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留学生活~大学や下宿での学習方法の紹介 [留学]

昨日、下宿で私の隣の部屋で同じ大学のコンピューター関係の大学院で学んでいる院生が、私がインターネットが出来ないことを見かねて、助けてくれました。
彼の部屋にルーターを買って来て取り付け、そこから私のPCに無線で交信するようにしてくれたのです。
通常1年程度の使用では3万ウォン/月の料金がかかりますが、この方法ですとルーターの費用4万ウォンを私が負担するだけでOKのようです。(本当は違法なんでしょうが)

それでは私の1週間の過ごし方を書いてみます。

大学での授業は月~金の5日間、朝9時~13時まで4時間です。
毎日6時半頃起きて、7時半から他の下宿生達と一緒に朝食を摂ります。8時半頃に学校へ向かいます。歩いて10分ほどで言語教育院に着きます。

毎日9時から授業が始まりますが、最初毎日試験があります。
前日勉強した文法を使った文章の中から5題が出され、それを書くテストです。前日に勉強した文法の文章は全部で30題程あるので、ある程度山を張るような感じで勉強します。
また、宿題として出された今日習う単語を使って書く文章、これを10題のなかから5題出されます。

試験時間は約15分程度です。出来ていなくても答案用紙は回収されてしまいます。

授業はまず予習してきた今日習う単語の解説から入ります。
当然のことですが、話は全て韓国語です。韓国語のニュアンスが分からず苦労します。辞書を引いて日本語としての理解をしていきますが、実際韓国で使われるケースを見ると日本の辞書に載っているような使い方をしないケースも多々あります。この辺がなかなか理解できません。

単語の解説が終わると、その単語を使った質問文が10題書かれた用紙が渡されます。隣の人とその質問用紙に書かれた文章に沿って、自分の言葉で答えていきます。これが極めて難しいのです。単語は予習して分かっていても、それを使った会話がなかなか出来ません。
10分ほどで隣同士の会話が終わると、今度は先生が1題1題学生を選んで答えさせます。
会話にならねばならないので、問題の文章以外のことも聞いたり答えたりします。

ここまでで1時間目が終了します。10分の休憩ののち、今度は文法の解説になります。

1日に習う文法は、だいたい4~5個です。
先生が書くスピードが速く、かつすぐに消すのでもう最悪です。(ホワイトボードが小さすぎるのです)

1つの文法を学び終えると、学んだ文法を使っての会話文が書いている10題を、隣の人とまた会話しながら答えていきます。
終わると全体で一人ずつ当てられ答えています。
これが4~5題あるので、繰り返しやっていきます。
これに2時限かかります。

そして最後の1時限は読解です。
A41枚に書かれた文章を読んでいきます。そしてテキストに書かれてある質問に答えていきます。
誰誰は今何をしている所ですか?
どのような気持ちでいるでしょうか?
これから何をすればいいですか?
皆さんはどう考えます?

発音が悪いと指摘されます。クラスに日本人は私ひとりだけですが、中国人の発音はちょっと酷いです。
欧米と同じように「舌を丸めたりする発音」が多いためでしょうか?日本語と韓国語の発音はさほど舌を使うことが多くないので(舌を歯の間から出すとか、唇の形だとか、鼻に抜ける発音だとか似ているようなところがあります)、日本人の発音は比較的綺麗なように感じました。

1日4時間の授業はこれで終わって、学生食堂へ行って昼食を食べます。
全部にキムチが付いてきますし、スープ(あまり具がない)も飲めます。
2,500ウォン~3,500ウォンですね。(190~270円)

その後図書館へ行って宿題をやります。
①明日習う単語の意味を確認し、それを使って短文を作ること(10題)
②今日勉強した文法を使って、短文を作ること(5題)
③今日勉強した文法を使って授業中に会話した内容を書いていくこと(1文法⇒10題)・・・40題程度

だいたい14:00~17:00頃までやります。

下宿に帰り18:00~20:00の間に夕食を摂ります。

シャワーを浴びて20:00~24:00まで今度は明日の予習をします。
①明日習う文法の下調べとそれを使った会話文の作成(40題ほど)
②聞き取りテストのため、付属CDを使って聞きとる努力をすること
③読解(明日習うA41枚の読解文)



ご覧のように起きている間は、殆ど授業・復習・予習に費やされています。
もう韓国語に浸りきった生活になっています。

住居は大学から徒歩10分のところにある下宿です。

今現在下宿生が10人程度います。1名は中国からの交換留学生で、もう2年も韓国で勉強しているそうです。
そして私。あとは全員韓国人です。
私と仲良しなった下宿生は、韓国南部プサンの隣にある「馬山(マサン)」という街の出身で、今4年生です。マサンは「アグチム」というアンコウを使った料理で有名です。美味しいのですが、値段が高いと言うことです。私はまだ食べたことがりません。
もう一人はソウルから1時間半ほど南の「大田(テジョン)」近郊出身の大学院生です。例のインターネットを接続してくれた彼です。

クラスは3級で13名のクラスでしたが、1人はもう出てきません。
12名のうち1人はインドネシア出身、1人は私日本人、残り10人は全部中国人です。
彼らは3級を終えて4級を終えると、大学に編入して学位を取るようです。
休憩時間は中国語で話す彼ら彼女らで、とても煩いのです。
話す内容も分からず・・・

今日ネットが出来るのは、明日の授業が9日から今日14日までに学んだ4課の復習のため、宿題が普段の半分だからです。でも、もう止めねば・・・^^;

今のところは勉強のスピードというか内容や難易度が分からないので、本当に目一杯やっている状態です。
追々分かって来ると思うので、力の入れ方や時間の使い方などを考えつつ、こころに余裕を持ちながら出来るようになれればと思っています。

それでは次回の更新は土あるいは日曜日かな・・・
次回は下宿と大学周辺の紹介をします。

タグ:韓国留学
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