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ヘルパー2級 施設実習の巻 [ヘルパー2級]


1ヵ月半に及ぶヘルパー2級の資格取得講習会ですが、いよいよ最終の「施設実習」が始りました。
特別養護老人ホーム、グループホーム、デイケアセンター、訪問介護などですが、前半の2か所を何とか終えることができました。聞くのとやるのでは、大違いです。
いや~大変でした。1日目の特養で既に腰が重たく感じられ、早腰痛もどきの状態に・・・。
こりゃいかんな~と思うのですが、1日9時間の研修の中で、休憩時間は昼の1時間だけで、あとはトイレに行く時間もなく、煙草を吸いに行く時間もなく、ただひたすら仕事をしている状態でした。

もう疲れたのなんのって・・・帰りのバス・電車の中では、自然と居眠りがでましたから^^;

そして、グループホーム。昔椎間板ヘルニアをやったことがあるので、今日はコルセットを巻いて仕事に就きました。入所者の方とのコミュニケーションを取ることが、これほど難しいとは想像してた以上でした。
認知症の方ばかりですから、難しいのは当然なんですけれど、それにしても・・・辛かったです。
実習生の中には、コミュニケーションが取れない方も多くいるとのことで、その方たちと比べればまずまずかなっと思います。

言葉の中に幾つかのコミュニケーションを取るための「ヒント」が隠されています。
それを注意深く聴いていると分かるようになります。
そして、今度はそのキーワードについて、コミュニケーションを発展させていくのです。
特養のポイントは身体介護・食事介護でしたが、グループホームはコミュニケーションです。

それぞれに特色があることで介護のポイントも異なり、全てにおいて勉強になりました。
そして若い人たちが、一生懸命に働いているのです。辛い夜勤も1回/週ありますから、体調管理は常に気をつけているようです。このように頑張っている若い人たちのことを思うと、介護職に就いている人達の待遇改善を図ってあげたいと切に思いました。

小泉改革の負の側面が、今至る所に噴出しています。
医療の診療報酬の引き下げ、介護保険制度の改悪・・・医療・介護の世界だけでも、相当な痛手を被っています。そのしわ寄せは、最終的には医療や介護を受ける人達であり、そしてその現場で働く多くの人達なのです。
改革は必要だったとは思いますが、余にも急激な改革内容となったために、多くの現場では実態が追いついていかないという弊害が出ています。

saraheはこの世界で仕事ができるか分かりませんが、実習で顔を合わせる若い人たちの笑顔に対し、多少なりとも応えてあげたいと言う気持ちで一杯です。

皆さん、どうか頑張ってください!
saraheは応援していますから!!!
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コメント 2

collet

ええ~~、saraheさんも頑張ってくださいよ~~(@_@;)
ただ、確かに介護をするとなると体力がいりますよ。
うちのお客様にお姑さんの介護をして、背中が曲がってしまった方がいます。
そしてわたしも、父の介護で腰を痛めました。
どうしても前屈みの体勢になりますものね・・・(/_;)
by collet (2009-02-20 13:13) 

sarahe

若い子達が一生懸命に働いている姿を見ていると、本当に感心しますし何とかその努力に報いてあげなければと、切に思います。彼女たちも待遇の悪さにはいろいろと考えを持っていますが、本来であれば国の医療・介護制度を改定することで、それらを改善していくべきなのですが、この国の官僚や政治家の考えることは、我々庶民の感覚とはかけ離れているように思います。
これらを改善するためならば、我々だって「消費税を目的税としてこれらの改善に充てる」との政策を挙げ、しっかりとその使われ方をチェックできるシステムにすれば、現状の5%を10%にしてもあまり批判的な意見は出ないと思います。勿論、低所得者層への配慮は必要ですが・・・。
昨日実習終了後いろいろと話しをしていた女性は、福祉関係の専門学校を卒業して、この介護の世界に入ったと言っていました。とても可愛らしい感じの女性で、saraheの長男と2歳ぐらいしか違わないのです。そして、彼女のお父さんが、saraheと同い年だそうです。
何とか頑張ってほしいものですね!
by sarahe (2009-02-20 22:26) 

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