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韓国映画 된장を観る [韓国映画]

今日は学校の留学生仲間と一緒に、昨日公開されたばかりの映画된장「」を観てきました。
お客さんの入りは良くなかったですね・・・金曜日の午後3時過ぎでしたが、チョンノ3ガのロッテシネマでしたからもっと多いと予想してたんですが。。。

前回見た아저씨以来の映画鑑賞です。

出演者は류 승룡 ・ 이 요원 ・ 이동욱 ・ 監督は 이 ・서군です。と言っても、saraheは良く知らない人ばかりです。唯一知っているのが이 요원 (イ・ヨウォン)女優です。(女優しか知らない^^;)
彼女を映画で観るのは、光州事件を扱った「華麗なる休暇(화려한 휴가)」以来です。アン・ソンギやイ・ジュンギも出ていて、実際の映像などを織り交ぜながら作られた秀作だったと記憶しています。あの時のイ・ヨウォンは素敵だった。
アン・ソンギ演じる元部隊長の娘という設定で、その部隊長を師と仰ぐ若き青年との淡い恋に落ちる姿、最後の戦闘に父親の部隊長と一緒に向かう青年を涙を拭いながら見送る姿、揺れ動く若き女性の恋心を巧く演じていたのを思い出します。

そんな女性とは一味違う設定の今回の役は、된장(味噌)を作る女性でした。

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ストーリの始まりは、ある死刑囚が刑の執行にあたり、何か最後に残すべき言葉はないかと促され、言った言葉が「テンジャンチゲが食べたい」・・・こう言って死んでいった死刑囚のこの言葉が始まりだった。
류 승룡演じる特ダネキラーのPDは、ある青年が持ちこんできたVTRを観た。そのVTRには死刑囚の最後の言葉「テンジャンチゲが食べたい」が残されており、PDはこの言葉に興味を持ち関係者に次々と当たっていった。

そうこうしているうちに、その「テンジャン(味噌)」は何か特別のものではないか?誰がどうやって作ったのか?そのことに興味の対象が移っていった。
そしてそのなかで見えてきたのが、ある女性の存在だった。それがイ・ヨウォン演じるチャン・ヒョジンという女性だった。

そして調べを進めていくうちに分かってきたことがあった。それは、そのテンジャンチゲを食べた人々が、みな事件に巻き込まれていく。事実を仕舞い込んだまま、その女性は忽然と姿を消し、事件は迷宮入りする・・・。

この映画はミステリーということでしたが、そんな感じはしなかったな~。
それよりも味噌の作り方、材料の選択とそこに込められる意味、これらに興味を持ちました。
そう言えばシクタンで何気に食べているテンジャンチゲ、そのテンジャンは親の代から受け継がれてきたオフクロの味で、それぞれの家庭で味が違うというもの。日本で言えば「漬け物の糠床」でしょうか。。。

物語の内容的にはあまり興味を引くものはありませんでしたが、映像の美しさが印象に残りました。
梅の花や花粉がテンジャンの味に微妙に影響する、それを広い梅林で撮影していたのですが、淡いピンクの梅花がひらひらと落ちていく映像、その下でイ・ヨウォンとイ・ドンウクの美しい映像が綺麗でした。

2010.10.22-2.jpg


2時間弱の映画でした。時々面白い場面が出てきて、笑えることもありました。

でもね、やはり韓国語で聞いて意味を理解して映像も・・・という一連の動作は、ちょっと難しいものがありました。意味を正確には把握できないのです。
何となく・・・あ~こんなことかな~なんて思ったり。
会話の場面全体を100とすると、50ぐらいしか理解できませんでした。

やはりマダマダですね^^;

ということで、11月には前評判の高い「소와 함께 여행하는 법(牛と一緒に旅をする方)」という映画を観る予定です。11月4日が封切りです。この映画では女優の공 효진(コ・ヒョンジン)が出ています。
予告編を見ましたが、何となくのんびりとした映像が「ありがとうございます(コマップスムニダ)」に似ているなと・・・直感です。

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そのうちに舞台挨拶などにもトライしようかと考えています。どこで誰の舞台挨拶があるか、この情報が流れているのですが、まだsaraheはチェックできていません^^;
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コメント 4

collet

된장の監督は何方でしょう?
何やらミステリーファンタジーのようですが?
でも内容から察するに、日本上陸は難しいでしょうか?

ところでヨウォンちゃん、
出産後復帰しての仕事ぶりは大したものですね!
いつまでもお嬢さんぽさも保ちながら・・・
韓国では珍しいママさん女優ですね~(*^^)v
by collet (2010-10-23 16:02) 

sarahe

こんばんは。監督は이 서군さんと言う方です。私は存じ上げないのですが、韓国の検索サイト네이버で調べてみたら、次のように書かれていました。何と女性の監督さんでした。

「1975年ソウル生まれ。 93年に外国語高等学校卒業後、渡米。94年、ニューヨーク大学(NYU)Film and TV Productionに入学した。 20歳の年齢でバクチョルス監督のシナリオを書き、21歳の時に短編<自殺パーティー>で金冠映画祭大賞を受賞して映画界を驚かせた。 <ラブラブ>で正式に監督デビューを果たした」
とありました。

この映画では日本上陸は難しいでしょうね。イ・ヨウォンのファンの数やイ・ドンウクのファンの数も知れているだろうし・・・

ヨウォンの美しさには、他の女優さんにはない自然な美しさがあるように思います。「造られた美しさ」ではなく自然・天然の美しさとでも言えば良いのでしょうか^^
実際にこの映画でも顔のアップの映像が何回も出てくるのですが、目元の優しさが何とも言えませんね。とても出産したママさんとは思えません。

御自身ではこの映画で「自分は主役の一人なのにスクリーンに映っている時間はとても少ない」ことで悩んだと書かれていました。でも、それだけ印象的な演技をしたからこそ「主演」と書かれるのですから、彼女も最終的には納得したようです。
by sarahe (2010-10-23 18:08) 

maki

昨日観た「芸能街ニュース」でイ・ヨウォンがゲストで「된장」についてのインタビューを受けてました。
インタビュアーの「テンジャンチゲを美味しく作るには?」という問いかけに「美味しいテンジャンを使えば誰が作っても美味しくなります」と答えて周りを笑わせていました。
どうやらご本人、お料理はほとんどしないようです^^;
by maki (2010-10-23 23:45) 

sarahe

おはよう。昨日は美味しいものをタラフク食べましたか?
お喋りも・・・機関銃のように^^

>イ・ヨウォン・・・料理をほとんどしないよいうです

雰囲気からは料理も上手で、旦那さんに尽くすという感じがしたのですが・・・仕事が忙しいとかって料理が出来ない理由にはなりませんよね。もともと料理は出来ない人なのかも^^;

下宿で昨晩出た「秋刀魚の辛~い煮物」・・・これ初めて食べましたが、辛いサンマは意外とイケますよ^^
アジュンマは日本人は魚が好きだと知っていて、時々魚料理を作ってくれます。でもね、塩焼きというのはないんですね。油で表面を炒めるというものが多いのです。
「秋刀魚」は塩焼きに大根おろし+カボスで食べるのが最高なのに。

月曜日は前ブログのSuzu〇〇さんお薦めの映画「深夜のFM」を観ようと思っています。
by sarahe (2010-10-24 09:29) 

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