大学の先生から贈られたTOPIKのテキスト

7月の終わり頃、授業でTOPIK（韓国語能力試験）の過去問を解く時間があった。
私が留学している大学では、このTOPIK対策の授業がカリキュラムの中に盛り込まれている。この日は1日4時間の授業のうち、半分の2時間をこの過去問対策に充てていた。
私は聞き取り問題が苦手で、この試験もどきの授業は本当に疲れる。
授業が終わって学食で昼食をとろうとしたけれど、心身ともに疲労困憊状態であってそのまま下宿に帰った。

この授業に先生が持っていたテキストが気になった。ただ、持っていたテキストは中国語バージョン。クラスの12人中10人が中国人留学生であるため、やはり中国語バージョンを持って来ているようだ。先生に「日本語バージョンはいつ頃出ますか？」と質問すると、「チュソクが終わった頃には出る予定」とのこと。
「出版されたら連絡をお願いします」と言っておいた。

チュソクもとうに終わって10月の授業の初め頃、先生からTELがあった。「saraheさん、TOPIKのテキストだけ
れど、ようやく出版されました。明日の授業が終わったら、講師室まで来てください。30％オフで買えるから」との話だった。
何故30％オフか良く分からなかったが、翌日講師室を訪れると先生が「saraheさんは留学生の中で最年長だし頑張っているので、これは私たちからのプレゼントよ」と言って、テキストを渡されました。

↓　これがそのTOPIKのテキスト。　「TOPIK必須文法　１５０　中級」



出版社は한글파크（ハングルパーク）。価格は21,000ウォン。日本からでも注文可能だと思う。（ハングルパーク
のHPから）あるいは韓国語のテキストを取り扱っているところへ問い合わせれば、購入できるはず。



このテキストの構成は、TOPIK中級で過去に出題された問題を分析し、主に出題される文法150個を選んで出題頻度の高いものから重要度別に分けて書かれている。
また、TOPIKの中級でよく出る他の文法への置き換えについては、このテキストできちんと整理されて書かれている。文法は表現目的別かつ出題頻度別になっており、効率的な学習が可能と思われる。

↓　テキストの目次







ページ数は430ページとすこし厚いが、字の大きさも見やすいようになっている。また、巻末にはポケットブックといて掲載されている文法をまとめたものが付いている。持って歩くのに便利だ。


これが先生が書かれた「サイン」



後で分かったことだが、このテキストは私が通っている大学の韓国語教育課程の先生3人＋ソウル大の先生１人＋이화여대の先生による共著だったのだ。
이화여대の先生はイデの出身だが、後の4人は全て延世大学　教育大学院　韓国語教育　修士だった。

頑張って勉強しなければ・・・

タグ：TOPIK 韓国語能力試験 TOPIK　テキスト TOPIK必須文法１５０

コメント 2

ワタシ、ナゾにテキスト好きなので、こういうの見たら欲しくなってしまします＾＾
でも買って安心しちゃうタイプなので、あまり開かないで終わっちゃりして、、
そこを反省して買ったテキストはちゃんと勉強しようと心に誓った次第。
by maki (2010-10-17 18:45) 

お買い上げください。
先生に印税が入りますから＾＾
私も買ったテキストがたくさん！数ページ開いただけのもあるし、最後までやったのもあるけれど、やはり途中でギブアップというかつまらなくなって止めるというものが多いな～。

このテキストは先生が私に「頑張れ！」と言ってくれたものなので、必ずやり終えるとこころに誓っております（今だけかも＾＾；）

by sarahe (2010-10-17 20:30)