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生きていてくれてよかった [徒然]

震災以来連絡が取れなくなっていた韓国留学時の友人。先日、やっと本人から無事で避難所で避難生活をしていると連絡がありました。
あぁ、生きていてくれたんだ。本当に良かった。
心配で心配で仕方が無かったけれど、ほっとしました。と同時に、まだ行方が分からない多くの人達のことを思う時、悲しさがこみあげてきます。

避難している彼女が語る避難所の状況は、少しずつ改善されているとのことです。
当初は1日に食べることが出来るものは、おにぎり1個だったようです。翌日はパン1個とおにぎり1個。しかし、3日目は食べるものが無くなり、1日何も口にできなかったとのこと。
家々に保管していた災害時の非常食糧を探していたようですが、津波で家々が流されたり押し潰されたりしたために、非常食糧も見つけることが困難と言います。

今回の震災が地震だけではなく、大きな津波による被害が輪をかけたと言います。
仙台市では海岸から10kmも溯って津波が押し寄せました。こんなことは考えてもいなかったことです。
このような自然災害を思う時、人間の想定をはるかに超えるエネルギーが生ずることを目の当たりにし、今後どのような対策を取れば良いの分からない、そんな無力感を感じます。

今回の規模の地震が首都圏の直下で起こったならば、その被害は想像するのも恐ろしいものになるはずです。


そして福島の原発事故。この施設は首都圏に住む人々に電力を供給するために造られたものです。福島県民のための施設ではありません。彼らは東北電力から供給を受けているからです。
原子力発電はクリーンエネルギーのなかでも、その発電効率や規模から見て筆頭に挙げられるべきものです。
風力・太陽光・水力・バイオマスなどクリーンエネルギーの発電方法はありますが、原子力にとって替るほどのものではありません。

今回の事故を契機に、世界中の原発の安全基準や非常時の対応などが再検討されるでしょう。
自国のみならず、他国へいや、地球規模での環境への影響を生ずる原子力発電について、我々国民一人一人が関心を持ってしっかりと見ていく必要があります。
政府や電力会社、一部の大物政治家などに仕切られることなく、我々が、我々の、世界の人々にとって十分な安全性を担保出来うるものなのかどうか、見守っていくことが大切です。




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プロ野球 セ・リーグ開幕強行に思う [徒然]

セ・リーグは選手会が延期を求めていた開幕を、予定通り今月25日とすると発表した。パ・リーグは来月12日に開幕とするなど、延期する事にしていた。
セ・リーグのなかでも読売球団の「ナベツネ」は、「リーグ開催が被災者を元気付ける」と強く主張し、選手会側の延期要請を突っぱねた。

この報道を聞いて、違和感を感じた片は多いのではないだろうか?

案の定、文科省からクレームが出された。「計画停電で首都圏を初め甲信越の多くの地域で、住民達が電力不足に協力する為にロウソクを点けて凌いでいる。そのような中で煌煌と明かりを点けてナイターをやるというのは、耐え忍んでいる多くの人々のことを考える時、いささか不適切で如何なものかと言わざるを得ない」と。

文科省のこのコメントは、しごく当然のものと思いますし、選手会側が要請した開幕延期は妥当なものと思います。

被災者のことを考える時、復興へ向けての勇気と希望を与えることは、極めて大切な事と思います。
そして、「プロ」である彼らのプレーによって、励ましを与える事が出来るのも事実でしょう。特に子供さんはそうかもしれません。
しかしながら、東北楽天イーグルスの本拠地は被災し、使用できるまでにはまだまだ多くの時間がかかるといいます。彼らの拠点の仙台市は被害が激しく、東北電力は東電と同じく計画停電実施を発表しています。
東電は首都圏1千万世帯以上を対象に、計画停電を実施しています。酷い時には1日に2回、6時間程度も停電します。
灯はローソク、情報は乾電池を使うラジオを使って得ます。
交通機関だって計画停電に伴って、予定の半分程度の運行しか出来ないことも多く、被害が大きい茨城県などは、未だに運行できない路線があるほどです。

このようななかで在京球団の「読売ジャイアンツ」 「ヤクルトスワローズ」「横浜ベイスターズ」「千葉ロッテマリーンズ」の本拠地グラウンドで、果たしてナイターをやってお客さんが来ることが出来るのか、試合が終わって自宅へ変えることが出来るのかという問題もあります。

Jリーグは試合を延期しています。
スケートの世界選手権も、東京での開催を諦めました。今、ロシアが代替開催地として、名乗り出ているようです。マラソンも延期するようです。

首都圏で電気を大量に消費するナイターの試合を強行する時、多くのファンが野球から離れていくことが懸念されます。「ナベツネ」を始めとしたセ・リーグの球団関係者が、現状の「空気が読めない」人々だとは思いたくありませんが、このまま強行突破をするようでは、遅かれ早かれ人々は離れていくでしょう。

開催延期によって営業収入が大きく減少しますが、その分は災害支援したと思えば良いではありませんか。

「常識人」たることを願っています。
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千葉から本日横浜の家族のもとに戻りました [徒然]

3月11日午後2時半頃、車で横浜から千葉県の東金市の病院に到着しました。叔母が先月緊急入院したので、私と妻が交代で見舞い・洗濯・家の管理など行なってきました。病室に着いて飲み物を買ってきた後しばらくして、もの凄い揺れが襲ってきました。病室は病院の3階、6人部屋でした。私は立っていられず、ベッドに掴まり揺れが収まるまでいました。

しかしながら、揺れはその後3回にわたって立っていられないほどの強烈なものでした。
電気は消えて、人工呼吸器の運転に支障が出ていることを知らせるアラームが、あたり一面に響き渡っていました。患者はみな蒼白でベッドに掴まっていました。

看護師は揺れが落ち着くと病室を廻り、患者の状態を確認して廻っていました。その後スタッフがヘルメットや懐中電灯、酸素吸入器、ボンベを持って走っていました。しかし、次々と起こる大きな余震に作業は滞りがちに。
揺れと揺れの間に、病棟からの避難指示が院長から出され・・・

エレベーターが動いておらず、3階からの避難は階段を使うしかないのです。私は叔母を背負い、階段を下りて敷地内の駐車場まで避難しました。看護師の方たちが下ろしてくれたベットのマットが敷かれ、その上に寝かせて毛布をかけました。その時にも大きな余震が次々と起こります。
すぐ近くの九十九里では津波がきたとの報告があり、もの凄く緊張しました。

1時間ほど待ってから、やっと病棟に戻ることが出来ました。やはり背負って階段を上がって・・・


停電で街は真っ暗。交差点には警察官が出て、手信号で整理していました。道路は大渋滞でした。
やっと叔母の家に戻ると、室内は荷物が散乱していました。高齢での1人暮らし。荷物は少ないのですが、それでも足の踏み場もないほど。真っ暗な中を懐中電灯で照らしながら、整理を始めて終わるまで3時間を要しました。電気・ガス・水道・・・全てストップ。寒くて毛布3枚掛けてました。強い余震が続くのと寒さで結局一睡も出来ませんでした。

その後JRの運転見合わせや計画停電などがあり、結局地震発生後6日目にして漸く横浜に帰ることが出来ました。車を置いたままで・・・
ガソリンがどこを探しても売り切れで、結局買えずに計画停電で70%で運行していた外房線・総武線・東海道線を乗り継いで。

実家のある秋田県大館市もひどい揺れで停電だったようです。連絡が全く取れず、心配しました。
やっと翌日になって、携帯メールが戻ってきました。

それよりも心配なのは、韓国留学を一緒にしていた、仙台市から来ていた友人との連絡が取れないことです。もう6日が経過していますが、未だに連絡が取れません。津波が海岸から10kmも遡って上がってきた地区です。
どうかどこかに避難していて欲しいのです。毎日、祈っています。

韓国留学中に下宿をしていた時に一緒に生活をしていた韓国人の友人から、先ほど確認したメールに4通安否を心配してくれたものがありました。すぐに返事を書いて返信しました。1年弱の間でしたが、語学の勉強だけでなく、よい友人を多く持てたことに涙が出そうでした。

被災地では医師の数が不足しているようです。原発の避難区域に当たっている南相馬市では、医師が真っ先に避難指示の区域を越えて出て行ったそうです。被災者や自分の患者を置き去りにして・・・

私の長男が被災地に入って医療活動を行なっています。DMAT(災害派遣医療チーム)の一員として活動しています。医薬品や医療機器が不足し、インフラが全てストップしており、かつ災害から時間が経過しているなかで、厳しい現実に直面しているのではないかと思っています。

日本国民はこの未曾有の災害を必ず乗り越え、世界にその姿を示すことが出来ると信じています。
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アカデミー賞受賞作品 「英国王のスピーチ」 [徒然]

日本に帰国後、初めて横浜の街に出かけてみた。目的は第83回米アカデミー賞受賞作品「英国王のスピーチ」を観ることだった。それも毎月1日を「ファーストデ-」として、1,000円で観ることが出来るのだ。横浜のみなとみらい地区にある、109シネマズMMでだ。

留学中は韓国映画ばかりだったから、本当に久しぶりの外国映画(韓国以外)だ。

当日は朝から冷たい雨が降る生憎の天気。
初回上映が10:00過ぎだったので、30分前に行けばギリギリ大丈夫だろうと思ったのがそもそもの間違いだった。
話題作を安く観れる特別な日は、朝からたくさんの観客を集めており、私が駆け付けた時には既に初回分はソールドアウトだった。そして、大蛇のような人の列。広いカウンター前のロビーを、埋め尽くしていた。

その次が13:10、次が15:45・・・

結局、50分ほど並んで、15:45からのチケットが買えた。
それまでどうしようか・・・
12:50から「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男」が15:15までやっている。それを観ようと一緒にチケットを買った。

10:40頃から12:50までをどうしようかと思案して、決めたのが美味しい「サンマーメン」を食べることだった。
「サンマーメン」の発祥の地は、横浜なんだそうだ。
あのトロリとしたあんかけが乗り、たくさんの野菜と小さく切った豚肉が適当に入っている。
私がみなとみらい地区や桜木町近辺へ行くと、必ずこのお店で「サンマーメン」を食べている。

お店の名前は「三幸苑(さんこうえん)」。JR・市営地下鉄桜木町駅から、野毛山動物園方面に行くと、5分ほどである。アーケード街にあるこれといって特徴のないお店。しいて言えば、赤い暖簾が掛かっていることくらいか。中国の方が店をやられているので、厨房とのやり取りは「中国語」だ。日本語の「発音」は、かなり怪しい。

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11時頃にお店に入ると、客は私一人であった。それでも、あとから続々と客が来る。やはり有名なんだ^^

注文したのは「さんまーめん」。880円也。
私はあんかけの上から、お酢と胡椒をかけて食べる。いつもこの形だ。
いつもながらウマイ

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韓国ではまともな「ラーメン」を食べることが出来なかったので、帰国後は家で食べるインスタントも含めると、1週間に4食ほど食べている。その結果は・・・折角痩せたその腹が、元のように膨らんでしまった。

さてさて、時間になり109シネマズMMへ戻った。「太平洋の奇跡」は竹之内 豊が主演だった。客の多くは中高年で、ご婦人が多かった。そして、最初から涙を流しながら観ていた。内容的にはまずまずかな・・・多くは語りません。

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そして「英国王のスピーチ」の時間です。いや~全席ソールドアウト。こんな状態で観るなんて、本当に久しぶりだ。コーラのLサイズを買って9番のスクリーンへ。

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第83回米アカデミー賞 作品・監督・主演男優・脚本の4部門で受賞した。
監督はトム・フーバー
脚本はデビッド・サイドラー
ジョージ6世役は主演男優のコリン・ファース
言語療法士役はジェフリー・ラッシュ
ジョージ・6世の妻役はヘレナ・ボナム・カーター

実話に基づいて書かれたものだが、現在のエリザベス女王の父ジョージ6世については、然程というか殆ど知識が無かった。但し、映画に出てくる人物はどれも聞いたことのある名であり、その当時にタイムスリップしてその時代を生きている不思議な感じがした。チャーチル、スターリン、ヒットラー・・・

主演男優賞を受賞したコリン・ファースの演技は素晴らしかった。「吃音」を上手に演じていて、時々自分がその状態になっているのではないかという不安にかられるくらいだった。
それといつも耳にしているのは「英語」といっても「米語」だったので、英国王室を舞台としている「クイーンズ・イングリッシュ」のその響きが、とても新鮮に聞こえた。コリン・ファースや妻役のヘレナ・ボナム・カーターは英国人俳優である。「威厳」をも感じさせる「ことば」だった。


また言語療法士を演じたオーストラリア人のジェフリー・ラッシュの演技が光った。「助演賞の候補」でもあった彼は、王室の威厳の中に「笑」を投げ入れる。
そして、ジョージ6世のこの「吃音」の原因を探っていく辺りは、こころの奥底に潜む無意識の世界に落とし込まれた「触れられたくないもの」を探すフロイトの精神分析の様だった。

この吃音の原因は父の厳格な性格、兄の奔放な性格とからかい、乳母による虐待やからかい等だったのだが、
これなどは今の時代でもこころに傷を負う原因である。難しいこと。。。

物語の最後に設定された「英国王のスピーチ」。それはヒトラー率いるナチスドイツとの闘いに向けて、全国民に、英連邦の人々に向けて、こころを一つにすること、厳しく辛い戦争を完遂するために国民の協力を求めるものだった。したがって、その内容は英連邦のイギリス王室の「威厳」を現わし、かつ国民の戦意を高揚させるものでなければならない。「吃音」に悩み、兄が突然王位から離れることにより自分が図らずも英国王に就くこととなった運命に戸惑い、そして「ナチスドイツ」との厳しい戦争に立ち向かわねばならない状況を前にするジョージ6世。

演説を終えて帰っていくジョージ6世に対し、BBC職員やチャーチルを始めとする閣僚達が拍手をする光景、そしてジョージ6世の妻と子供達が待つ部屋に入り抱き合う光景・・・
素敵なクロージングだった。

久しぶりによい映画を観たという感じがした。
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ほのぼのカフェ~ソウル/コンデイック [徒然]

昨日は日本人留学生2人と一緒に、コンデイック駅の近所にある순대국밥の美味しい店で、食事をしました。彼女達も私と一緒に、建国大学語学堂で韓国語の勉強している仲間です。1人は私と同じく2月に帰国をするのですが、もう一人の方は数カ月韓国に留まり、今度は英語のスクールに通う予定とのこと。日本語を教えるアルバイトをしながら・・・

食事後は「コーヒー飲もうよ![喫茶店]」と。。。
「素敵な店知っているから」との言葉で、その店にGO!!!
寒~い寒~い[雪]中を歩くこと15分。
ややこしい所にあったので、記憶が定かでなく・・・

でも、今日の授業が終わった後、店探しを兼ねて周囲を歩きまわりました。そして・・・やっと発見[わーい(嬉しい顔)]

韓国と言う国は、本当にカフェの多い国だと思います。
1ブロックに幾つあるのだろうか???
こんなにたくさんあって、お客さんは来るのだろうか・・・などと余計なことを考えてしまうほど。
多くのチェーン店が入り乱れて。

そんななかでこの店は、本当にほのぼのとしていて、店員の女性のサービスも接客態度も日本的と言えばよいのか、韓国で普通に見られる寒々としたぶっきらぼうなものとは一線を画すお店だったのです。
店の作りや内装も素敵だったし[ぴかぴか(新しい)]

店の構えはこんな感じです。Woody...女性が好みそうな雰囲気が漂う。

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入口のすぐ横には雪だるま[雪]とMINI[車(セダン)]

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店内もWoody・・・
そして観葉植物とちょっとした気の利いた小物が^^

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夏にはなかったという(当り前だけれど・・・)ストーブが・・・
本当の薪ストーブです。横に積まれている薪を燃やしています。薪の燃える匂いが心地よい。
無機質で咽喉に悪いエアコンではなく薪ストーブ。懐かしさが。。。

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このお店は1階と2階があって、2階がお薦めです。2階の一部は、靴を脱いでカーぺット敷きの造りになっています。ボリュームを落とした音楽が掛かっており、時間を気にせずゆっくりと過ごせるスペースです。
今日もここでカフェラテを飲みながら、2時間ほど本を読んだり留学生とムンチャしたり^^
帰国まで10日程となったこの時期に教わったこの店。もっと早く知りたかった・・・

私がいつも飲むカフェラテです。こんな可愛いカップに入れられて出てきました。

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明日の晩ご飯は、3級の時に同じクラスだった中国人女子留学生2人と一緒に食べる予定です。
明日の授業が終わればソルラルの連休に入ります。2/2-6までの5連休です。私は下宿でソルラルを迎えます。
下宿のアジュンマが、特製の떡국(日本で言うところのお雑煮)を食べさせてくれると言っています。
とても楽しみです^^
ソルラルの連休は、比較的穏やかな天候との予報が出ており、散歩がてらハンガンまで歩いて行こうかな~と思っています。

*荷物の整理を始めていますが、何故こんなに荷物が多いのかと思うくらい、とんでもないほどの荷物です。
これでは妻に来てもらいますが、1人20kgまでという手荷物の重量オーバーは必至です^^;



お店の名前: CAFE 4B
住所:ソウル市カンジン区ファヤン洞 5-99 「서울시 광진구 화양동 5-99」
TEL:02-2205-5999


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選抜高校野球 初出場おめでとう 秋田県立大館鳳鳴高校  [徒然]

昨日は嬉しいことがもう一つありました。そうです、春の選抜高校野球[野球]出場校 21世紀枠で、実家のある秋田県北部の大館市から初めて「秋田県立大館鳳鳴高校」が選らばれました[わーい(嬉しい顔)]

秋田県から出場する高校と言えば、秋田商業・秋田高校・能代高校などの名前がすぐに上がります。
しかしながら県の北部、「北鹿(ほくろく)地区」からは今まで選抜はおろか夏の甲子園にも1度も出たことはありませんでした。

昨年秋の県大会でノーシードから優勝し、東北大会へ出て強豪の青森山田高校と死闘を演じ、惜しくも初戦で敗れてしまいました。しかし天は見離さずにいてくれました。21世紀枠として県の推薦を受けた後、東北地区の推薦校として残ったのです。しかし全国で3校しか選ばれない21世紀枠。やはり難しいかな~と思っていました。

それが昨日の午後3時過ぎ・・・ネットでNEWSを確認していたら・・・[ぴかぴか(新しい)]


秋田県立大館鳳鳴高校は設立110年を越える伝統校なのです。旧制大館中学(大中と呼んでいました)から新制の高校へと変わりましたが、文武両道・質実剛健の伝統は受け継がれています。
秋田県でも秋田高校・横手高校などと並ぶ進学校でもあり、ラグビー部なども強いのです(秋田工業には遠く及びませんが)

[雪]が深く積もった校庭で、甲子園出場の報を聞いて帽子を投げ上げる選手達。思わず涙がこぼれてきました。


私の親戚達の多くがこの学校のOBです。
従兄弟たちもみな鳳鳴高校出身です。昨晩日本にTELした時、妻から聞いた話では、早速甲子園に応援に行くスケジュール調整を始めているらしいのです。妻も当然応援に駆け付けると言っていました[わーい(嬉しい顔)]
私も行かねばなりません[新幹線]
京都に住んでいた7年間、妻は毎年のように秋田県代表校の応援に甲子園まで出かけていました。
野球が好きなのではなく、自分が生まれ育った土地の代表や応援に来てくれる生徒・父母・その他大勢の人達と、あの甲子園と言う特別な場所で一緒に過ごしたい、一緒に応援したいという気持ちなのだと思います。

甲子園常連校のような立派な室内練習場などありません。施設も県の財政状態が厳しいので、老朽化が目立ちます。それでも昔のような「雪国の学校」に見られたひ弱さはありません。
過疎化が進み大きな産業だった鉱業の衰退と林業の荒廃は、県北に住む人達の夢を削いできました。
そうした大館市民にも、とても嬉しく明るいNEWSとなったと思います。

私も2月11日には約1年の留学を終えて、日本に帰国します。
3月下旬から始まる選抜野球。仕事の調整を行なって、絶対に応援に行きます!!!

初めての甲子園、大舞台で緊張するなと言っても難しいでしょうが、普段着のプレーを心掛けて欲しいと思います。欲を言えば・・・1勝かな[るんるん]
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兵役中に別れる恋人達 [徒然]

先日面白いことを知りました。
何となくサイトを眺めていたら、「韓国では兵役に行っている間に、約90%のカップルが別れる」と言います。[失恋]
ひぇ~~こんなことあってあるんだ~と・・・

その理由がまたなんとも恐ろしいのです。
「だって、待てますか?」だって・・・もう唖然[がく~(落胆した顔)]

ご承知の通り韓国の男子には、2年間の兵役が課せられています。
彼氏が苦しく辛い兵役に耐えている頃、彼女は「あ~ぁ・・・つまんないの。誰かいい人いないかな~」とか言いながら、カフェの窓から道行く男たちを物色しているのでしょう。

彼女が探す男性は、当然兵役を終えた人達です。ですから年齢は、24歳以上ということになります。
大学を休学して兵役に就く人が多いので、兵役を終えて復学したら彼女を最初から見つけなければなりません。

アジュンマ曰く「韓国では大体28歳~34歳位で結婚する人が多いのではないかしら」。「私は23歳で結婚したけれど・・・」と聞きもしないことを話しだすのです(例のごとく^^;)

この話を聞いた後で街行くカップルを見ると、「このカップルも破談になるか」とか「これはお互いがいい歳だから大丈夫かな?」とか思うようになりました。

大学の授業でよくこんな話を聞きます。
韓国人男性はどの国の人と一番結婚したがっているか?[揺れるハート]

①韓国 ②中国 ③日本 ④アメリカ ⑤フィリピン

皆さん、どう思われますか???

正解は・・・③日本人なんです

理由はこういうことらしいのです。

①日本人の女性は、男性に尽くす人が多い
②基本的に家事は女性がすることだと思っている
③旦那が稼いできたお金を、旦那自身が管理していても、文句を言わない人が多い


これを聞いていて「時代錯誤も甚だしい」と思い、先生に思わず「先生、こんなことは30年も前ならいざ知らず、今の時代誰がこんなことを考えていますか?」と言ってしまいました。
韓国人男性にはまだまだ男尊女卑の考え方が強いようで、これは若い世代にも言えることらしいのです。
そんな時代錯誤で甘っちょろい考えで結婚したら、すぐに離婚されてしまうし莫大な慰謝料を請求されるのがオチだと思うのですが。

あ~あ、本当にバカバカしい。

韓国に留学している日本人女性はとても多いのです。K-POPや俳優などに憧れて来る人が多く、そしてお決まりの韓国人男性とお付き合いをする。「韓国人のナムチン(ナムジャチング=彼氏)がいるのよ~」って自慢して・・・

皆が全部このような考え方をしているとは思いませんが、何となく腰の軽い女性が多いのも事実です。
2か月前と違うナムチンだよ^^; とかね。これは中国人留学生の女性にも言えることです。でも決定的に違うことは、中国人女性のナムチンは、中国人男性だってこと。

韓国人男性は中国人女性とは付合いたがらないようです←先生曰くです。


あ~ぁ・・・明日はTOPIK(韓国語能力試験)の受験日です。
過去問をやってみてますが、やはりとの点数が思わしくありません。
3時間半・・・キツイケレドガンバリマス[手(チョキ)]



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ごあいさつ [徒然]

今年は本当にいろいろなことが自分の周りで起きた年でした。
自分がなした結果であることも多かったのですが、それとともに日本の経済や政治が沈滞したり不安定だったりした結果として現れた事柄も多かったのです。

私はこの歳で初めて、海外で1人で留学という経験をしました。
そん経験も、残すところあと3カ月弱となりました。

この経験は、何物にも代えがたいものになるでしょう。

日本に帰ったら、少しずつ日記のようにして書き残しておこうと思っています。


皆さまも今年1年、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

来年も皆様方にとって幸多い年でありますよう、願っております。

私は年末年始もなく、授業と試験の毎日が続きます。
昨日までの2日間、風邪で学校を休みました。
その間雪も15cm程積もり、今日のソウルは久しぶりに青空が見えました。
寒いのですが、とても清々しい感じです。

それでは、最後にこの写真をお見せして・・・
少し小さいので、クリックしてもらえると大きくなるようです。
ポカラのサランコットから見たAnnapurna rangeの景色です。
Annapurna Ⅳは雲のなかでしたが、あとは綺麗に見えました。

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そしてポカラから一番間近に見ることが出来る聖なる山「Machapuchhre6993m」の姿です。

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ネパール旅行の夢 [徒然]

次の学期が始まるまで、2週間ほどの休みがあります。11/23-12/7までです。
これが韓国留学最後のパンハッとなりそうです。そこで、日本からだととても高くついてなかなか行けないネパールへ行ってこようかな~と考えています。
まだ思案中なのでどうなる分かりませんが、インチョン空港からタイ航空でバンコクへ行き、そこで9時間ほど待機すると翌日の10時半頃の飛行機でカトマンズへ到着です。現地時間で12:45分頃です。インチョンを夜21:20頃の出発なので、15時間程度の所要時間となります。

航空券と様々な税金を入れても、往復の金額が5万8千円ほどで済みます。日本で買うと航空券だけでも安くて7~8万円します。さらにオイルサーチャージ・空港税等を入れると、10万円近くになる計算です。
ですから、約半額でカトマンズ往復が出来るのです。

ヒンドゥー教と仏教が混合している国、多くの寺院があり宗教と生活が密接に係わっている国、ヒマラヤの懐に位置する国・・・どれもsaraheを魅了してやまないのです。

カトマンズ、パタン、ナガルコット、パシュティナート、ポカラ、サランコット・・・行きたい所が山ほどあります。
エベレストを眺める所までは無理にしても、せめてアンナプルナ峰は拝みたい。

今、大学は中間試験の真っ最中で、図書館で席を確保するのは至難の業。saraheは席確保のために、昨日と今日ともに下宿を7時には出なければなりませんでした。1回の予約で4時間勉強が出来ます。延長は可能です。これらは全てタッチパネル式のディスプレイを見ながら操作します。
最初の学期に図書館カードを作ってもらい、それを使用して図書館への入館管理をしています。

朝はそのディスプレイの前に学生が列を作って待っています。4台のディスプレイがありますが、それでも大勢の学生が列を作ります。

saraheもやっとの思いで席を確保し、先ほどまで勉強していました。でもね、このネパールの旅のことが勉強に集中させてくれないのです。
今日の勉強は4課分の総復習をやりました。
A4用紙で3枚(裏表)にわたって問題が書かれています。
最初の問題は習った単語を文章に入れていくものです。
全部で15個の単語ですが、ずいぶん忘れているな~・・・

お次は副詞を入れ込む問題です。この副詞がなかなか覚えられません。すぐに忘れてしまいます。
これが5個。
その次が慣用句を使った問題です。これは慣用句を文章にあった形に変化させて入れ込むというものです。
これが4個。

ここからどんどん難しくなります。
次は学んだ文法を使って、会話を完成させる問題です。
どこにどの文法を入れるかは、文章を読んで文意から判断して最適な文法を選ばねばなりません。
似たような文法がたくさんあるので、ややこしくて嫌なんです。
また、文章を完成させるために作文をしなければならず、これもなかなかシンドイ作業です。

文法の例

A/V-더라고요
A/V-다가는
V-(으)ㄴ/ 는 사이에
A/V‐(으)ㄴ/ 는 탓에
N만으로는
N(으)로서
그렇다고 V-(으)ㄹ 수는 없다
V-다 보니까
V-아/어야만 하다
A/V-(으)ㄴ/ 는 /(으)ㄹ 듯하다
V-느냐든지 V-느냐든지
N스럽다


文章の例

가: 많이 바쁠 텐데 언제 이렇게 한국어 공부를 열심히 했어요?
나: 다른 친구들이 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

가: 민수 씨는 신입사원인데 이런 일까지 하고 정말 부지런한 것 같네.
나: 별말씀을요. 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 당연히 해야 하는 일인데요.


こんなのが12題・・・・・

また違った文法8個を使った同じような活用問題が8題。
そして一つの単語で複数の意味を有するものがたくさんありますが、その単語を文章の文意から見つけ出して変化させて書くという問題。これもなかなか難しい問題です。

最後は20個の文法を使って、短文を作るという問題。
TOPIKの作文問題対策にもなるし、文法の理解を確かなものにする効果もあるようです。

このような総復習と言われる授業が、週に1回行なわれています。
そのためにA43枚~4枚の宿題をこなさなければなりません。毎回毎回・・・
これだけやれば、力が付かない訳ないですよね。。。サボらずにキチンと宿題やって復習やって予習もやればネ。
会話の力だって自ずと付いてくるだろうし・・・


でもね、それをやるよりも違うことやりたいという欲求が強く、ついつい後回しにして結局時間切れで学校へ行くという繰り返し。

この分だとやはりネパールは夢のまた夢になりそうです^^;
当分の間は「ロンリープラネット ネパール」を読むだけにしておこう。。。

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【医龍 3】を観て [徒然]

昨日から始まった【医龍】シリーズ第3弾 【医龍 3】・・・海外にいて日本のTVをネット経由で観ることが出来るのだ。当り前のことだが、知らずにいた。留学仲間の日本人から聞いて、早速手続きを終えて3カ月契約をした。3ヶ月間の視聴で50$だった。

医龍シリーズは今回が3シリーズ目。回を追うごとに視聴率も上がり、今ではフジTVの看板ドラマにまでのし上がった感がある。家族が全員医療従事者という環境からか、医療ドラマやドキュメンタリー番組は欠かさず観てきた。書籍もたくさん読んできた。題材とされてきたのはその時代の医療の課題や先端医療だったが、それはそれでよいのだが如何せん「神の手」をクローズアップさせて、現実離れの感は否めない。

この医龍シリーズでも「チームドラゴン」を引っ張る朝田の神業の手技、加藤の手技などでもそれは見られる。それを「ドラマだから・・・」として割り切って観る分には良いのだろうが、医療従事者の家族達には不評である。

私だけが家族の中で唯一医療従事者で無い。また、日本を離れ一人で留学中の身であり、彼らの冷めた「目」を意識せずに今回のシリーズを観ることが出来る。

第1回は2時間ちょいのスペシャル版だった。医龍2の最後では、野口(岸部一徳)の悪徳経営が明るみに出て、明真大学は優秀な医師の流出が止まらずに医療レベルは低下、それにつれて訴訟件数も大幅に増加し、救急医療でさえも「明真大学付属病院」への搬送を躊躇うほどだった。

そんななか鬼頭教授が学長になって改革を推し進めた。まずは臨床の改革。ここで海外の紛争地域で医療活動をしていた朝田を呼び戻し、チームドラゴンの復活を画策する。また、アメリカで小児の心臓移植を行なっていた加藤も呼び、最後は愛娘を心臓病で亡くして地方病院に勤務していた内科医藤吉を呼び戻す。藤吉は再生医療の研究者のリーダーとして呼び戻そうとしたが、藤吉は「臨床」に拘って結局「研究」と「臨床」を診ることでチームに合流する。

医療ドラマを観る時は、ドラマに出てくる疾病名をネットで調べたりしながら観る。また、麻酔科医の荒瀬の技術や時々に出てくる全身管理上起こっている状態、これらもとても興味をもって観る。

今回荒瀬が復帰した時のオペで、少女の心臓付近にある腫瘍を剥離する時、直腸温が急上昇する場面があった。「急性 高熱症」と言ったと記憶している。全身麻酔下で起きるもので、最悪は組織が壊死して死にいたる。
実は長男が麻酔科・蘇生科医なのだが、少し前に小児のオペ中にこの「急性(悪性) 高熱症」の疑いとなって、小児の全身麻酔、全身コントロール、そして事態発生時の対処の難しさを改めて感じたようだった。

先日、日本に帰っていた時に買った新潮新書「難治がんと闘う-大阪府成人病センターの50年」足立倫行 著を読んだ。がん治療の最先端をリポートしたもので、専門医とのやりとりから難治がんの克服に向けた執念のようなものを感じた。私の実父も難治がん中の難治がんである膵臓がんで命を落としている。今でも5年相対生存率は、がんのなかでも一番低い5%程度である。難しいと言われる肺がんでも19%、肝臓がんは23%だから、膵臓がんのそれは極端に低い。

「神の手」を持つドクターでさえもこの難治がん克服には、悪戦苦闘を余儀なくされているようだ。

「医療格差」・・・高所得者と低所得者の格差、地域による格差、医師による格差・・・いろいろな格差が存在する。「神の手」を有するドクターに診てもらえる人・・・これも格差だろう。
人の命に差はない。それならば、今現実に起きているこの「医療格差」は何なのだろうか?
一部の病院、一部のドクター、一部の高額所得者の患者・・・これらに縁遠い我々庶民はどうすればよいのか。

この「医龍 3」を観ながら、朝田などがいない一般の病院で命を落としていく多くの患者達のことを考えざるを得ない。センセーショナルに取り上げれば取り上げるほど、この気持ちは強くなる。
「医療」が経済の原則にどっぷりと浸かってしまっている今の日本、国の医療費負担の問題も理解はする。けれど、行き過ぎた市場原理の適用を少し元へ戻さねば、この問題はますます酷くなる。そのためになら、税金が増えても我々は了解するだろう。

あ~・・・医龍からとんだ所へ話しがいってしまった。

今日はこれから図書館で、今まで1ヶ月間4級で学んだ文法の総復習をする予定だ。
その後は、留学生のチング達とカムジャタンを食べに行く。
タグ:医龍  3
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