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カトマンズからポカラへ [ネパール旅行]

いよいよネパール一人旅も佳境に入り、遂にカトマンズから200km離れたポカラへと向かいます。
ツーリストバスという片道昼食付き18$のバスを予約し、朝7:00にカトマンズの大通りカンティパトへと向かいます。この時間帯は多くの会社がポカラ行きのツーリストバスを運行していて、バスがずらりと並んでいて客引きが煩いのなんのって・・・。
私は予約して行きましたが、別に予約せずとも十分に乗れました。
私のバスは35人乗りでしたが、20人ほどが乗っていました。外国人は私ともう一人カナダ人男性のみ。他はネパール人でした。

バスの外観は綺麗で「これはなかなかだな!」なんて思いながらバスに乗り込むと、あっ・・・何と内部はオンボロバスのそれで、シートはヘたっていてヨレヨレ。これって詐欺?

外観はご覧の通り。。。。

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まあ、仕方ないか。人気のあるツーリスト会社が運行するバスを見ましたが、似たり寄ったりの状態でした^^;

ポカラまでは約200km。日本なら高速道路で2時間くらいですが、ここネパールでは高速道路などないし山岳道路、しかも途中何か所も未舗装デコボコ。
途中3個所にトイレ・昼食休憩を入れて、8時間近く掛かりました。
200kmを8時間ですよ@@;
飛行機なら30分程度のフライト時間です。が、料金は60~70$が相場だそうで、とても高くて手が出ませんでした。
トイレ休憩はここ。

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そして昼食は13時近くになって漸く到着したこちらで摂りました。

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これが出された料理ですが、美味しかったのです。

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道路はこんな感じ。片側1車線ですが、帰りは川と言うか谷側を走るため、とても怖くてドキドキでした。
もの凄くスピードを出すんです。

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そしてポカラに着いたのが午後3時半頃。バスターミナル・・・広場のような所でしたが、ここに予約していたホテルの人が待っていてくれました。客引きがすごく、予約していると言っているのに名刺を見せ、ここがいいから変えろと言う人も^^;

ホテルは「ホテル トラベルイン」。ポカラのレイクサイド地区にある落ち着いたホテルでした。
中庭で朝食を食べました。朝食付きで1泊30$。
私が泊った部屋は何と・・・「ハネムーン スイート」^^;
1泊50$なのですが、私が泊るはずだった部屋が、隣の工事現場の音が煩いと考えてくれたようで、荷物を入れてからすぐ引っ越しと相成りました。

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早速ホテルの屋上に出てみました。山越しに見えたマチャプチャレイとアンナプルナです。

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翌日はホテルの支配人から提案されたサランコットへタクシーで向かうことにしました。
朝5:00ホテルスタートです。

翌日4:50分にフロントへ。既にタクシーの運転手が待っていました。あれ?この人・・・昨日ホテルに向かう車を運転していた人ではないのか?
タクシーの運転手ではなく、このホテル専属の運転手だったのです。
すごくお洒落な方でした^^
気にしていた天候ですが、早朝にしては気温が高くて良くないような感じです。

標高1600mにあるサランコットに上がると、案の定厚い雲が空を覆っていました。
6時半頃がサンライズと聞いていたのですが、その頃はまだこんな状態でした。

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仕方ないので写真を撮っていた場所の隣にいた機を織る女性がいたので、了解を取って1枚!
綺麗な女性でした。

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そんな頃西の方角にチラリと見えた「ダウラギリ 8167m」。世界で7番目に高い山です。

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午前7時半頃、もう諦めて帰ろうと車に乗って数分下ったところで、運転手が前方を指さしているのです。
「アンナプルナが見える」と言っています。なになに・・・車を降りて北の方角を見ると「あっ・・・アンナプルナが見える!!!」

これは「アンナプルナ Ⅲ 7555m」です。もう感激で・・・無我夢中でシャッターを切っていました。

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そしてこちらは「アンナプルナ サウス 7219m」と「ヒュンチュリ 6441m」。

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厚い雲が少し晴れてきたら、「マチャプチャレイ 6993m」が見えました。

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こちらはアンナプルナ サウスからアンナプルナ Ⅲまでの山並みです。

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ここまでで時間切れ^^;
運転手にお礼を言い、車でホテルへ戻りました。
とても気がきく運転手です。感謝!!!





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ヒマラヤの峰々に感激 ネパール14日間 一人旅 ⑧ [ネパール旅行]

さてさて、漸くヒマラヤの峰々を拝める日がやってきました。
カトマンズでは殆ど見えないのですが、カトマンズから30kmほど東や北東へ行くと、ヒマラヤを見ることが出来るところがあります。
有名なところとしては「ナガルコトット」があります。ここは観光地化されてしまっていると聞きました。外国人旅行者達が観光バスで訪れ、日帰りして行くとか。

(誰かさんに似て)少しアマノジャクなsaraheはナガルコットには行かず、ネワール族が住んでいる小さな町「ドゥリケル」へ向かいました。
カトマンズから東に32km行ったところに「ドゥリケル」の町はあります。

カトマンズ シティーバスターミナルへ8時頃到着したのはいいのですが、「ドゥリケル」に行くバスがどこから出ているのか全く分かりません。例のごとく小奇麗な服を着た青年に聞きました。青年は1台のオンボロバスを指さしました。
客引きの少年がsaraheを見てこのバスだと言っているような気がするのですが・・・彼は英語が分からない^^;
運転手に地図を見せてここに行くかと尋ねて漸く確認できました。
どうやら終点らしいので、一番後ろの席に座りました。これがとんでもないことになるのです・・・・・

バスステーションには行き先表示や案内はないし、時刻表などは勿論ないのです。バスに乗り込んだは良いのですが、何時に出発するのか分かりません。乗客が集まり次第ということだそうです。(帰ってホテルのフロントの女性に聞きました)

30分程過ぎた頃座席の半分くらいが埋まりました。ここで漸くバスは動きだしましたが、すぐにまた少年がバスを1回叩くのです。「止まれ」の合図です。数人が乗り込んで来ました。これを数回繰り返し、やっとターミナルを出たのです。
ドゥリケルまでは2時間ちょっと掛かります(32kmなのに・・・)

道路は幹線道路なのですが、途中何か所も舗装工事がされていたり、未舗装の所も何箇所かあって大変でした。最後尾の座席に座ったことを後悔したのは、バスが大きくバウンドしたり振動が激しく、気持ちが悪くなるほどだったからです。
カトマンズ盆地の縁に当たる峠を越えてゆきます。
11時前にやっとドゥリケルに到着です。
ヒマラヤを見る為には、更に40分ほど山道を登らねばなりませんでした。天候は晴れ。気温は17度位でした。
カメラを登山のザックに入れて、ミネラルウォーター2L+クッキー、手帳・地図・三脚・・・・結構な荷物です。汗が出てくるほど^^;

道端で編み物をしている女性発見。
その後ろにはショールを頭から被って寝ている女性の姿が・・・

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学校の前を通ったのですが、休み時間なのか学校の前にあるテント張りの駄菓子屋さん?かな、ここに掛け込んできてお菓子を買う学生たちを撮りました^^

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山道の脇にあったレリーフ。。。
このようなものが、いたるところにあります。

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そして・・・そして・・・ようやく見通しのきくところへ出ました。
山の方は少しガスが出ているのか、少しボンヤリとした感じ。

最初はこんな感じで見えたのです。感激感激!!!!!!

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時間が経てばガスははれてくるかもしれないと思い、付近を散策しました。

こんな大きなブッダの像がありました。ヒマラヤを見ているようでした。

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そうして12時半頃でしたか、ようやく見通しが良くなってきて・・・

この景色は如何でしょうか???

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山の特定はできませんでしたが、ここから見える山はランタン・リルン(7246m)、ドルジェ・ラクパ(6966m)、巨大な塊のように見えるガウリ・シャンカール(7145m)、メルンツェ(7181m)などなど・・・。

少し望遠レンズで寄ってみます。

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どうでしょうか?
このヒマラヤの峰々・・・
もう時間を忘れて夢中でシャッターを切っていました。三脚を持って行ったのですが地面がデコボコで・・・望遠で撮ったこともありブレ気味です。

初めてみるヒマラヤの峰々。感動して言葉がありません。。。。。。
このドゥリケルの人々は、毎日この山々を見て暮しているんですね~
1旅行者だからそう気楽に言えるのであって、ここの厳しい環境で暮らしている人にとっては、大きな意味を持たないかもしれませんね。

そういう町の姿も写真に収めました。

ここら辺りでは山の上まで段々畑が作られています。

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そして土地は痩せており、saraheが見たのは「蕎麦」でしょうか・・・綺麗なネワールの女性が、蕎麦を刈っていました。
「ナマステ」と言って両手を胸の前で合わせて挨拶をしました。写真を撮ってもいいですかとポーズで表わしたところ、OKらしいいのでシャッターを切りました。
この段々畑のすぐ下に、彼女が住んでいる家がありました。土壁で作られた簡単な家でした。
何とも言えない気持ちになってね~

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旅はいろいろと考えさせられることが多く、マンネンリ化している日常を活性化させるきっかけになります。

次はこの町で見つけた花たち^^

これは「サクラ」だと思うのですが・・・・・・

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これは何という花なのでしょうか?

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そしてこの日は日曜日。町では結婚式が行なわれていました。
家の前では赤い服を着た楽団のメンバーが、お祝いの曲でしょうか、演奏していました。

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そしてアルコールが入った人なのか、陽気に音楽に合わせて踊る人。

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周りにはお祝いに駆け付けた人や近所の人達が集まっていました。

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結婚式が行なわれている家の壁にはこんなものが・・・

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家々の窓や屋上からも・・・^^

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素晴らしいヒマラヤの峰々を見せてくれたドゥリケルの町。
この町を離れる前に、食事をしました。
食事が出来るお店は数軒のみ。
えいやっ・・・と入ったのはこのお店^^

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食べたのはこれ^^
チョーメンに似たものでしたが、バフ(水牛)の肉入りで味はまずまずでした。
でも、バフの肉は固く、噛んでも軟らかくならなくて大変でした^^;

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次回はバクタプルという世界遺産の街を訪れます。


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ネパール14日間 一人旅 ⑦  [ネパール旅行]

今回はカトマンズ盆地の東に位置するボウダナート、ボウダナートからMTBで4Kmにある寂れた街 ゴルカナ、そして最後に訪れたのはネパールのヒンドゥー教最重要の寺院 パシュパティナート 、この3個所を紹介します。
ホテル近くのレンタルMTBショップで、MTBを2日間借りました。2日間で1,000ルピー(1,200円)でした。幹線道路を走るため、マスク必帯で臨みました。

早朝7時にレンタルMTBショップをスタートし、幹線道路を東に向かいます。タメル地区の書店でカトマンズ盆地の詳細地図を買ったのですが、実際とはどうも異なるようで、何回も警察官や地元の人に聞きながら移動しました。40分ほどで最初の訪問地「ボーダナート」に到着しました。ここも世界遺産登録地です。
昨日見たスワヤンブナートのストゥーパ(仏塔)よりも数倍大きなものがあります。

入口でチケットを購入し、MTBをチケット売り場の人に預けて見学です。
最初に飛び込んできたこの光景・・・
何と言う大きさ。ここでもう言葉を失くすsarahe。

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そしてこのブッダの眼。鼻。
眼は4面に描かれており、どこへ行っても見られている気がして落ち着きません。

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ストゥーパの前におられたこの老婆、この老婆に頭を撫でてもらう人が多いのです。偉い方なのか・・・

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歳の頃・・・90歳前後でしょうか、老婆がパイプ椅子に腰掛け、静かに数珠を繰って経文を唱えていました。
その姿は感動的でした。

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この女性は店番をしながら、一生懸命編み物をしていました^^

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可愛い子供たちも、お祈りを捧げてから学校へ行きます。

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この大きなストゥーパは、必ず時計回りに回らねばならないのです。そしてストゥーパの周りには、多くのお土産屋さんが軒を連ねていました。綺麗な色彩にしばし見とれて・・・

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ストゥーパはブッディストのお寺です。そして、チベット仏教との関係も強く、必ずと言ってよいほどインドに亡命している「ダライ・ラマ」の写真が置いてあります。

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可愛い少年の姿がありました。手にはおもちゃの腕時計。写真を撮ろうとすると、はにかみながら顔を強張らせてしまいました^^;

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お供え物のロウソクを作っているところにお邪魔して撮った写真です。

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この老婆も熱心に祈りをささげていました。服が汚れるなんて、全く関係ないことのようです。

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そしてこの女の子は、上の老婆の孫だそうです。「写真撮ってもいい?」と聞いたら「うん」と言ったのに、いざ撮ろうとすると睨めつけるんですよね・・・可愛い子なのに・・・

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ここボウダナートのストゥーパは、ネパール最大級のもので、世界的に見てもかなりなものだそうです。そして多くのチベット人にとっては、信仰の中心地となっているのです。お土産屋の多くはチベット人が経営するもので、総じてチベット人は商売が上手と言われています。
saraheはここでは買い物をしませんでした。彼らとの価格交渉を避けたためです^^;

ここには2時間くらいいたでしょうか?素晴らしいストゥーパを眺め、チベット仏教の中心都市でダライ・ラマを思いながら・・・

さて、ここからMTBで4Kmほど北へ向かって走ります。けれど、地図を読み違えたか路に迷ってしまったようで、警官に2度聞いて漸く路が分かったのです。最後の2Km位は急な登りですが、MTBなのでギヤを切り替えてOK^^
ボーダナートの喧騒からかけ離れたゴルカナの街へ入りました。
ここには「ゴルカナ・マハディーブ寺院」があります。世界遺産には登録されていませんが、それに匹敵する建物が残っています。

建物群の全景はこちらのようになっています。珍しいのもがありました。この写真の右側にある「木」を見てください。この老木の幹に出来た穴を利用して、祠を作ったようです。

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中心となる建物は、3重の塔です。そして多くの彫刻やレリーフが、3重の塔の周りに残っています。
これはシバの彫刻。長い年月が経ち、顔が判別できないほどに削られてしまったようです。

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3重の塔の正面上部にあった、黄金の彫刻。

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シバ寺院には必ずある「シバ・リンガ」。これは「男根」の象徴だそうです。シバはネパールで一番重要な神だと言われています。シバは創造神でありかつ破壊神であります。怒れるシバは宇宙を震撼させるほどと言われ、シバが恐ろしい破壊神の面を出さないでくれるよう祈るのです。
一方でシバの強さ・創造の象徴として「シバ・リンガ」を祀るのです。

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ここではゆっくりとした時の流れを感じられたのです。素敵な時間を過ごすことが出来ました。

ここから今日最後に向かうパシュパティナートまで4~5Kmの距離です。が、幹線道路ではなく脇道を行かねばならず、その路には警官などいないので、感が頼りでした。大体の方角さえ間違わなければ、大きく離れてしまうことはないと思い、ペダルを漕ぎました。
案の定、200m程の違いでしたが、パシュパティナートに出ました。

途中で捉えた光景。

洗濯をする女性。

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菩提樹の木の下で、果物を売る女性達。

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パシュパティナート寺院は、ネパールで主要なヒンドゥー教寺院であるだけでなく、インド半島にあるシバ寺院のなかでも最も重要な寺院で、インドのいたるところから荒野で修行するヒンドゥー教聖者サドゥーをはじめ、多くの敬虔な信者を惹きつけているとのことです。

パシュパティーナート寺院が建つのは、バグマティー川のほとりです。バグマティー川はインドのガンジス川のバラナシと同じく聖なる川で、パシュパティナートは「火葬場」としても有名なのです。

ヒンドゥー教徒は、死と再生の輪廻を信じていますので、火葬をしてその灰をインドのガンジス川に繋がるこのバグマティー川に流すことで、母なるガンジスに戻ると考えているのです。そしていつの日か、必ずこの世に生まれ変わってくる、そう信じているのです。

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私がバグマティー川にいる間中、次々と行なわれる火葬。
最初は物珍しさもあってシャッターを切っていましたが、そのうちに何となく自分の死について考えたり・・・
死後の世界のことを想像したり、輪廻はあるのかと考えたり・・・

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上の2枚の写真はガトー(火葬場)の位置が、川下にあるのです。川下側のガトーは6~7箇所ありますが、全部カーストの順番に従っています。カーストの順番が上位の方が、より川上側のガトーで火葬が出来ます。

下の写真は、最上位のカーストに属している人達専用のガトーです。

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ガトーの作りも親族の控室も、カーストの違いによって大きく変わっています。

でもね、焼かれてバグマティー川に流されると、こういう風になります。

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ここに見えるのは、カーストの順位に関係なく、汚れたバグマティー川に流された灰や木、花飾りなどなど。
ガンジスに帰って行く時は、現世のカーストの順位に関係なく、一緒になって流れて行くんです。そして、来世ではどのような再生が待っているのか・・・

ネパールではカースト制度は公式には廃止されたと言われていますが、このようにまだまだ多くの制度の姿を見ることが出来ます。バグマティー川の川を掃除する少年がいました。彼は最下層の・・・いや、全てのカーストの下に位置する「不可触民(ハリジャン)」だと思われます。
そして火葬に使われる木を切る人達。この人達も最下層のカーストかハリジャンでしょうね・・・おそらく。

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ここパシュパティナート寺院で唯一美しかったもの、それはこれです。
これは染料です。人々がお祈りの際に使ったり、お供えの時に使ったりします。
バグマティー川のドロドロとした汚れ、カースト制度の無常感、死と再生・・・これらとは対極にあるような美しい染料に、しばし見惚れていました。

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今日1日で3個所の街を廻り、そしていろいろと考えさせられた1日でした。
肉体的にも精神的にもクタクタになり、ホテルへ戻るとシャワーを浴びて爆睡でした^^;

次回はカトマンズから35km離れた街へ出かけます。
そして・・・ヒマラヤをしっかりと見たのです^^

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ネパール14日間 一人旅 ⑥ [ネパール旅行]

今回はカトマンズから数キロ離れた「スワヤンブナート」と呼ばれる所を紹介します。
ここは世界遺産にも登録されています。別名「モンキーテンプル」。

ホテルを出てからカンティパトという大きな路沿いにある「ラニ・ポカリ(女王の池)」に向かいました。
素敵なシバ寺院が池のなかにあります。
1667年、プラタップ・マッラ王により、息子の死で悲嘆に暮れている女王を慰めるために造られたとか。

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そしてまたダルバール広場へ戻り、ハトと牛と世界遺産の寺院群を写真に収めて・・・

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さて、スワヤンブナートまでは歩いても行けるのですが、少し疲れていることもありリクシャーで行くことにしました。あんちゃんと例のごとく価格交渉。

カトマンズよりの東側階段を上ると、階段には飢えや病気で衰弱している幼い子を抱えた母親が座っています。
そして、声にもならないようなうめき声を出し、ブリキの皿や缶を差しだしてお金をねだります。
どう対応したら良いのか・・・ この親子にあげれば、この先にいる10数人の人達にもあげなければいけないし・・・でも、見ぬふりも出来ないし・・・

結局、リクシャーのあんちゃんが言ってくれました。「こころだけでもいいのです」と。
財布を懐にしまい、再び階段を上がることにしました。

そして飛び込んできたのがこの景色!!!!!

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この仏塔(ストゥーパ)の大きさ、素晴らしさに圧倒される。
このストゥーパの「眼」に射殺されるような感じを受けます。
この「眼は」ブッダの眼。四方に描かれており、カトマンズ盆地を見つめている。「疑問符」のように見える「鼻」は、ネパール語の数字の1を現わし、これは「調和」という意味なのだそうだ。
2つの眼の上には、もうひとつ目が描かれている、これはブッダの眼力を現わすシンボルです。

これも素晴らしい寺院。そして幾つもの小さな仏塔が並んでいました。

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一つ丘を越えた所から撮ったストゥーパ

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ここからカトマンズ盆地が見渡せました。そして・・・チラリと見えるヒマラヤの峰。
しばし言葉もなく・・・見惚れていました。

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次回も世界遺産シリーズです

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ネパール14日間 一人旅 ⑤ [ネパール旅行]

今回はネパールの公共交通機関について、書いてみます。
この国の空気は都会では排ガスとゴミ、埃で汚れており、地方では未舗装の道路から舞い上がる埃とゴミで汚れています。
既に述べたようにマスクをしないと、鼻の穴は真っ黒になり、ハナゲの伸び方も早いように感じます。
排ガスと騒音の原因、それはバス・トラック・タクシー・サンクー等の車です。

カトマンズには数か所のバスターミナルがあります。行き先によって、バスターミナルが異なります。
最初に訪れたのは、カトマンズのシティー・バスターミナルです。このバスターミナル、路面は未舗装の所も残り、ゴミと埃と騒音とで長い時間いるのがしんどくなります^^;


これは8時半頃のバスターミナルの写真。

私は自分が行きたい場所を言って、どのバスに乗れば良いか聞きました。でも、同じような方向に行くバスも結構あり、お互いが客を奪いあって競争しているのです。ですから、私を巡って客引きが言い争う羽目に・・・^^;
バスの運賃は安く、2時間乗っていても(とは言え道路が良くないので、距離にすれば35km程度)40ルピー(約50円)ほどです。
バスには子供か20代前半の男が乗り込みます。彼は停留所で大きな声で行き先を皆に告げます。客が乗り込み発車を運転手に知らせるのは、バスを「2回叩く」のです。「1回叩く」のは「止まれ」の意味です。
乗客は彼に次で降りることを伝えると(口笛で伝えたりもします)、彼は1回叩くのです。
同じ方面に行くバスは、先に停留所に止まろうとして、停留所手前から先手争いを始めます。これが怖いんです^^;

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これはバスの上にある荷物を置く場所に、市場で買ったであろうニワトリを籠ごと載せようとしているところ。
ニワトリは力なく、目もウツロでした。。。

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これは箒の材料を運ぼうと思っている女性。それにしても、この量・・・半端ではありません。載せられるのか?

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この写真は・・・「ヤギ」が載っている!!!
どのように落ちないようにしているのか・・・足を縛っているのか・・・

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ここはカトマンズから4~5Km南へ行ったパタンという街にあるバスステーション。

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これはサンクーと呼ばれる乗り物。小型のオート三輪に人が座れるスペースを設けたもの。
どのようにして運転手に降りる場所を教えるか?
降りる手前で、天井を1回叩くのです。その音が「近くで降ります」という合図なのです。
地元の人はどこで降りることが出来るのか分かっているでしょうが、旅行者にはハードルが高い乗り物です。

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これはミニバスと呼ばれる乗り物です。大概がトヨタのハイエースを使っていました。
これもバス同様の乗り降りの方法でした。ただし、このミニバス、もの凄いスピードで走ります。乗り慣れないと、怖くて目を開けていることも出来ないくらい・・・
前面が大破して道路脇に打ち捨てられていたハイエースを何台も見ました。

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これは更に小型のもの。

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最後はタクシーです。タクシーは殆どすべてと言っていいほど、「suzuki」というステッカーをフロントガラス上部に貼っていました。日本のスズキ自動車の軽自動車です。日本から輸出されたのではなく、インドにあるスズキとタタというインド企業の合弁会社で生産されたものを、ネパールへ輸出したようでした。
メーターはあることはありましたが、殆どは乗る前に価格交渉しているようです。私もホテルから空港までの料金を、価格交渉して決めました。「メーターを使ってくれ」と言えば良いだけなのかもしれません。
ただこのタクシー、登録されていない違法車が多く、警官にいちいち確認されるという面倒なこともあります。

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道路は日本と同じ左側通行。これはイギリスの影響です。

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さてさて、次の次辺りからヒマラヤの山々を載せられるかと思います!


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ネパール14日間 一人旅 ④ [ネパール旅行]

今回はカトマンズで商売を営む人々や街行く人々を追いました。
カメラを向けると微笑んでくれる人、睨みつける人、無表情な人・・・様々でした。
どの国でもそうですが、子供たちの笑顔が素晴らしく素敵でした^^

ネパールに暮らす人々は、インド平原から来たコーカソイドとアジアのモンゴロイドの人種からなっていると思います。その顔かたちや体格は、一目で分かるほど差があります。

11月24日早朝のカトマンズ ダルバール広場にて

①ドーナツを揚げている男性

このドーナツ、3個で10ルピー。使っている油は古そうでしたが、ドーナツそのものの味はまずまずでした^^
カメラを向けると、途端に下を向いてしまった恥ずかしがりな人でした。

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②お供え物を載せる葉っぱで出来たお皿を売るハラボジ

このお皿に美しい花飾りや果物・お米などを乗せ、寺院に祀られているヒンドゥーの神様にお供えします。

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③ミニトマトを売る女性と野菜を売る男性

青空マーケットでは天秤秤が大活躍でした^^

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④お供え物の花飾りを売る女性達

この花飾り、本当に綺麗なんです。何と言う花なのか・・・

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⑤たくさんの豆類を売る人

ネパールはインドと同じように、「ダル」と呼ばれるマメを使った料理が、普段の食事になるようです。
その種類と言ったらすごく多いのです。たくさんのお店があって、それぞれ顧客がいるみたいです。

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広場周辺には古い建物も多く、どれもが世界遺産に登録されたものと、遜色ないような感じがします。

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⑥バナナを売るハラボジ

この国は果物が豊富です。今の時期はリンゴ・バナナ・ココナツ・ミカン・オレンジ・ザクロなど。
それをそのまま売る人もいれば、ジュースにして飲ませてくれるお店も多いのです。水を加えない100%果汁です。

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店先にだらりと垂れ下げているお菓子の袋^^。
こう言う売り方が多かったな~~

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⑦これもお供え物のセットとバターロウソク
本当に綺麗なんです、これ。

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⑧ベッドカバー?シーツカバー?らしき物を売っている女性

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⑨これは乾物屋さん

干したのか燻製にしたのか分かりませんが、川魚が黒光りしていて・・・

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大きな路地を一本入ったところ。ネパール語で書いてある横断幕がありました。街行く女性の服装は、サリーを着ている人ジーンズを履いている人など、様々でした。

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⑩これは太鼓屋さん?

民族楽器を専門に作ったり修理したりしているお店。結構お客さんがたくさん来るんです。太鼓の作り方を聞いてくるんだったな~

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なんとなくお洒落な感じ・・・

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⑪お土産屋さん

様々な服や帽子、パシュミナやヤクの毛で出来た織物などを売っていました。

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こちらはフェルトで作った室内履きのくつ^^
色が綺麗ですね~

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このお土産屋さんは繁盛していました。私はここで価格交渉に破れ、買うことを諦めざるを得ませんでした^^;

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この路地はタメル地区の中心にあるもので、私はこの辺りをウロウロしながら品定めをしていました。

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⑫共同水汲み場で水を汲んでいる女性達

このような共同水汲み場がいくつもあります。いつも女性の姿だけしかありません。水を汲んだり洗濯したり・・・男性はどこで何をしているのか・・・(あとで分かりました^^;)

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昔懐かしいこんなものも・・・

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⑬ダルバール広場名物の骨董品屋の数々

ここで売られているものの殆どは、ガラクタの類のようなものでした。が、欧米人はこうしたものが好きで、熱心に説明を聞いたりして、幾つかを買っていました。

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見ていて飽きない面白さがあります。ガラクタですが・・・

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これはお土産として人気のあるつり人形。可愛くて素敵!!!

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⑭学校へ登校途中だった女の子

写真を撮ってもいい???と聞いたら、コクリと頷いた可愛い子。saraheの子供は二人とも男の子。というかもう28歳と24歳のむさ苦しい男になってしまった。可愛い女の子が子供にいたらな~と・・・昔何度思ったことか・・・

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今回はここまでです。。。。。。

いつまで続くのだろうか・・・


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ネパール14日間 一人旅 ③ [ネパール旅行]

昨日のソウルは1日雪が降っていました[雪]。とても寒い一日でした。今朝起きたら雪は止んでいましたが、路面には雪が凍結して滑り易いのなんのって・・・自転車通学には適さない一日でした^^;


ネパールの首都、カトマンズで一晩過ごした翌日、カトマンズ市内にある世界遺産を巡りました。前日の晩に近くのベーカリーでパンを購入しており、ホテルの自室でコーヒーを飲んで朝食としました。
パンは1個50ルピー前後(60円程度)と我々からすれば安いという感覚ですが、ネパールでの食事事情からすれば、ちょっと高いという感覚です。夕食に食べたMOMOという蒸し餃子のカレー味が、30ルピーとか50ルピーですから・・・。

さてさて、7時半にホテルを出るとそこにはタクシーの兄ちゃん、リクシャーの兄ちゃんが屯して客待ちをしています。
私は長旅の疲れもあり、リクシャーの兄ちゃんに「ダルバール スクウェアー迄いくら?」と聞くと、「150ルピー」と言います。それはいくらなんでもボリ過ぎだろう。「朝早いし、70ルピーでOK?」「…OK」で交渉成立。

路は早朝と言うこともあり、路地は空いています。ただし、路面はデコボコで最悪^^;
リクシャーはご存知の通り、自転車の後ろに幌付きの座イスを乗せたもので、大人2人が乗れます。でも、力のない兄ちゃんだと、坂道でもう登れないとなったら、降りて一緒に歩いてくれと言われるようです^^;

降りる時に写真を撮りたいと言うと、ポーズを取ってくれました^^

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この世界遺産の建物群ですが、ダルバール広場に点在しています。ここはかつてカトマンズの王たちが、王位を授かる正式な場所であり。執政の場所でもありました。年月が経って何回も建て直されましたが、現在の建物の大部分は17世紀か18世紀に造られたと言います。
遠い昔、カトマンズ盆地には3つの国がありました。カトマンズ、パタンそしてバクタプルです。今日は最初のカトマンズです。

この地区に入るには、300ルピーが必要です。そして何回もここを訪れたり通ったりする場合は、写真1枚を用意して通行パスのようなものを作ってもらいます。私もそれを作ってもらいました。検問所みたいな所を必ず通る度に、パスを見せて通ります。これがないと、都度300ルピーを徴収されます。

最初に見えるのが、シバ・パルバディ寺院です。現在一部を修復中です。
伝統的な建築方式・・・
上部にある窓からは、シバ神とその妃の像が見えます。

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続いては圧倒的な存在感でした、このマジュデワル(シバ寺院)。皆さんこの寺の階段を登って、上から広場全体を見渡していました。私もみなに習って・・・
まずは下から1枚・・・パシャ[カメラ]

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続いて上に登ってから、太陽が建物の蔭から顔を覗かせる瞬間を狙って・・・

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これはバグワティー寺院という建物です。3階建ての3重の塔の寺院は、1階にタンカ(チベット仏教の宗教絵画)を売る店が並んでいます。

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暫くすると、遠くから掛け声とカチャカチャという金属音が聞こえて来ました。あっ・・・[目]なんと・・・軍隊ではないですか・・・それも皆さん鉄砲を持っている^^;
これは演習ではありません。旧王宮の一部が軍隊の施設になっているからです。

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これはクマリ館と呼ばれる建物です。この中では「クマリ館」とは、生き神の住む家の意味で、選ばれた若い娘(クマリ)が、思春期を迎えるまでは家族とともにこの館に住むのです。この建物から出られるのは、年に6回の行事がある時だけだそうです。ネパールの王様もこのクマリには敵わないととも言われています。
この窓から顔を出すようです・・・時々ね^^

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彫刻も素晴らしいものがあります。
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クマリ館の中庭から建物に施された、素晴らしい彫刻の数々。

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なんか・・・PCに読み込んだ写真のデータが出て来ません^^;
今日はここまでで勘弁してください。中途半端で・・・[バッド(下向き矢印)]
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ネパール14日間 一人旅 ② [ネパール旅行]

ホテルで一息ついてから、カトマンズの街へ出て見ました。
ネパールは日本と同じ左側通行です。韓国で漸く右側通行に慣れたと思ったらまた・・・^^;
そして不思議な光景を目にすることに。

交差点が幾つもありますが、信号機があっても点いていないのです。その代わりに警察官が手信号で、交通整理をしていました。そして、強烈なのは排気ガスの匂いと埃の凄さです。バス・トラックなどディーゼル車から出る排気ガスは、真っ黒な色をしています。それもそのはず。旧式のバスやトラックですから、排気ガス規制などされる前のものです。また、軽油も不純物の多そうなものでした。

僅か数時間街を歩いただけですが、ホテルに帰ってくると鼻の穴が真っ黒になっていました。ネパール人でもマスクをしている人がいる理由が分かりました。風邪引きではないんですね^^;

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私が泊っていたホテルがあるタメル地区は、土産物屋やホテル・ゲストハウス・飲食店・トレッキングやラフティングなどのガイドの会社などが集中しています。旅行客の大半が、このタメル地区で宿泊します。そして、狭い路地が多いのです。薄暗い路地。そこに多くのストリートチルドレンが寝起きしています。路上には犬の糞と一緒人間の便も・・・彼らのものです。実際に早朝、子供がお尻を出して便を路上にしている光景を目にしました。
とても貧しい国なのです。そして貧富の差がとても大きいのです。カースト制度は公式には廃止されたのですが、非公式には生活のあらゆるところで制度の存在を見ることが出来ます。

1観光客がたかだか2週間ネパールを旅したところで、この国の表面の更に表面しか分からないのでしょう。
あとでポカラと言う街でホテルの支配人をしている人と夕食をともにし、ネパールの現状や課題・問題点などを聞きましたので、記事にしたいと思っています。

これはホテルの前の通り。

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人通りの多い「チョーク」という路地と路地が交わるところ。

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ホテルの近くにあった古い煉瓦作りの建物。彫り物が素晴らしい。

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ホテルの前の通りから1本路地を入ると、このような薄暗い路となります。

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そしてカトマンズについてその日なのに、もうたくさんのお土産に目を奪われるsarahe。

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私はこの店で初日に革製バックを買ってしまいました。ガイドブックの「ロンリープラネット ネパール」には、値切りは売買の一部と見なされ、社会交流なのだそうだ。安い買い物が出来るのは、お互いの交渉が円満にいった時だそうだ。
それでもどの位の値段が相場なのか、皆目見当がつかない。そこで近くにあったフェアトレードのお店に入って、大まかな価格水準を把握することにしました。

私がいいな~と思った革のバックは、ネパールのストゥーパ(仏塔)に描かれている目と鼻をイメージした絵柄で、色はダークブルー。店主は最初2,500ネパールルピー(約3,000円)を提示してきました。これはいくらなんでも高いと思い、1,000ルピーでどうかと・・・まずは感触を掴もうと^^
店主はそれでは商売にならない、マージンが取れないと言う。2,000ルピーでなら売ると言う。「高くて買えない」と店を出ようとすると「1,800ルピーで」と引きとめる。saraheは「1,500しか出せない」店主「ラストプライス・・・1,600ルピー」 「yes,買いましょう」
これで交渉成立。言い出し値2,500 買値1,600 約4割引き。 これが一つの目安と考えるようになりました。
勿論最初から安い物は、言い値で買うようにしました。多分、利益も少ないのだろうし・・・

このお店は「パシュミナ」と呼ばれる「野生のヤギの下毛」を使ったショールやスカーフなどを売っている。また、カシミヤやヤクのウールを使ったショールなども多くの店で扱っていました。

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このお店は金の装飾品を扱っていました。ブッダの置物やネックレス、指輪、イヤリング、ピアス・・・いや~お金があればな~~街中のいたるところで金や銀の装飾品を売っています。その全てに値札はありません^^;

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このお店は「タンカ」という「チベット仏教の伝統的な絵画」を扱っていました。これ、全部手作業で描いています。相当な集中力と熟練を要するものだと思います。台紙は綿だそうです。題材は「曼荼羅」「輪廻」「ブッダ」「菩薩」などです。違う所で描いているところを見せてもらいました。1枚描くのに1週間や2週間は掛かるようです。それだけにお値段もいいようでして・・・私は手も足も出ませんでした。

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そして初日の夕食は・・・
街を彷徨い歩き、行きついたお店で食べたのがこれ!!!

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名前は忘れました。何とも不思議な味でした。中は米でもなく???
上にかかっているソースのようなもの、これが辛くなく少し甘味のあるものでした。そして白い物、これがどうやらヨーグルトだったのです^^;
私の前に座っていた青年がいろいろと教えてくれたのですが、彼の話す英語があまり理解できなかったsaraheでした。仕方がないので、持っていた地図を広げて、世界遺産の建物のある場所やバスステーション、予め調べて行った美味しいお店の場所などを聞いてみました。
調べて行ったお店の1/3は、既になくなっていました。私の持っている「ロンリープラネット ネパール」の日本語版は、2004年が最新なのです^^;
英語版は3年に一度改定されるようです。来年改定予定だそうで、日本語版はいつ改訂されるのか・・・

帰り路にあったヒンドゥー教の神の一つ「ガネシュGanesh」の彫刻。このガネシュ、ネパール中に一体幾つあるのか・・・それほど人気のある神だそうです。

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ヒンドゥーの神については、また今度書いて見ます。


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ネパール14日間 一人旅 ① [ネパール旅行]

皆さん、お久しぶりです。2週間ぶりに、韓国に戻ってきました。
昨日の早朝7時に、ソウルインチョン空港に到着。カトマンズにあるトリブバン国際空港を13:50に離陸し、タイのバンコクまで3時間のフライト。
バンコクで4時間のトランジットの後、23:40(23:00の予定が遅延)発のタイ航空インチョン行きで5時間30分のフライト。タイと韓国では時差が2時間なので、現地時間での到着時間は午前7時頃となりました。

もう精も根も尽き果てたと言うのが、正直な感想です。
明後日12月8日から冬学期がスタートしますが、最初から試練の予感がします。

1回目の記事は、ネパール入国とホテルまでです。

11月22日(月)21:25インチョン発のタイ航空バンコク行きに乗り込みます。この便はスターアライアンスグループのアシアナ航空との共同運航便でした。ですから、韓国人の旅行客が圧倒的に多く、韓国人以外は少なかったです。バンコクまでのフライトは5時間50分。
テイクオフして30分くらいしたら、飲み物のサービスが始まりました。
私は白のワインを頼みました。つまみはカボチャの種だったと記憶しています。

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長いフライトでしたが、この椅子のお陰で腰やお尻の痛みが軽減されたようです。
RECAROのシートです。身体の線に沿って、微妙に湾曲しているのです。

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機内食は1時間過ぎに出されました。味はまずまず。
隣の席に座った韓国人男性はビールを飲み過ぎたようで、盛んにトイレへ行ってました。

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現地時間の午前1時20分頃に、バンコク到着。

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カトマンズ行きの飛行機まで9時間余りあります。まずは空港内をウロウロして時間つぶし。
これはタイ航空のラウンジ。ファーストクラスかビジネスクラスの乗客専用なのでしょうね。私はその前にあるベンチで横になっていました。

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空港内には多くの免税店や飲食店があり、深夜にもかかわらず乗り継ぎ客を相手に、商売繁盛でした。

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外国人から見れば、タイ語の文字は難しい。

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朝食を摂るためにタイバーツに変える。1,000円が330バーツ程度でした。が、空港内の飲食店は高い!!!
このサンドイッチとコーヒーが、260バーツ(約790円)だって^^;
どうしても韓国の価格水準が頭から離れず、暫し混乱と闘う。

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バンコクの空港は広いのです。こんなに広いとは・・・
カトマンズ行きの搭乗ゲートC6へ向かう。

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C6ゲートの前で。最初はタイ語の表示。ワカリマシェン^^;

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続いて英語表示^^
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バンコクからカトマンズへ向かう飛行機では、進行方向の右側の席を取るべし!!! と書かれていたので、予約時に右の席をキープ。
そうです、ヒマラヤの山並みが見えるのです。写りが悪いのですが、ご勘弁を。

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カトマンズの空港 トリブバン国際空港 に降りるには、紙飛行機のようにクルクルと旋回しながら高度を下げていきます。周囲に高い山があるために、直線的に降りることが出来ません。
ランディング直前のカトマンズ郊外の山。
狭い段々畑が、山の上の方まで続いています。
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やっとカトマンズ到着です。

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個人客の大部分は、この空港のイミグレーションでビザを取得します。
15日間有効のツーリストビザが、25ドルでした。
パスポートにぺタと貼られたビザです。

これが入国時に貼りつけられたもの。

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これは出国時に貼られたもの。

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このイミグレーション通過に時間が掛かりました。
空港を一歩出ると、サッと多くのタクシードライバーやホテルの客引きが寄ってきます。
私が韓国でネット経由で予約したホテルのピックアップ、小さな紙切れを持って待っていてくれました。
型通り挨拶を済ませ、荷物を軽ライトバンに載せます。ハラボジ位のポーターが、お金を要求してきます。ドルでくれと言い張ります。ドルは高額紙幣しかなく、両替したネパールルピーを手渡しました。彼は不満そうな顔つきでしたが、最後は諦めたのか帰って行きました。

ホテルはカトマンズの飲食店やホテルが密集している「タメル地区」にあるHotel Horizon。
バスダブ付きのスタンダードルームが、サービスチャージ+税金込みで1泊15ドルです。格安でしたが・・・あとでこのツケがまわってきます^^;

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部屋は見た目小奇麗でしたが・・・・・・

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敷地内には小さいながらも庭がありました。

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1回目はここまでです。



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ネパールへ一人旅してきます [ネパール旅行]


今の学期が11月22日(月)で終わります。午前9時半から修了式が行なわれます。そして、12月7日までのパンハッに入ります。

saraheはその間、ネパールへ一人旅をしてきます。

11月22日(月)21:25 ソウル・インチョン空港発 タイ航空TG 657便 バンコク行に乗ります。
バンコクには11月23日(火)1:20到着。空港内で9時間10分のトランジット。
11月23日(火)10:30バンコク発 タイ航空TG319便 カトマンズ行に乗ります。
11月23日(火)12:45カトマンズ トリブバン国際空港着です。

11月23日から11月28日までカトマンズ市内のホテルに投宿し、タメル地区散策・ダルバール広場等市内を見たりします。
そして翌日からは少し離れたところへ足を伸ばします。
ボーダナート・パシュパティナート・パタン・バクタブル・ナガルコット・・・世界遺産やヒンズー教と仏教寺院建築の数々。ヒマラヤの眺め。
良い写真が撮れるといいのですが・・・

11月29日早朝にチェックアウトして、約200Km離れたポカラへ向かいます。バスで6時間半~8時間掛かります。
ポカラはアンナプルナ山群の麓に当たり、朝と夕方のオレンジに彩られたアンナプルナをまじかに見ることが出来ます。
ポカラは11月29日から12月1日まで投宿します。サランコットという標高1,500mの丘に上がり、そこにあるロッジかゲストハウスに泊まる予定です。1日の日にはフェワ・タールという湖畔のロッジに移ります。湖にボートを浮かべて、ボ~ッとして過ごしたい。
チベット絨毯を作っているチベット人居住地区へ行き、手頃なものがあれば買って帰りたいと思っています。

12月2日の早朝にチェックアウトし、またツーリストバスに乗ってカトマンズまで戻ります。
12月2日から3日までカトマンズ周辺を歩き、12月4日に帰ります。

復路もまたトランジット。8時間です^^;

12月4日(土)13:50カトマンズ トリブバン国際空港発 タイ航空TG320便 バンコク行
12月4日(土)18:25バンコク着
12月4日(土)23:00バンコク発 タイ航空TG658便 ソウル・インチョン行
12月5日(日)6:25インチョン着

日本から出かける場合と比べ、往復の飛行機代等は約1/2で済みます。
この機会を逃すと、たぶん二度と行くことは出来ないかもと思い、チケットを買ってしまいました。

でもね、問題は言葉なんです。英語が比較的通じると書かれていました。その英語ですが・・・韓国語ばかり勉強していたので、なかなか出てこないんですね。最近は日本語も出てくるのに時間が掛かる有様なんです^^;

昔勉強した英会話。錆びついてどうしようもないのですが、なんとか使えるように油を差しています^^

今の時期は乾季に当たるために、空気は澄んでヒマラヤの雄大な景色を見ることが出来る確率は高いようです。
買いたいものもいろいろあるし・・・

とても楽しみにしています^^

2週間留守にしますが、帰ってきたらすぐに次の学期が始まるので、写真や旅行記は後になりそうです。
では、行って来ます☆


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