に高速バスに歩がある。でも、今回はJRの切符なので、各駅停車の2両編成に乗る。所要時間は2時間半だ。2時間半と言えば東京－京都、東京－盛岡、羽田－キンポ、成田－インチョンと同じだ。
まあ、たまにはのんびりと車窓を眺めながらの旅もいいか・・・。
↓ この列車に乗る。
↓ 隣のホームには、銀河鉄道線の列車が止まっていた。
途中で眠くなった。本を読みながらウトウトしていたら、聞き慣れた名前の駅に止まっていた。
秋田県北部は結構蒸し暑かった。それでも朝晩は冷えるため、毛布を掛けて寝た。
実家の庭にはリンゴ、グミの木がある。リンゴは小さな実をつけていた。グミも赤い実をつけていた。
↓ そしてこれ何だか分かります？
東北では「ミズ」と呼ばれている山菜だ。
正式名称は「うわばみ草」らしい。根に粘り気があり、叩いてとろみを出して食べると美味い。
茎はサッと茹でて、生姜と塩でよくもんで食べる。酒の肴には最高。
2泊3日と慌ただしい帰省だったが、２晩ともに宴会となった。
2.7リットルの安いワイン、ビール、焼酎、日本酒・・・何でもこい！と最初は威勢が良かったが、途中で記憶がなくなり翌朝はベッドに寝ていた。
帰省するといつも集まってくれる親戚。朝から酒を出し、肴を食べながら飲む。
朝飯を食べる前に、もう酒を飲みだすのだ。これが普通のスタイルらしい。
「ママ食う前に まんず酒飲め！」とくる。
最初は戸惑ったが、今では自ら率先して準備する。
今日横浜に帰る日なのに、朝から酒飲んで酔っ払って・・・案の定翌日の入浴介助は悲惨だった。
でも、留学前にもう一度帰りたい。
☆東屋駅前店 盛岡市盛岡駅前通8－11 019－622-2230
おお～イイですね～～大人の休日倶楽部っていうネーミングが良い！
何だか雀翁さんも喜びそう～～あっ、何の根拠もございませんが！(~o~)
でも、関西の人間にとってはJR東日本は馴染み薄いですが・・・
きっと、西でも似たようなのがあるのでしょうね。
ただ、新幹線にしても列車の旅は少なくなりました。
第１には時間ですし、あの列車特有の揺れも苦手なもので～(>_<)
ところで、秋田の実家ということは、大トラさまのいらっしゃる！？
さぞかし賑やかだったのでしょうね～～
でも朝から酒飲んで酔っ払って～～って、さぞかしプンプンしてるのでは！？
何だかこちらまでにおいで酔いそうですよ～(＠_＠;)
by collet (2009-07-12 15:27)
大人の休日倶楽部、よいですね～。
残念ながらまだ入れません。
３日で１２０００円は安い！
うちの鉄夫がうらやましがっています♪
JR花輪線に乗りたいみたいです。
ミズという山菜は知りませんでした。
食べてみたいです。
by kaotan (2009-07-12 16:36)
ネーミングが良いでしょう？吉永小百合がCMに出ているんです。
JR西日本にも似たようなものがあると思いますが・・・。
colletさんは列車の揺れが苦手ですか？
時間的に余裕があれば、列車の旅もいいものだと思いました。が、colletさんが行かれる岡山県北部の温泉地などは、列車では不便ですね。やはり車になると思います。
大トラは元気でした（苦笑）
親戚を含めて20人近く集まってくれたので、それはそれは賑やかでした。
大トラも上機嫌で・・・＾＾；
あちらでは朝から酒を飲みます。義父も酒好きですし、義弟も好きですし・・・飲んでは寝て、温泉に入ってはまた飲んで・・・帰る頃には「酒疲れ」です。
by sarahe (2009-07-13 11:58)
kaotanさんはまだ会員になれないのですか・・・。
この3日間乗り放題 12,000円の他にも、魅力的なパスがあります。
「2日間乗り放題 ツーデー・パス」・・・新幹線は郡山、越後湯沢、上田までは特急券を買えば乗れますし、普通列車はその範囲内であれば乗り降り自由です。これが通常5,000円⇒3,500円になります。利用期間は7月20日～8月31日までの毎日と9月の土日です。
それと1日乗り放題の「ホリデー・パス」通常2,300円⇒1,000円とお得です。
花輪線には十何年振りかで乗りました。今までは殆ど車で帰っていたし、新幹線＋高速バスや池袋からの夜行高速バスを利用することが多かったですから。
2両編成で4人掛けのボックス席と通路の反対側には2人掛けのボックス席があるんです。昔とは変わってました。
2時間半は乗り応えがあります。快速が1日1本走っていますが、タイミングが合いません。
十和田湖や八幡平へ行く時に、花輪線を使って「陸中花輪」で下車してバスを利用すると良いと思います。八幡平の紅葉は、白神山地のブナの紅葉とともに、私は日本一だと思っています。
ご主人と是非！
by sarahe (2009-07-13 12:24)
＞「ママ食う前に まんず酒飲め！」
いいですね。「大人の休日倶楽部」を使っての旅行にはピッタリのコンセプト．．．でも２日続けてはちょっときついような．．．
長い間グミを味わっていません。秋田、素敵なところですね。
by 雀翁 (2009-07-13 12:49)
雀翁さん秋田弁はすごくこころを和ませてくれます。
それは秋田弁を理解できてからです。我が家では妻と話しをする時は、秋田弁で話をします。
私も最初は違和感を感じながら話をしていたので、妻に言わせると「外国人がおかしな日本語を使って話しをしているようだった」とのことです。
そういえば義弟のお嫁さんは新潟の出身なのですが、未だに秋田弁を話す時に、微妙にアクセントや発音が違うのです。聞いている方が、気恥しくなる感じです。
2日続けての宴会は、この歳になるとさすがに堪えます。
温泉に入ってアルコール分を飛ばさないとダメですね。
by sarahe (2009-07-14 21:23)
くらいふさん、NICEありがとうございます。
by sarahe (2009-07-14 21:24)