浜田省吾 [徒然]
先日、ヘルパー2級の資格取得のために通った学校の同窓会があった。
下は19歳から上は70歳までの人が、資格取得のために通っていた。同窓会はそのうちの13名が参加して行われた。13名全員が何らかの形で、介護の現場で働いていた。
特別養護老人ホームの介護職が一番多かったが、やはり夜勤があるため体力的な問題から、40歳前半までの人がほとんどだった。女性で一番多かったのが、訪問介護だった。ヘルパーステーションのようなところに登録しておき、空き時間を有効に活用してヘルパーとして働くのだ。
私と同じような障害者のケアワーカーとして働いているのは、女性1名のみ。それも障害児を対象とした「療育センター」での勤務だ。
学校で学んだことと、実際の勤務のなかで行われることとは、結構違いがある。
それに慣れるまで時間がかかる。そして、得てして学校で学んだことは理想論から導き出されたもので、現場ではそんな悠長なことでは仕事にならず、また利用者からのクレームも出る可能性が高い。
同窓会は博多名物のモツ鍋をつつきながら、2時間の飲み放題のコースで行なわれた。実は幹事はsaraheと同じ班の女性だった。
夜勤明けで寝ずに参加した者もおり、飲むほどに酔いが回り「愚痴」や「不安」が一気に噴出した。
saraheはこの人達が、介護と言う厳しい世界で仕事をしようと思った背景などを、一人ひとりの顔を見ながら思い出していた。
そして2次会はお決まりの「カラオケ」だ。
土曜日の夜9時近くとあって、横浜駅周辺のカラオケはどこも混んでいた。
ようやく探し当てた10人が入れるBOXに、皆で流れ込むようにして入る。
皆さん自分の歌いたい曲を、タッチペンみたいなものを使って、入力・送信している。
saraheはここでも幹事を仰せつかり、皆さんの飲み物やおつまみを聞いて回り注文する。
自分が歌う時間もない＾＾；
でも、最後の方で歌わせてもらった。今日の皆さんのこころを多少代弁しているような曲を頭の中で考えていると、やっと出てきたのはハマショウこと「浜田省吾」の「J-Boy」だった。
saraheが20代後半から30代前半にかけて歌った、saraheの18番だった。
この曲、歌詞がこころの琴線に触れ、いつもウルウルしながら歌うことが多い。
下に音楽ファイルを添付しています。これはLIVEの時のものです。
「J-Boy 掲げてた理想も今は遠く J-Boy 守るべき誇りも見失い ・・・」
「J-Boy 打ち砕け 日常って奴を J-Boy 乗り越えろ 悲しみって奴を・・・」
「J-Boy 受け止めろ 孤独って奴を J-Boy 吹きとばせ 虚しさって奴を・・・」
ああ・・・若い時に酒飲んでは歌っていた曲。
未だにこの曲を歌うと、あの頃の自分と向き合い、会社の組織と言うものに跳ね飛ばされていた自分を思い出す。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
いろんな経験をされ考えることも多い事と思います。人間、いつまでも成長できるんですね。すばらしい。
「浜省」は、私のレパ－トリ－にはありませんが、いいですね。
by 雀翁 (2009-06-23 19:17)
自分から飛び込んだ世界ですので、やれるだけのことはしようと思っています。彼らのこころは常に揺れていますし、我々ケアワーカーの気持ちも敏感に感じ取ってしまうのです。今までの経験が、彼らと接する中でどこまで活かせるのか、彼らの想いとは何か・・・毎日が新たな発見です。
自分の感性を研ぎ澄ませることの難しさを、嫌と言うほど毎日考えさせられています。
この経験が「人間としての成長」に繋がっているのか・・・
ハマショウ・・・好きです。彼は私より４～５歳先輩だと思うのですが、映像で見る彼は物凄く若く見えます。羨ましい・・・。
by sarahe (2009-06-23 19:52)
ハマショウはうちのお姉ちゃんのアイドルです～♪
そしてそのお姉ちゃんは知能障害者たちの作業所で
自分よりも体の大きな男の子（人）の世話をして、
これはわたしの天職だと生き生きして働いてる、
わたしが尊敬するお姉ちゃんです～～＾＾；
by collet (2009-06-24 18:21)
colletさんのお姉さまが羨ましいです。「天職」と言える自信があって。
私も人と触れ合うことのなかで仕事をしてきましたが、私の30年にも及ぶ人事の仕事なんて、彼らのこころを読み取るだけの手助けにもなりません。
彼らのピュアなこころの内を、少しでも分かることが出来ればと、毎日試行錯誤しながら仕事をしています。
自分から自発的に会話をすることが出来ない知的障害や精神障害の方達が、私との会話の中でポツポツと出してくれる泡のようなものを、私は一つも逃さないぞと言う感じで、聞き耳を立てています。
入浴の介助をしながら、浴室で交わす他愛もない会話ですが、私の何かを訴えているかもしれないと思うと、背中を洗っている手が止まります。
まだまだ修行の毎日です＾＾；
by sarahe (2009-06-24 23:11)
「浜田省吾」の「J-Boy」、、、ん。。よく知りません。^^;
友人でファンの人いましたけどね。
あの頃（３０年ぐらい前）よく聴いていたのが、井上陽水、松山千春、サザン・・・あたりかな。ソウルミュージックも流行って学生の頃ディスコにも行ってましたね。 なつかし～い！
井上陽水の歌詞が不思議（？）で、よく聴き入っていました。（笑）
今日は最高気温２７度まで上昇。
やっと北海道にも夏が訪れたところです。
そちらも暑かったのでしょうね。
by すみれ (2009-06-25 21:50)
すみれさん、こんばんは。
今日の北海道は、最高気温が30度前後まで上がったとか。
湿度の低いカラッとした気分爽快な空気ではなかったでしょうか。
すみれさんは札幌ですか？それとも・・・
梅雨のない北海道に憧れる人は多いですが、冬の厳しさを経験するとそうも言ってられないですよね。
長男は留萌に住んでいますが、ひと冬に数回はブリザードで数歩前も見えなくなるぐらいだったそうです。
病院はアパートの目の前（病院の正面玄関まで２００ｍぐらい）ですが、先輩はブリザードで全く視界がなくなり、やむを得ずTAXを呼んで帰ったようです。
陽水の曲では「リバーサイドホテル」「人生が二度あれば」「傘がない」などが好きでした。
by sarahe (2009-06-25 23:32)
> すみれさんは札幌ですか？それとも・・・
ん、質問始まりましたね。（笑）
札幌は私の生まれ育ったところです。
現住所はたぶんsarahe さんが想像されているところだと思います。^^;
「リバーサイドホテル」・・・私も好きな曲です。最近はほとんど聴く機会がありませんが、コンサートへ行ってみたいなと思います。
そのうち夫に付き合ってもらおうかしら。。
コンサートと言えば来月「サイモン&ガーファンクル」（札幌ドーム）を見に行く予定です。
by すみれ (2009-06-26 23:48)
別に根掘り葉掘り聞こうとしているのではないのですが、ここにお出でいただく皆さんは、どこにお住まいか分かっているので、その地区に関係するトピックスなどがあれば、記事としてアップしようと考えているのです。それで何となくお聞きしたのですが・・・北海道と言っても他県と違って広いでしょう？だから・・・です（他意はありません）
旭川かな～留萌かな～滝川かな～（苦笑）
私は8月7日に東京国際フォーラムで行われる「アンジェラ・アキ」のコンサートに、妻と一緒に行ってきます。先行予約でやっと取れました。
by sarahe (2009-06-27 09:25)
>旭川かな～留萌かな～滝川かな～（苦笑）
道北地方ということで。。。（苦笑）
「アンジェラ・アキ」、いいですね～
私のiPod(nanoね）にも数曲入れてあります。
最近ではNHK朝ドラのオープニングの曲がありましたよね。
ご夫婦でいいですね、あ、ウチもですけど。。(^_^)v
by すみれ (2009-06-27 20:41)