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5月末の北海道~② [国内旅行(北海道)]


前日の晩は大変な目に遭った。義母が大トラに変身したのである。もともと酒にはめっぽう強く、さすがは酒処「秋田の人」と思っていたが、歳をとるとアルコールにも弱くなるようだ。「酒持ってこい!!!!!」の秋田弁(ちょっと表現が難しい)で、部屋からフロントへ何度もTELする。我々はフロントの人や厨房の人に「申し訳ない」と平身低頭する有様。当のご本人は、国会答弁よろしく「記憶にございません」と言い張る。
早朝からの疲れが出て、こちらは早く寝たいのだが・・・。
11時頃になって漸く「トラ」も眠くなったか、お猪口を畳の上に置いて横向きにドサッと倒れた。
やれやれ・・・[ふらふら]

翌朝5時から温泉に入れると聞いていたので、二日酔いで頭がガンガンするも風呂場に向かう。
5時過ぎだというのに、先客が3人もいた。
「単純硫黄泉」に入って汗とともにアルコール分を出す。
毛穴が開いたところで、薬湯に入る。強烈な匂いの薬湯であるが、これが効くのだろうと思って10分ほど入る。
水風呂と薬湯の往復で、アルコール分はだいぶん飛んだと思う。

朝食は7時半から1階の食堂でバイキング方式だった。義母はさすがに口にする量が少ない。それもそうだろう・・・あれだけ飲めば。番茶ばかり飲んでいる。

今日も良い天気だという天気予報に促され、8時半頃に富良野へ向けて留萌を出発する。無料の高速道路を滝川西ICまで乗って、その後道央道を南下して「滝川IC」で降りる。そこからは国道38号線を富良野へ向けてひたすら走る。途中石炭で栄えた「赤平市」を通った。

富良野は紫のラベンダー畑が丘一面に咲き乱れる風景が印象的だが、5月末ではまだ早くて代わりに「菜の花畑」が良いとホテルの人から聞いた。帰りに寄るとして、まずは「富良野=北の国から」という固定観念で、ドラマ撮影場所を訪れることにした。
最初は「五郎の家(石で造られた家)」だ。
ここでは200円の入場料を取られる。維持管理するのに費用がかかるのは理解するが・・・。

↓ 「五郎の家」の近くのタンポポの群生

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↓ これが「五郎の家(石造りの家)」。ドラマの様々なシーンが、頭の中に蘇る。赤い風力発電用の風車が目を引く。「純」の初恋相手「れい」の父親から作り方を聞いて、「純」が作ったもの。
「れい」ちゃん役の内田有紀・・・可愛かったな~[揺れるハート]

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↓ 五郎の家のなか。ドラマで度々登場した。

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そして東京から富良野へ来て最初に住んだ家がある。木造の小さな家だ。
「純」と「五郎」が交わした言葉が残っていた。

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家の内部には幼いころの「純」と「蛍」の写真や、五郎の写真が飾られていた。
このドラマが子役の成長とともにストーリーが展開され、それをずっと捉え続けてきた点で、画期的なものだった。

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↓ 五郎の家の手前にある駐車場からの眺め。「北海道」という感じがする。

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次に向かったのが「五郎の木造の家」だった。こちらは無料。
平日にもかかわらず、多くの観光客が来ていた。たぶんドラマを見たことのない年齢のカップルや、見たことがあっても2002年に放送された最後の「02 遺言」かな~という世代が多かったのにも驚いた。

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↓ 部屋のなかには幾つかの写真があった。

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かなり長くなるので、ここで前編を終了する。[わーい(嬉しい顔)]
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コメント 6

collet

す、すごい~~お母様、さすが秋田女ですね~(@_@;)
ところでsaraheさん、れいちゃんかどうか名前は忘れましたが、
純の初恋相手は横山めぐみじゃなかったっけ?
確か、内田有紀ちゃんは大人になってからの相手だったような?違うかな?
あっ、まあどちらにしても可愛かったけど~~(~o~)
by collet (2009-05-31 16:37) 

kaotan

富良野には数年前に行きました。
「北の国から」ファンなので結構感激しました!
頭の中をさだまさしの歌が流れます♪
↑そうそう。純くんの初恋相手はれいちゃんで横山めぐみさんですよぉ。
内田有紀ちゃんは最後のお相手でしたよね。

by kaotan (2009-05-31 22:17) 

sarahe

colletさん、義母は凄いです・・・大酒呑みです^^;
妻と付き合っていた頃、妻の実家に何度も行ったことがありますが、義父と義母ともに酒が滅法強く、土曜日の昼に独身寮を出て家に行くと、だいたい帰りは午前様かあるいは妻の実家で寝てしまうことが多かったです。
当時は大トラどころか「恐竜」並みでした。

そうです、れいちゃんは横山めぐみでした(反省)
結が内田有紀でした。どちらも可愛かったですね。

ロケ地巡りに多くの人々が訪れているということは、如何にこのドラマが人々に与えた感動が大きかったかを物語っていると思います。それにしても、倉本 聡という脚本家は、壮大な計画を持ってドラマを作っていったのですね。田中邦さんなんて、万年脇役から一躍主役の座を射止めたのですから、彼の演技の実力を見切っていたのでしょうね。
by sarahe (2009-05-31 22:58) 

sarahe

kaotanさんも行かれたのですね。良かったでしょう?富良野の大自然を見事に伝えていましたね。素晴らしい面も厳しい面も。
一度は閉館してしまう前の11月上旬、雪の降る時期に行ってみたいと考えています。

純の初恋の相手は「れい」で、横山めぐみでした。
そして最後に結婚する相手は「結」で、内田有紀でした。saraheの勘違いです(反省)この二人実際に結婚しましたが、結局離婚しましたよね。ドラマのようにはいかないということです・・・当たり前ですが^^;
by sarahe (2009-05-31 23:04) 

雀翁

「義母のオオトラ」、なんだか恐そうで、手に負えそうに無いですね...くわばらくわばら。


名前が出てこなかった横山めぐみさん、kaotanさんのコメントで見つけてすっきりしました。数ある純の恋物語の中でも、やっぱりれいちゃんとのお話が一番ぐっと来ました。れいちゃんが札幌へ発つ前の吹雪の小屋でのシ-ンなんて、ほんとうに胸をゆすられました。その後のしゅうちゃんとのお話もよかったのですが...(浮気もの!)。



by 雀翁 (2009-06-02 19:06) 

sarahe

この親にしてこの子あり。妻も酒には滅法強いのです。独身時代、二人で街に飲みに行くと、だいたい私が先に潰れて、妻にTAXに乗せてもらって寮に帰ることが多かったです。

でもこのオオトラ、涙脆くもあるんです。その豹変ぶりがまた恐ろしく、その後に必ず揺り戻しがあって、最初の頃はオロオロしてました。

ああ・・・れいちゃんとの吹雪の小屋でのシーン、思いだします❤
よかったな~~
by sarahe (2009-06-03 00:16) 

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