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大腸内視鏡検査を受ける [徒然]

先日、予約していた大腸内視鏡検査(CF)を受けて来ました。私の友人や後輩などが大腸がんに罹ったり、ポリープが出来ていて切除したりしていたからでした。健康診断の時に特段精密検査が必要との結果ではなかったので、予約した病院でも「どうしてまた?」という感じで捉えていたようです。

胃の内視鏡検査は敏感な咽喉を持っているため、私は絶対に無理だと思っていたのです。幸いにして今まで再検査を受けることも無くきましたが、もしそのようなことがあれば絶対に鼻から内視鏡を入れる検査を受けたいと思っています。

大腸内視鏡検査は、内視鏡技術の目覚ましい発達により、苦痛も少なくなったと言われています。それでも初めての検査であるため、前日から少し緊張気味だったようです。前日の食事は消化の良い物を食べること、夕食は午後7時までにとること、8時頃に下剤を飲むこと・・・こんな指示が出ていました。

検査当日、10人ほどが一緒に検査を受けるようでしたが、私が一番若くて皆さんは65歳以上で最高齢は82歳でした。最初に検査の概要を説明され、そして2Lの腸洗浄剤を渡されました。2時間で2Lをゆっくりと飲むこと、急いで飲むと効果は半減すること、1時間ほどで便通が始まること、検査を受けられる状態は便の色で確認すること(胆汁の黄疸色がなくなり透明になること)、必ず看護師に確認してもらうこと等など・・・実に細かく説明されました。
10人のうち検査が初めてなのは、私ともう一人の2人だけで、他の8名は既に複数回受けている経験者でした。

冷たく冷やされている洗浄剤はアクエリアス+塩の味がして、最初は良かったのですが段々と塩味が鼻について、最後の方は本当に飲みにくかったです。その間、運動もして腸の活動を助けたり手でお腹をさすったりして、
便通を良くすることをしていました。1時間を過ぎるとトイレに行くことが増えてきました。でも、2Lを飲んでもまだ透明にはならず、追加でさらに500ccを飲む羽目に^^;
それでも10人中最初に検査を受けることになりました。
下着を全て脱ぎ検査着に着替えて検査台に仰向けに寝ます。大腸の緊張をとる鎮痙剤や苦痛を和らげるための鎮静剤を点滴で入れ、いよいよ検査開始です。

最初は内視鏡を大腸の先端十二指腸の下部まで入れます。S字結腸など曲がりくねっているところを上手に入れるのは、経験がものを言うみたいです。私の担当医は若かったようですが、技術の方はまずまずだと言うことでした(検査を受ける人のなかにこの先生の検査を受けた人がいて言っていました)。
鎮痛剤が入っているのですが、腸に空気を入れながら進めているので、お腹がとても痛くなることがありました。丁度ひどい便秘で何日も便が出ない時のあの強烈な腸の痛みと酷似しています。

先端まで入れると先生は私に「このモニターを見てください」と言い、内視鏡の先端に付けられているカメラの画像を見せてくれます。「ここが十二指腸の下部です」とか「ここが肝臓の上部です」とか「胃の下部です」「直腸」「結腸」「肛門」とか全部説明してくれます。人間の内臓の状態を初めて見たのですが、意外と綺麗でした。腸の襞みたいなものや胆汁なども見えますし、自分のというより他人のものを見ている気がしていました。
先生は「特段問題はありません。特に気になることはありますか?」と聞きますが、「特にありません」と答えるのみでした。
ポリープがある可能性大と思っていたのですが・・・大丈夫でした。

検査時間は20分程度だったようです。看護師に両脇を抱えられてベッドまで移動し、そこで点滴が終わるまで、そして朦朧とした状態が無くなるまで休んでいるようにと指示を受けました。検査台から降りることさえ自分一人では出来ない程焦点が合わないし、身体がふらついていました。

留学を前にして幾つかの検査を済ませておこうと思い、この検査と腹部エコーを受けるようにしたのです。通常の健康診断では腹部エコーは含まれません。以前は人間ドックを受けていたのですが、通常の健康診断項目が充実し、また人間ドックを受ける際の差額支払い額が大きくなるなどの変更が加えられたので、ここ3年は人間ドックを止めて会社が実施する通常の健康診断を受けてたのです。
もう何年前になりますか~腎臓結石で1カ月ほど入院し、破砕術で石を砕く手術を受けました。1cmほどの石が2個と8mmと6mmの石がそれぞれ1個あり、6mmの石を除いて破砕は成功しました。残る6mmの石がどうなっているか、それを確認するための腹部エコーなのです。

妻曰く「あなたのように色々な物をバクバク食べれば、石だって何だって出来るわよ!」と。クロックナ~。

留学の準備は着々と進んでいます。気がかりな点は円が相対的に安くなってきたことです。ウォンに対しても安くなり、今では1万円=118000ウォン程度かな~。昨年の3月は160000ウォンだったのに・・・。この差は大きいです。費用にモロに影響します。韓国が利上げしたら、それこそもうアウトです。日本は景気が回復途上にあるため、金利を低く抑える低金利政策を継続しなければなりませんから、この先も金利が高い通貨へ資金が流れることになり、円が安くなる傾向に拍車がかかるかもしれません。

競馬で桜花賞を取るぐらいでは焼け石に水・・・^^;
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コメント 2

collet

留学の準備も順調なようですね。
それにしても、何も異常がなくて良かったですね~
あとは腹部のエコーですか・・・
石は出来やすい人とそうでない人があるそうですが、
そちらも何事も無きことをお祈りしてますね。
by collet (2010-04-16 13:31) 

sarahe

colletさん、こんにちは。今日は寒いですね~。この陽気の激しい変化は、一体何なんでしょうか?本当に身体がもちません(泣)
colletさんが言われるように、石が出来やすい人はいるようです。体質らしいです。それも遺伝に関係するようなことも言っていました。私の場合は腎臓の中に石があって、それが少しずつ動いて痛みがあったのですが、尿管結石のような激痛ではなかったのです。幸いでした。
その代わり破砕できない石は、腎臓に残ったままになりましたが・・・。
それでも5mm前後の石が出てくる時は、激痛でしたが^^;

向こうへ行っている間は国民保険に加入しますが、出来たら何事も無く過ごしたいので、今のうちに調べるだけ調べておこうと。

留学目前での円安、これは痛いパンチです。一頃の25%ほどダウンしているので、その分持ち出しになってしまいます。計画が崩れ去るのか・・・
アルバイトやらないと生活できないかも(涙)
by sarahe (2010-04-16 15:19) 

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