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看護師御一行様のガイドとして過ごした3日間 ① [留学]

遂に妻たち看護師御一行様が、2泊3日のソウル旅行にお越しになりました。
今日の午前中の便で、無事成田空港へ到着されました。
そして、ソウルに残った私saraheは、完全に風邪をひいてしまい、熱まで出てくる始末。
大変なお土産を貰ったものです^^;

御一行様は総勢3名。全員看護師。平均年齢は・・・〇〇歳。
皆病棟勤務の3交替シフトに入っています。そのため、違う病院のシフトと合わせるために、数ヶ月前から作戦を立てて漸く実現したツアーだったのです。

初日、午後4時半前にインチョン空港に到着。
でも、到着ゲートから出てくるまでに、1時間半も掛かるなんて・・・信じられません。何があったのか?事故?心配するsaraheなどお構いなしに、彼女たちは笑いながらゲートから出てきました。
saraheの顔を見るなり、妻ではなく一番若い20代のK女史が、手をいっぱいに広げて「ここ、ここよ~❤」と叫ぶのです。もういけません、出迎えに来ていた韓国人のガイド達(〇〇B ツアー・・・とか書い紙を持っている人達)の視線を集め、恥ずかしくて・・・^^;

さて、ここからホテル近くのリムジンバス停までは、一般リムジンに乗ってもらいました。1万ウォン/人です。
大韓航空の高級なリムジンもあるのですが、1万5千ウォンと少し高いのです。
まあ、これでいいでしょう^^

ホテル近くまでの所要時間は、約1時間30分。退勤時間と重なったこともあり、ソウル市内に入ってからは渋滞の連続でした。車中での会話は、ここで紹介するのが憚られるものが多いので、カットします(苦笑)

チェックイン後、すぐにホテルから歩いてすぐにミョンドンへ。
目的は「化粧品を大人買いする」こと。
事前にネットで品名、品番などをチェックしてきたお姉さま方に、若い店員も苦笑いでした。そして、日本語が分からないのはあなた方の勉強不足、と言わんばかりに完全なる日本語で喋りまくる人達。
saraheは可哀そうな店員に、そっと呟くのでした。「知らないふりをすればいいよ」って。

同僚・先輩・後輩達の看護師らからの「注文書」なるものを持参し、それをもとに品定めをするのです。
「購入する数」がこれまた半端ではないのです。ですから、saraheにこう言えと指示が・・・
「これだけたくさん買うのだから、10個につき1個おまけするように言って!」と・・・
仕方なくそのように言うと「そのようなおまけは出来ません。サンプルならたくさん差し上げますから」との返事に納得せず。店員さんは困ってしまい、店長かリーダーらしき人と相談をしていました。
傍でこっそり聞くとリーダーらしき人が「漢方を使った化粧品セットの小さいもの(サンプルよりも大きな、なかなかのもの)を渡そうか、そうしよう」と決めたようでした。
その旨を御一行様に伝えると、何を勘違いしたのか製品1個購入について、1セットのサンプルを貰えるものだとの思い込み。
saraheが「違いますよ、10個に対して1個のサンプルセットをくださると言っているんですよ」と言うと、皆さんからブーイングの嵐[台風]

「こんなに高い製品をこれだけたくさん買うのに、これ1セットしかくれないの? 他の店はどうなの?」とたたみかける彼女達。
「ほかの店も価格は同じだし、サービスは小さなサンプルを差し上げることで、これも同じです」と必死に説明するリーダーらしき店員。

ここでsaraheはいたたまれず、店の外に出た次第です。
30分ぐらい粘っていましたが、結局それ以上の回答は出なかったので、saraheが「明日の免税店巡りで同じメーカーの商品があるはずです。そこで聞いてみましましょう」と話し、結局45分近いショッピング攻防戦1回戦は、御一行様の負けと相成りました。フェイスマスクシートのみのお買い上げでした。

さてさて、皆さん興奮してお腹も空いたので、今晩の夕食を食べにTAXIでトンデムンまで出かけました。

料理は「닭한마리(タッカンマリ・鳥一羽という意味)」です。トンデムンのファッションビル街から少しチョンノ方面へ戻ると、屋台が並んでいる小路があります。そこを入って更に路地を入ると、そこは「닭한마리」のお店や「보신탕(ポシンタン(犬肉を使った鍋料理)」のお店が並んでいます。

我々が目指したのは「진옥화할매 원조닭한마리(ジノクァハルメ ウォンジョタッカンマリ)」という老舗中の老舗です。午後8時頃に到着したのですが、店の外にはたくさんの人が行列を作って待っています。
店に人に「4人なんですが、どのくらい掛かりますか?」と聞くと「う~ん、4人でしょう・・・15分くらいかな」と返事なので、番号が書いてある札を貰って待つことにしました。

「닭한마리」という料理については、makiさんのソウル旅行の食事編に詳しいので、そちらをご覧ください。

暫くすると関西弁の可愛らしい女の子2人組が現れ、御一行様の日本語を聞いて「日本人の方ですね、どの位待たれていますか?」と尋ねるんですね。「15分くらいと言われましたが・・・」とsarahe。
「どうやって順番を取るのですか?」と・・・
日本人客も多いと見えて店の入り口付近には、「番号札を取って待ってください」との張り紙が^^;

彼女達も番号札を取って待つことに。
そして30番まで終わると1番に戻り、また30番までという繰り返し。
我々は4人。店は3階建てで大きいい。でも、テーブルは人で埋まり満席状態。
15分を過ぎた頃にバタバタと客が出てくる。あともう少し・・・と思ったその時、なんと我々より後に来た日本人2人組の彼女達が呼ばれたのです。これには看護師御一行様は納得がいかず、またしてもsaraheに訳を聞くようにとの指示が・・・
仕方なくアジョシに聞くと「4人がけテーブルの2人が食べ終わり帰ったので、順番は前後するけれど2人組を先にしたのです」と。当然ですよね。
ブツブツ言いながら、更に待つこと5分。

3階の8人が座れるテーブルに案内されました。既に隣では韓国人4人組が食べているところ。
さ~て、御一行様はもちろん初めての料理。興味津津です。
두마리(2羽)でいいかな~と思ったのですが、足りないとなってはマズイので、세마리(3羽)を注文しました。
そして最後に残ったスープに入れて食べるきしめんのような국수(クッス)を3人前頼みました。

皆さん、どうやって食べるのか興味一杯で、隣で食べている人達を「ガン視」[ふらふら]
隣の人達もその視線が気になるのですよね、チラチラと見るんですよ、こちらを。
日本語で「あの赤いの何?」とか「あの赤いチューブに入っているのは何?」「白いチューブには何が入っているの?」「キムチは食べ放題?」・・・・・・・機関銃のようなスピードで、3人から砲火を受けるsarahe^^;

暫くして店員が大きなタライみたいな鍋を抱えて来ました。中には鶏が3羽、ネギ、ジャガイモのスライスが入っており、そして「トッ(お餅)」を入れた皿を置き、気になっていたチューブの中身について説明を受けました。

グツグツ煮えてくる頃、店員がハサミを持って鶏をパチパチと小さく食べやすいように切ってくれます。
肛門のところは、切り捨てでした。
あくを取りながら更に数分、鶏肉が煮えた頃に店員からOKが出て、戦闘開始[どんっ(衝撃)]

コチュジャンというか豆板醤というか真っ赤なものは少しだけにして、醤油とカラシ+お酢でたれを作って食べます。「ウマイ[ひらめき]」「こんな料理あるんだ~[ぴかぴか(新しい)]
もう皆さん手で肉を掴んでしゃぶりつく有様。
「蟹食べ放題」に行くと言葉も交わさずに、ただひたすら「食べる」というあの感じでしたね^^;

3マリがあっと言う間になくなっていく・・・[がく~(落胆した顔)]

ニンニクも全部入れて鶏肉のダシが出て、もう最高の味でした。

最後は店員さんがスープを足してくれ、そこへ국수(クッス)を入れて暫く待ちます[5]
ダシと言うかコラーゲンと言うか、黄色の脂が表面に浮く中국수(クッス)を取って食べ始めます。

これがまたウマイんです。本当に何ともいわれぬ味です。

3마리+국수(クッス)3人前を完食しました。
「ニンニク全部入れちゃったね~明日くさいかな・・・免税店巡りなのに^^;」と20代の子[わーい(嬉しい顔)]

明日の強行スケジュールを前にして、精を付けた3人でした。

お会計:
1마리: 18,000ウォン(1,325円)×3=54,000ウォン(3,975円)
국수(クッス)1人前: 2,000ウォン(150円)×3=6,000ウォン(450円)

合計:60,000ウォン(4,425円)・・・1,106円/人

ここはお薦めです^^

진옥화할매 원조닭한마리 ソウル 02-2275-9666
www.wonjodark.co.kr
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kaotan

アジュンマ3人の旅、恐いものなしですね!(* ̄m ̄)プッ
空港で時間がかかったのは警備が厳しいからでしょうか?
私もいよいよ来週ソウル一人旅です♪
ちょっと緊張~、でも楽しみです。
お天気がいいといいな~。
by kaotan (2010-11-07 13:06) 

sarahe

kaotanさん、こんばんは。
完全に風邪引きさんになり、とても辛いです。そして昨日からとても寒く、厚手のコートにマフラー&手袋でも寒いほどです^^;
アジュンマ達が帰った途端、この寒さですからね~寒気もアジュンマには負けたと言うことですかね?

空港で時間が掛かったのは、交替でトイレに行きそして両替で時間を取られ・・・ということでした。

kaotanさん、風邪に注意してお越しください。
by sarahe (2010-11-09 20:53) 

maki

スゴイですね~
若干強調して書いてます?
saraheさんの目に私もこんな風に写ってたのかと思うと怖いですわ^^;

それにしてもタッカンマリ、思い出すと食べたくなりますね~~~ ̄▽ ̄〃
by maki (2010-11-17 23:35) 

sarahe

makiさん、強調なんかしてません。そのままを書いています。文字だけだとあまり分からないのですが、言葉と顔の表情と身ぶりを交えてですからね、もう大変な思いをしました。
「思いこみ」とは恐ろしいものだと、改めて思いました。「注文書」を持参した友人看護師は、彼女の友達が使っていたBBクリームのパッケージを持ってきたんです。それが漢方入りのBBクリーム。「日本で買えば2800円位だけれど、韓国で買えば980円位で買える」と言われて来たようです。
ですから、店員の説明になかなか納得しないんです。
隣に漢方入りではないBBクリームがあり、そちらが日本円で980円位だったので、それと勘違いしたのではないかと思われました。

そのように何回もその女性に伝えますが、どうにも思い込みが強くてね^^;

それと女性でも1人であればあそこまで強気にというか半ば理不尽な言い方はしないのでしょうが、3人もいると(それも50歳を越えたアジュンマ)もう怖いものなし状態ですね。若い子はシラケた顔してましたよ^^;
聞いてい私は本当に恥ずかしい思いをしました。


諦めたのか免税店で漢方入りBBクリーム(同じメーカーのもの)を大量に買いましたが、3個で66$(1個1,800円程)でしたので日本で買うよりも1,000円程お買い得ではありました。

makiさんは熱心に写真を撮っていただけですから・・・

「タッカンマリ」本当に美味しいですね。これからの季節、最高ですね!
また食べたくなりました^^
by sarahe (2010-11-18 10:26) 

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