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韓国映画 【サラン】 [韓国映画]


梅雨のこの時期、さすがに入浴介助の仕事は疲れる。
湯気が立ち込める浴室、換気扇を回してもなかなか空気が循環しない。
家庭の浴室の3倍くらい広いスペースがあるが、備品でいっぱい。
疲れた身体には、甘いチョコレートと素敵な音楽が良く効く。

でも、レンタルビデオ店で借りてきた韓国映画【サラン】、ストーリーは韓国映画によくあるパターンだが、疲れた身体にはお決まりのパターンでもOK!

20081104(サラン).jpg


配役は主演男優 チュ・ジモン。主人公 チェ・イノ役を演ずる。私は初めて観る俳優だ。
なかなかのイケメンだと思うが、演技の方は可もなく不可もなくと言ったところか。

主演女優 パク・シヨン。 ミジュ役を演ずる。顔立ちは日本的。

脇役 キム・ミンジュン。 ヤクザ・チグォン役。顔のメイクがとてもナマナマしい。

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200811044(サラン②).jpg


チェ・イノが引っ越しに伴い転校してきた。その学校の同じクラスにミジュがいた。ミジュはクラスの男子生徒にちょっかいを出されていたが、イノがその生徒と喧嘩する。
ミジュは自分の誕生日に、イノを招待する。イノだけを。

イノはおめかししてミジュの自宅へ行くが、自宅では借金取りが金目の物を奪い合うようにして持ち去る光景が目に飛び込んできた。一家は追われるようにして、どこかへ越して行った。

7年後・・・イノは柔道部で期待のエースになっていた。その高校にワルがいた。二人は喧嘩する。そして仲良くなる。ある日そのワルの家に行く途中で、一人の女子高生と出会う。
その子はそのワルの妹だった。そして・・・7年前に姿を消したミジュだった。運命的な再会だった。

その後ワルは母親と一緒に焼身自殺してしまい、残されたミジュはひとりぽっちとなってしまう。
そんなミジュにヤクザの手が伸びてくる。借金を返済できないまま死んでしまった母親、その借金のかたにミジュを連れ去るヤクザ。このヤクザ・チグォン役には、キム・ミンジュンがキャスティングされていた。
ある日、ミジュはチグォン達に拉致されてしまい、乱暴されてしまう。

イノは親友にミジュをどこか遠くへ連れて行くよう言い残して、ヤクザ・チグォンに復讐する。
チグォンはイノに刺されたが、一命をとりとめイノは逮捕・刑務所へ入れられる。時々面会に来てくれたミジュであるが、ある時からミジュに宛てた手紙が宛先不明で返ってくるようになる。

その後・・・ミジュとの運命的な出会い。そして・・・。

この映画の舞台は、プサンであった。だから言葉がプサン訛りなのか分からないが、とても聞き取り難かった。
発音が標準語とは少し違う。一生懸命に聞き取ろうとしたが、どうしても上手くいかない。
日本でも東北訛りと言い九州・沖縄の訛りと言い、標準語の横浜の人間には意味が取れないことが多い。
それと同じことだな。

イノとミジュ。お互いにお互いを最後まで守ると誓い合う。
素敵な言葉だ。
でも、運命は非情だ。

今時このような一本気の男はいないだろう。
そしてこんなストーリー、現実的ではないだろう。
でも、何故か惹かれていく。

190円で7泊8日のレンタル。これは安かったな。


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コメント 6

kaotan

韓国語にも訛りがあるのですね~。
それにしても韓国ドラマってどうしてこうもワンパターンなのか・・・
今は友達に借りた「ランラン18歳」を見ています。
知ってますか?パンダの話じゃないですよ(* ̄m ̄)プッ
なかなかおもしろいです!
by kaotan (2009-07-03 10:54) 

sarahe

kaotanさん、そうなんです、韓国にも訛りがあります。以前文通していたテジョン(大田)の子から、最近プサンから転校してきた子の訛りが酷いと書いてありました。
例えば「ケンチャナ(大丈夫)」と言う言葉がありますが、プサンでは「ケンチャノ」と言うそうです。これは韓国語の先生に質問した答えですので、間違いはないと思います。
その他にも、各地方都市毎に訛りがあるようです。

それにしても本当に聞き取り難かった^^;

ワンパターンですが、何故か安心するところもあります。水戸黄門なんか毎回同じようなストーリーですよね。でも、「このモンドコロが目に入らぬか!こちらにおわすは、恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ。・・・」を聞くと、ホッとする感じですかね。

「ランラン18歳」ですか?分かりません^^;
誰が出ていますか?
勿論、女優さんですが。
by sarahe (2009-07-03 11:58) 

collet

クァク・キョンテク監督は好きな監督ですが、これは観てないです。
「友へチング」や「タイフーン」に代表されるような男っぽい作品が多い中、
これは珍しくラブストーリーのようですね?
で、主演女優のパク・シヨンについての感想がヤケに短いということは
saraheさんのお好みではなかったのでしょうか?(~o~)
それから、ジンモもミンジュンも釜山訛りを喋るのに大変だったようですよ。
釜山生れのドンウォンくんならお手の物だったのにね~^^;
by collet (2009-07-03 16:39) 

sarahe

colletさん、こんばんは。
クァク・キョンテク監督の作品と言えば、「チング」と「タイフーン」ですよね。
でも、colletさんが書いているように、この作品はラブストーリーです。それも「コテコテのラブストーリー」です。
同じ監督の作品なのかと疑うほどに、180度違うのです。しかし、話しの中に出てくる男と男のぶつかり合いなどを見ると、うんうんと頷いてしまうのです。
お互いを最後まで守り通すと言うことが、最後には悲しい結末を意味することだとは、ラストを見るまで分かりませんでした。

パク・シヨン嬢ですが、日本の女優にそっくりなのです。名前は忘れましたが、よくCMにも出ています。この作品でも日本のビジネスマンを接待するコンパニオン?芸者?キーセン?姿を見せていました。
可愛いとは思いますが、好みではありません(何を偉そうな^^;)

プサン訛りがこんなにも酷いとは・・・想像以上でした。
本当に聞き取れないんです。俳優さんは大変だったでしょうね。
ドン君ならジモティーなので、「ケンチャノ!!!」なのに(笑)
by sarahe (2009-07-03 23:28) 

雀翁

訛りが聞き取れるとはすごいですね。ソウル、プサン、テグ...みんなアクセントが違うと聞きましたが、私には当然同じに聞こえます。

韓国の映画はまだ見ていませんが、スト-リ-がすごいですね。ついていけるかどうか、自信がありません。

by 雀翁 (2009-07-06 12:57) 

sarahe

訛りを聞きとるというか、聞き取れないので「訛り」ではないかと。プサンの訛りは有名なので、一部は私の韓国語の先生から教えてもらいました。ただ、その他の地方の訛りについては、分かりません。

colletさんのように、韓国映画をよくご覧になっている方ならば、韓国ストーリーに対する免疫ができているでしょうが、初めて観る方や久しぶりに観る方にとっては、「何だこのストーリーは?」とか「有り得ない状況設定(偶然が天文学的数字のレベルで起こらないと、その設定は不可能」とか思われるでしょうね。

私の妻と一緒に「私の頭の中の消しゴム」を観たのですが、妻曰く「若年性アルツハイマーと言えども、20代でこのような症状になるなんて、設定に無理があるな~」と。映画とは言えもう少し現実的な設定をすべきでは?と言ってました。

まあ、そこが韓国映画の韓国映画たるところなのでしょうね^^;

私はとうの昔に「免疫」が出来てしまいました。
by sarahe (2009-07-08 11:13) 

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