友 遠方より来る。そして・・・ [徒然]
先週の土曜日は大学時代の仲の良かった者同士で、久しぶりの飲み会を行なった。英国はロンドンに駐在している友人が、一時帰国で帰っていたからだ。すぐに10人くらいの仲間に連絡を取る。
地方にいる友が多いので、なかなか集まることが出来ない。結局、6人だけが集まることになって、学生時代に6大学野球の観戦後、必ず寄った新宿で飲み会をした。
みないいおじさんになっている。
頭が見事に禿げあがっている者もいる。
それぞれが会社で中枢のポストについている。しかし、成果主義の中で厳しい戦いを強いられている。
私の仲間は公務員が多い。第2次オイルショックの後なので、民間企業の求人が少なくなっていた時期だからだ。
勢い公務員人気で・・・そして地方出身者が多かったのもその理由になっている。地方では本当に民間企業の求人は、激減していた。
そんな厳しい時代を生き抜いてきた仲間は、ますます逞しくなっていた。
ある男がいた。彼は大手化粧品メーカーの部長さんだ。
学生時代は男臭さが「粋」だとばかりに、下駄にマフラーといういでたちで、学内を闊歩していた。
そんな彼が・・・まさか・・・女性化粧品や男性化粧品を扱う会社に入るなんて・・・とても信じられなかった。
今でも信じられないが・・・。
そいつは社内恋愛をして、素敵な奥さんをもらった。結婚式での華やかな感じは、やはり化粧品メーカー故のものなのだろうか？
奥さんの友達連中の服装がまたなんとも個性的だったのを覚えている。
でも、そいつの奥さんは、今はこの世にいない。
40代の若さで逝ってしまったのだ。
また、今回の主賓みたいな感じで、座の中央に座ったロンドンから一時帰国した彼。
機械メーカーで禄を食んでいる。
こいつなんか、絶対に仕事が出来ないお荷物野郎になると思っていたのだが、なんと・・・なんと・・・（この会社にはよほど人材がいないとみる）
彼は世界中を転々としている。
語学が達者だ。
でも、韓国語は出来ない＾＾；
私が勝ち（笑）
あとは三重県・静岡県・新潟県の職員だ。
今は公務員は厳しいらしい。
税収が伸び悩んでいて、支出を削っているからだ。
リストラもやっている。退職補充をしないで、人員削減もやっている。
一時期、「地方の時代」と持て囃されたが、今は見る影もない。
最後はもう何が何だか分からない状態に陥り・・・
日本酒を最初から最後まで飲んでいたこともあって、恥ずかしいことに前後不覚に陥ったようだ。
どうやって家までたどり着いたのか、全く覚えていない。
どこで皆と別れたかも覚えていない。
ただ、公務員の3人はその日は東京に泊まると言っていたので、どこかのホテルか各県の官舎かに泊まったのだろう。
私が韓国語を勉強しており、さほど遠くない時期に韓国に語学留学する予定だと聞いた彼らは、「お前が韓国語を勉強し始めた動機は、たぶん不純なものだろう」とか「冬のソナタのジウ姫か、さもなくばチャングムか？」とか・・・言いたい放題である。
毎年韓国に何しに行くんだ？そんなに見るところなんてないだろう？おじさんのエステでもあるまいし・・・何かあるのだろう？
こんな話しが延々と続いた。
こんな酔っ払い相手に何を言っても絡まれるだけ。
でもね・・・こういう話しが出来るのも、あと何回か。
現役で大学に入学してきた者は今年52歳だ。まわりはだいたいが1浪していた。だから53歳か！
友人は何故か銀行マンは1人もいない。公務員かメーカーである。
銀行マンだと50歳前後で関連会社に出向や転籍となるケースが多い。残れるのは役員になれる候補者だけだ。
メーカーは銀行ほどシビアではないが、それでも我々の年齢から関連会社に出て行く者が多くなる。
本体に帰れる当てはない。片道切符かもしれない。
管理職だから組合員みたいに身分保障を要求したりはできない。
私みたいに人事畑一本でやってきた者を、環境対策部門へローテーションすることもある。
専門分野の全く異なる部門にローテーションすることは多いが、50歳過ぎてから新規分野へのローテーションは少ない。
私の韓国語の勉強の話しで盛り上がった後に、こんなシビアな話しが続く。
皆さん苦労しているな～。
そして子供達の話しと健康の話しが続く。
今度会えるのはいつになるのだろうか。
私の留学前の壮行会か（苦笑）
彼らと話しをしていると、30年前にタイムスリップする。
顔や体型は変わってきたが・・・
昨日はアルコールを抜くために、ウォーキングを少しキツメに行なった。
箱根へ行って山道を往復3時間歩いた。
たっぷりと汗を流した後は、箱根強羅の温泉に入って、足腰の疲れをとって帰った。
その報告は本日夜にでも・・・。
地方にいる友が多いので、なかなか集まることが出来ない。結局、6人だけが集まることになって、学生時代に6大学野球の観戦後、必ず寄った新宿で飲み会をした。
みないいおじさんになっている。
頭が見事に禿げあがっている者もいる。
それぞれが会社で中枢のポストについている。しかし、成果主義の中で厳しい戦いを強いられている。
私の仲間は公務員が多い。第2次オイルショックの後なので、民間企業の求人が少なくなっていた時期だからだ。
勢い公務員人気で・・・そして地方出身者が多かったのもその理由になっている。地方では本当に民間企業の求人は、激減していた。
そんな厳しい時代を生き抜いてきた仲間は、ますます逞しくなっていた。
ある男がいた。彼は大手化粧品メーカーの部長さんだ。
学生時代は男臭さが「粋」だとばかりに、下駄にマフラーといういでたちで、学内を闊歩していた。
そんな彼が・・・まさか・・・女性化粧品や男性化粧品を扱う会社に入るなんて・・・とても信じられなかった。
今でも信じられないが・・・。
そいつは社内恋愛をして、素敵な奥さんをもらった。結婚式での華やかな感じは、やはり化粧品メーカー故のものなのだろうか？
奥さんの友達連中の服装がまたなんとも個性的だったのを覚えている。
でも、そいつの奥さんは、今はこの世にいない。
40代の若さで逝ってしまったのだ。
また、今回の主賓みたいな感じで、座の中央に座ったロンドンから一時帰国した彼。
機械メーカーで禄を食んでいる。
こいつなんか、絶対に仕事が出来ないお荷物野郎になると思っていたのだが、なんと・・・なんと・・・（この会社にはよほど人材がいないとみる）
彼は世界中を転々としている。
語学が達者だ。
でも、韓国語は出来ない＾＾；
私が勝ち（笑）
あとは三重県・静岡県・新潟県の職員だ。
今は公務員は厳しいらしい。
税収が伸び悩んでいて、支出を削っているからだ。
リストラもやっている。退職補充をしないで、人員削減もやっている。
一時期、「地方の時代」と持て囃されたが、今は見る影もない。
最後はもう何が何だか分からない状態に陥り・・・
日本酒を最初から最後まで飲んでいたこともあって、恥ずかしいことに前後不覚に陥ったようだ。
どうやって家までたどり着いたのか、全く覚えていない。
どこで皆と別れたかも覚えていない。
ただ、公務員の3人はその日は東京に泊まると言っていたので、どこかのホテルか各県の官舎かに泊まったのだろう。
私が韓国語を勉強しており、さほど遠くない時期に韓国に語学留学する予定だと聞いた彼らは、「お前が韓国語を勉強し始めた動機は、たぶん不純なものだろう」とか「冬のソナタのジウ姫か、さもなくばチャングムか？」とか・・・言いたい放題である。
毎年韓国に何しに行くんだ？そんなに見るところなんてないだろう？おじさんのエステでもあるまいし・・・何かあるのだろう？
こんな話しが延々と続いた。
こんな酔っ払い相手に何を言っても絡まれるだけ。
でもね・・・こういう話しが出来るのも、あと何回か。
現役で大学に入学してきた者は今年52歳だ。まわりはだいたいが1浪していた。だから53歳か！
友人は何故か銀行マンは1人もいない。公務員かメーカーである。
銀行マンだと50歳前後で関連会社に出向や転籍となるケースが多い。残れるのは役員になれる候補者だけだ。
メーカーは銀行ほどシビアではないが、それでも我々の年齢から関連会社に出て行く者が多くなる。
本体に帰れる当てはない。片道切符かもしれない。
管理職だから組合員みたいに身分保障を要求したりはできない。
私みたいに人事畑一本でやってきた者を、環境対策部門へローテーションすることもある。
専門分野の全く異なる部門にローテーションすることは多いが、50歳過ぎてから新規分野へのローテーションは少ない。
私の韓国語の勉強の話しで盛り上がった後に、こんなシビアな話しが続く。
皆さん苦労しているな～。
そして子供達の話しと健康の話しが続く。
今度会えるのはいつになるのだろうか。
私の留学前の壮行会か（苦笑）
彼らと話しをしていると、30年前にタイムスリップする。
顔や体型は変わってきたが・・・
昨日はアルコールを抜くために、ウォーキングを少しキツメに行なった。
箱根へ行って山道を往復3時間歩いた。
たっぷりと汗を流した後は、箱根強羅の温泉に入って、足腰の疲れをとって帰った。
その報告は本日夜にでも・・・。
やはり、前後不覚になりましたか。予想通りですね。楽しい時間を過ごされたようで、そしてご無事に家に戻られて何よりです。
学生時代の友達とは、好きなことが言い合えます、そして何を言われても、不思議に全然腹も立ちません。友達は宝物です。
by 雀翁 (2008-09-01 16:14)
蒸し暑かったせいもありますが、ビールで乾杯をした後から、日本酒の大吟醸を冷でいただきました。
少し脇が甘かったようです＾＾；
2時間コースだったので、そのあとは2次会に流れていきました。
土曜夜の新宿は、おじさんたちにとって誘惑の声との闘いでした。
2軒目は小料理屋で、カウンター越しに女将さんと話しができるので、おじさんにとってはもってこいの店でした。
学生時代の友達との語らいは、こころを解き放って何でも話せる・聞ける・・・そんなところがいいですね。
会社関係だと上下関係で気を遣うし、顧客関係とだとこころ休まる時がないし。利害関係がない友人との語らいは、本当に貴重なものですね。
by sarahe (2008-09-01 20:32)
さんざん飲んで食べて語らって、なのにどこのホテルかも聞いていない、、
それでもＯＫなのは学生の時の友ならではですよね＾＾
by maki (2008-09-02 14:52)
いい歳をしたおっさん6人が、若者の街新宿で昔を思いながら、美味しい料理と酒に酔う・・・本当に贅沢なひと時でした。
皆さん体型が変化していました。勿論、私が一番変化が激しいのですが。
大学時代は体重66Kg 身長172Cmとまあまあのスタイル（顔は別として）だったのですが、結婚したあと太りだして今では検診の度にメタボの印を押され、看護師による健康指導を受ける有様です。
気持ちが緩んでしまって・・・
普通なら何やってんだよ！って怒鳴られるところだよね、泊っている場所も知らないなんて・・・。
それと書いてから間違いに気づいたんです。
銀行マンいないと書いたけれど、一人いました＾＾；
三井住友BKのお偉いさんが・・・
彼はこのブログ知らないから・・・
by sarahe (2008-09-02 18:54)