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ネパール14日間 一人旅 ⑤ [ネパール旅行]

今回はネパールの公共交通機関について、書いてみます。
この国の空気は都会では排ガスとゴミ、埃で汚れており、地方では未舗装の道路から舞い上がる埃とゴミで汚れています。
既に述べたようにマスクをしないと、鼻の穴は真っ黒になり、ハナゲの伸び方も早いように感じます。
排ガスと騒音の原因、それはバス・トラック・タクシー・サンクー等の車です。

カトマンズには数か所のバスターミナルがあります。行き先によって、バスターミナルが異なります。
最初に訪れたのは、カトマンズのシティー・バスターミナルです。このバスターミナル、路面は未舗装の所も残り、ゴミと埃と騒音とで長い時間いるのがしんどくなります^^;


これは8時半頃のバスターミナルの写真。

私は自分が行きたい場所を言って、どのバスに乗れば良いか聞きました。でも、同じような方向に行くバスも結構あり、お互いが客を奪いあって競争しているのです。ですから、私を巡って客引きが言い争う羽目に・・・^^;
バスの運賃は安く、2時間乗っていても(とは言え道路が良くないので、距離にすれば35km程度)40ルピー(約50円)ほどです。
バスには子供か20代前半の男が乗り込みます。彼は停留所で大きな声で行き先を皆に告げます。客が乗り込み発車を運転手に知らせるのは、バスを「2回叩く」のです。「1回叩く」のは「止まれ」の意味です。
乗客は彼に次で降りることを伝えると(口笛で伝えたりもします)、彼は1回叩くのです。
同じ方面に行くバスは、先に停留所に止まろうとして、停留所手前から先手争いを始めます。これが怖いんです^^;

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これはバスの上にある荷物を置く場所に、市場で買ったであろうニワトリを籠ごと載せようとしているところ。
ニワトリは力なく、目もウツロでした。。。

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これは箒の材料を運ぼうと思っている女性。それにしても、この量・・・半端ではありません。載せられるのか?

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この写真は・・・「ヤギ」が載っている!!!
どのように落ちないようにしているのか・・・足を縛っているのか・・・

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ここはカトマンズから4~5Km南へ行ったパタンという街にあるバスステーション。

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これはサンクーと呼ばれる乗り物。小型のオート三輪に人が座れるスペースを設けたもの。
どのようにして運転手に降りる場所を教えるか?
降りる手前で、天井を1回叩くのです。その音が「近くで降ります」という合図なのです。
地元の人はどこで降りることが出来るのか分かっているでしょうが、旅行者にはハードルが高い乗り物です。

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これはミニバスと呼ばれる乗り物です。大概がトヨタのハイエースを使っていました。
これもバス同様の乗り降りの方法でした。ただし、このミニバス、もの凄いスピードで走ります。乗り慣れないと、怖くて目を開けていることも出来ないくらい・・・
前面が大破して道路脇に打ち捨てられていたハイエースを何台も見ました。

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これは更に小型のもの。

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最後はタクシーです。タクシーは殆どすべてと言っていいほど、「suzuki」というステッカーをフロントガラス上部に貼っていました。日本のスズキ自動車の軽自動車です。日本から輸出されたのではなく、インドにあるスズキとタタというインド企業の合弁会社で生産されたものを、ネパールへ輸出したようでした。
メーターはあることはありましたが、殆どは乗る前に価格交渉しているようです。私もホテルから空港までの料金を、価格交渉して決めました。「メーターを使ってくれ」と言えば良いだけなのかもしれません。
ただこのタクシー、登録されていない違法車が多く、警官にいちいち確認されるという面倒なこともあります。

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道路は日本と同じ左側通行。これはイギリスの影響です。

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さてさて、次の次辺りからヒマラヤの山々を載せられるかと思います!


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ネパール14日間 一人旅 ④ [ネパール旅行]

今回はカトマンズで商売を営む人々や街行く人々を追いました。
カメラを向けると微笑んでくれる人、睨みつける人、無表情な人・・・様々でした。
どの国でもそうですが、子供たちの笑顔が素晴らしく素敵でした^^

ネパールに暮らす人々は、インド平原から来たコーカソイドとアジアのモンゴロイドの人種からなっていると思います。その顔かたちや体格は、一目で分かるほど差があります。

11月24日早朝のカトマンズ ダルバール広場にて

①ドーナツを揚げている男性

このドーナツ、3個で10ルピー。使っている油は古そうでしたが、ドーナツそのものの味はまずまずでした^^
カメラを向けると、途端に下を向いてしまった恥ずかしがりな人でした。

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②お供え物を載せる葉っぱで出来たお皿を売るハラボジ

このお皿に美しい花飾りや果物・お米などを乗せ、寺院に祀られているヒンドゥーの神様にお供えします。

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③ミニトマトを売る女性と野菜を売る男性

青空マーケットでは天秤秤が大活躍でした^^

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④お供え物の花飾りを売る女性達

この花飾り、本当に綺麗なんです。何と言う花なのか・・・

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⑤たくさんの豆類を売る人

ネパールはインドと同じように、「ダル」と呼ばれるマメを使った料理が、普段の食事になるようです。
その種類と言ったらすごく多いのです。たくさんのお店があって、それぞれ顧客がいるみたいです。

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広場周辺には古い建物も多く、どれもが世界遺産に登録されたものと、遜色ないような感じがします。

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⑥バナナを売るハラボジ

この国は果物が豊富です。今の時期はリンゴ・バナナ・ココナツ・ミカン・オレンジ・ザクロなど。
それをそのまま売る人もいれば、ジュースにして飲ませてくれるお店も多いのです。水を加えない100%果汁です。

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店先にだらりと垂れ下げているお菓子の袋^^。
こう言う売り方が多かったな~~

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⑦これもお供え物のセットとバターロウソク
本当に綺麗なんです、これ。

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⑧ベッドカバー?シーツカバー?らしき物を売っている女性

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⑨これは乾物屋さん

干したのか燻製にしたのか分かりませんが、川魚が黒光りしていて・・・

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大きな路地を一本入ったところ。ネパール語で書いてある横断幕がありました。街行く女性の服装は、サリーを着ている人ジーンズを履いている人など、様々でした。

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⑩これは太鼓屋さん?

民族楽器を専門に作ったり修理したりしているお店。結構お客さんがたくさん来るんです。太鼓の作り方を聞いてくるんだったな~

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なんとなくお洒落な感じ・・・

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⑪お土産屋さん

様々な服や帽子、パシュミナやヤクの毛で出来た織物などを売っていました。

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こちらはフェルトで作った室内履きのくつ^^
色が綺麗ですね~

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このお土産屋さんは繁盛していました。私はここで価格交渉に破れ、買うことを諦めざるを得ませんでした^^;

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この路地はタメル地区の中心にあるもので、私はこの辺りをウロウロしながら品定めをしていました。

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⑫共同水汲み場で水を汲んでいる女性達

このような共同水汲み場がいくつもあります。いつも女性の姿だけしかありません。水を汲んだり洗濯したり・・・男性はどこで何をしているのか・・・(あとで分かりました^^;)

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昔懐かしいこんなものも・・・

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⑬ダルバール広場名物の骨董品屋の数々

ここで売られているものの殆どは、ガラクタの類のようなものでした。が、欧米人はこうしたものが好きで、熱心に説明を聞いたりして、幾つかを買っていました。

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見ていて飽きない面白さがあります。ガラクタですが・・・

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これはお土産として人気のあるつり人形。可愛くて素敵!!!

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⑭学校へ登校途中だった女の子

写真を撮ってもいい???と聞いたら、コクリと頷いた可愛い子。saraheの子供は二人とも男の子。というかもう28歳と24歳のむさ苦しい男になってしまった。可愛い女の子が子供にいたらな~と・・・昔何度思ったことか・・・

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今回はここまでです。。。。。。

いつまで続くのだろうか・・・


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ネパール14日間 一人旅 ③ [ネパール旅行]

昨日のソウルは1日雪が降っていました[雪]。とても寒い一日でした。今朝起きたら雪は止んでいましたが、路面には雪が凍結して滑り易いのなんのって・・・自転車通学には適さない一日でした^^;


ネパールの首都、カトマンズで一晩過ごした翌日、カトマンズ市内にある世界遺産を巡りました。前日の晩に近くのベーカリーでパンを購入しており、ホテルの自室でコーヒーを飲んで朝食としました。
パンは1個50ルピー前後(60円程度)と我々からすれば安いという感覚ですが、ネパールでの食事事情からすれば、ちょっと高いという感覚です。夕食に食べたMOMOという蒸し餃子のカレー味が、30ルピーとか50ルピーですから・・・。

さてさて、7時半にホテルを出るとそこにはタクシーの兄ちゃん、リクシャーの兄ちゃんが屯して客待ちをしています。
私は長旅の疲れもあり、リクシャーの兄ちゃんに「ダルバール スクウェアー迄いくら?」と聞くと、「150ルピー」と言います。それはいくらなんでもボリ過ぎだろう。「朝早いし、70ルピーでOK?」「…OK」で交渉成立。

路は早朝と言うこともあり、路地は空いています。ただし、路面はデコボコで最悪^^;
リクシャーはご存知の通り、自転車の後ろに幌付きの座イスを乗せたもので、大人2人が乗れます。でも、力のない兄ちゃんだと、坂道でもう登れないとなったら、降りて一緒に歩いてくれと言われるようです^^;

降りる時に写真を撮りたいと言うと、ポーズを取ってくれました^^

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この世界遺産の建物群ですが、ダルバール広場に点在しています。ここはかつてカトマンズの王たちが、王位を授かる正式な場所であり。執政の場所でもありました。年月が経って何回も建て直されましたが、現在の建物の大部分は17世紀か18世紀に造られたと言います。
遠い昔、カトマンズ盆地には3つの国がありました。カトマンズ、パタンそしてバクタプルです。今日は最初のカトマンズです。

この地区に入るには、300ルピーが必要です。そして何回もここを訪れたり通ったりする場合は、写真1枚を用意して通行パスのようなものを作ってもらいます。私もそれを作ってもらいました。検問所みたいな所を必ず通る度に、パスを見せて通ります。これがないと、都度300ルピーを徴収されます。

最初に見えるのが、シバ・パルバディ寺院です。現在一部を修復中です。
伝統的な建築方式・・・
上部にある窓からは、シバ神とその妃の像が見えます。

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続いては圧倒的な存在感でした、このマジュデワル(シバ寺院)。皆さんこの寺の階段を登って、上から広場全体を見渡していました。私もみなに習って・・・
まずは下から1枚・・・パシャ[カメラ]

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続いて上に登ってから、太陽が建物の蔭から顔を覗かせる瞬間を狙って・・・

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これはバグワティー寺院という建物です。3階建ての3重の塔の寺院は、1階にタンカ(チベット仏教の宗教絵画)を売る店が並んでいます。

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暫くすると、遠くから掛け声とカチャカチャという金属音が聞こえて来ました。あっ・・・[目]なんと・・・軍隊ではないですか・・・それも皆さん鉄砲を持っている^^;
これは演習ではありません。旧王宮の一部が軍隊の施設になっているからです。

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これはクマリ館と呼ばれる建物です。この中では「クマリ館」とは、生き神の住む家の意味で、選ばれた若い娘(クマリ)が、思春期を迎えるまでは家族とともにこの館に住むのです。この建物から出られるのは、年に6回の行事がある時だけだそうです。ネパールの王様もこのクマリには敵わないととも言われています。
この窓から顔を出すようです・・・時々ね^^

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彫刻も素晴らしいものがあります。
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クマリ館の中庭から建物に施された、素晴らしい彫刻の数々。

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なんか・・・PCに読み込んだ写真のデータが出て来ません^^;
今日はここまでで勘弁してください。中途半端で・・・[バッド(下向き矢印)]
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ネパール14日間 一人旅 ② [ネパール旅行]

ホテルで一息ついてから、カトマンズの街へ出て見ました。
ネパールは日本と同じ左側通行です。韓国で漸く右側通行に慣れたと思ったらまた・・・^^;
そして不思議な光景を目にすることに。

交差点が幾つもありますが、信号機があっても点いていないのです。その代わりに警察官が手信号で、交通整理をしていました。そして、強烈なのは排気ガスの匂いと埃の凄さです。バス・トラックなどディーゼル車から出る排気ガスは、真っ黒な色をしています。それもそのはず。旧式のバスやトラックですから、排気ガス規制などされる前のものです。また、軽油も不純物の多そうなものでした。

僅か数時間街を歩いただけですが、ホテルに帰ってくると鼻の穴が真っ黒になっていました。ネパール人でもマスクをしている人がいる理由が分かりました。風邪引きではないんですね^^;

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私が泊っていたホテルがあるタメル地区は、土産物屋やホテル・ゲストハウス・飲食店・トレッキングやラフティングなどのガイドの会社などが集中しています。旅行客の大半が、このタメル地区で宿泊します。そして、狭い路地が多いのです。薄暗い路地。そこに多くのストリートチルドレンが寝起きしています。路上には犬の糞と一緒人間の便も・・・彼らのものです。実際に早朝、子供がお尻を出して便を路上にしている光景を目にしました。
とても貧しい国なのです。そして貧富の差がとても大きいのです。カースト制度は公式には廃止されたのですが、非公式には生活のあらゆるところで制度の存在を見ることが出来ます。

1観光客がたかだか2週間ネパールを旅したところで、この国の表面の更に表面しか分からないのでしょう。
あとでポカラと言う街でホテルの支配人をしている人と夕食をともにし、ネパールの現状や課題・問題点などを聞きましたので、記事にしたいと思っています。

これはホテルの前の通り。

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人通りの多い「チョーク」という路地と路地が交わるところ。

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ホテルの近くにあった古い煉瓦作りの建物。彫り物が素晴らしい。

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ホテルの前の通りから1本路地を入ると、このような薄暗い路となります。

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そしてカトマンズについてその日なのに、もうたくさんのお土産に目を奪われるsarahe。

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私はこの店で初日に革製バックを買ってしまいました。ガイドブックの「ロンリープラネット ネパール」には、値切りは売買の一部と見なされ、社会交流なのだそうだ。安い買い物が出来るのは、お互いの交渉が円満にいった時だそうだ。
それでもどの位の値段が相場なのか、皆目見当がつかない。そこで近くにあったフェアトレードのお店に入って、大まかな価格水準を把握することにしました。

私がいいな~と思った革のバックは、ネパールのストゥーパ(仏塔)に描かれている目と鼻をイメージした絵柄で、色はダークブルー。店主は最初2,500ネパールルピー(約3,000円)を提示してきました。これはいくらなんでも高いと思い、1,000ルピーでどうかと・・・まずは感触を掴もうと^^
店主はそれでは商売にならない、マージンが取れないと言う。2,000ルピーでなら売ると言う。「高くて買えない」と店を出ようとすると「1,800ルピーで」と引きとめる。saraheは「1,500しか出せない」店主「ラストプライス・・・1,600ルピー」 「yes,買いましょう」
これで交渉成立。言い出し値2,500 買値1,600 約4割引き。 これが一つの目安と考えるようになりました。
勿論最初から安い物は、言い値で買うようにしました。多分、利益も少ないのだろうし・・・

このお店は「パシュミナ」と呼ばれる「野生のヤギの下毛」を使ったショールやスカーフなどを売っている。また、カシミヤやヤクのウールを使ったショールなども多くの店で扱っていました。

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このお店は金の装飾品を扱っていました。ブッダの置物やネックレス、指輪、イヤリング、ピアス・・・いや~お金があればな~~街中のいたるところで金や銀の装飾品を売っています。その全てに値札はありません^^;

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このお店は「タンカ」という「チベット仏教の伝統的な絵画」を扱っていました。これ、全部手作業で描いています。相当な集中力と熟練を要するものだと思います。台紙は綿だそうです。題材は「曼荼羅」「輪廻」「ブッダ」「菩薩」などです。違う所で描いているところを見せてもらいました。1枚描くのに1週間や2週間は掛かるようです。それだけにお値段もいいようでして・・・私は手も足も出ませんでした。

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そして初日の夕食は・・・
街を彷徨い歩き、行きついたお店で食べたのがこれ!!!

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名前は忘れました。何とも不思議な味でした。中は米でもなく???
上にかかっているソースのようなもの、これが辛くなく少し甘味のあるものでした。そして白い物、これがどうやらヨーグルトだったのです^^;
私の前に座っていた青年がいろいろと教えてくれたのですが、彼の話す英語があまり理解できなかったsaraheでした。仕方がないので、持っていた地図を広げて、世界遺産の建物のある場所やバスステーション、予め調べて行った美味しいお店の場所などを聞いてみました。
調べて行ったお店の1/3は、既になくなっていました。私の持っている「ロンリープラネット ネパール」の日本語版は、2004年が最新なのです^^;
英語版は3年に一度改定されるようです。来年改定予定だそうで、日本語版はいつ改訂されるのか・・・

帰り路にあったヒンドゥー教の神の一つ「ガネシュGanesh」の彫刻。このガネシュ、ネパール中に一体幾つあるのか・・・それほど人気のある神だそうです。

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ヒンドゥーの神については、また今度書いて見ます。


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ネパール14日間 一人旅 ① [ネパール旅行]

皆さん、お久しぶりです。2週間ぶりに、韓国に戻ってきました。
昨日の早朝7時に、ソウルインチョン空港に到着。カトマンズにあるトリブバン国際空港を13:50に離陸し、タイのバンコクまで3時間のフライト。
バンコクで4時間のトランジットの後、23:40(23:00の予定が遅延)発のタイ航空インチョン行きで5時間30分のフライト。タイと韓国では時差が2時間なので、現地時間での到着時間は午前7時頃となりました。

もう精も根も尽き果てたと言うのが、正直な感想です。
明後日12月8日から冬学期がスタートしますが、最初から試練の予感がします。

1回目の記事は、ネパール入国とホテルまでです。

11月22日(月)21:25インチョン発のタイ航空バンコク行きに乗り込みます。この便はスターアライアンスグループのアシアナ航空との共同運航便でした。ですから、韓国人の旅行客が圧倒的に多く、韓国人以外は少なかったです。バンコクまでのフライトは5時間50分。
テイクオフして30分くらいしたら、飲み物のサービスが始まりました。
私は白のワインを頼みました。つまみはカボチャの種だったと記憶しています。

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長いフライトでしたが、この椅子のお陰で腰やお尻の痛みが軽減されたようです。
RECAROのシートです。身体の線に沿って、微妙に湾曲しているのです。

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機内食は1時間過ぎに出されました。味はまずまず。
隣の席に座った韓国人男性はビールを飲み過ぎたようで、盛んにトイレへ行ってました。

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現地時間の午前1時20分頃に、バンコク到着。

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カトマンズ行きの飛行機まで9時間余りあります。まずは空港内をウロウロして時間つぶし。
これはタイ航空のラウンジ。ファーストクラスかビジネスクラスの乗客専用なのでしょうね。私はその前にあるベンチで横になっていました。

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空港内には多くの免税店や飲食店があり、深夜にもかかわらず乗り継ぎ客を相手に、商売繁盛でした。

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外国人から見れば、タイ語の文字は難しい。

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朝食を摂るためにタイバーツに変える。1,000円が330バーツ程度でした。が、空港内の飲食店は高い!!!
このサンドイッチとコーヒーが、260バーツ(約790円)だって^^;
どうしても韓国の価格水準が頭から離れず、暫し混乱と闘う。

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バンコクの空港は広いのです。こんなに広いとは・・・
カトマンズ行きの搭乗ゲートC6へ向かう。

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C6ゲートの前で。最初はタイ語の表示。ワカリマシェン^^;

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続いて英語表示^^
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バンコクからカトマンズへ向かう飛行機では、進行方向の右側の席を取るべし!!! と書かれていたので、予約時に右の席をキープ。
そうです、ヒマラヤの山並みが見えるのです。写りが悪いのですが、ご勘弁を。

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カトマンズの空港 トリブバン国際空港 に降りるには、紙飛行機のようにクルクルと旋回しながら高度を下げていきます。周囲に高い山があるために、直線的に降りることが出来ません。
ランディング直前のカトマンズ郊外の山。
狭い段々畑が、山の上の方まで続いています。
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やっとカトマンズ到着です。

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個人客の大部分は、この空港のイミグレーションでビザを取得します。
15日間有効のツーリストビザが、25ドルでした。
パスポートにぺタと貼られたビザです。

これが入国時に貼りつけられたもの。

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これは出国時に貼られたもの。

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このイミグレーション通過に時間が掛かりました。
空港を一歩出ると、サッと多くのタクシードライバーやホテルの客引きが寄ってきます。
私が韓国でネット経由で予約したホテルのピックアップ、小さな紙切れを持って待っていてくれました。
型通り挨拶を済ませ、荷物を軽ライトバンに載せます。ハラボジ位のポーターが、お金を要求してきます。ドルでくれと言い張ります。ドルは高額紙幣しかなく、両替したネパールルピーを手渡しました。彼は不満そうな顔つきでしたが、最後は諦めたのか帰って行きました。

ホテルはカトマンズの飲食店やホテルが密集している「タメル地区」にあるHotel Horizon。
バスダブ付きのスタンダードルームが、サービスチャージ+税金込みで1泊15ドルです。格安でしたが・・・あとでこのツケがまわってきます^^;

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部屋は見た目小奇麗でしたが・・・・・・

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敷地内には小さいながらも庭がありました。

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1回目はここまでです。



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소녀시대(少女時代)コンサートに行く [留学]

昨晩、下宿近くのオリニ大公園で、소녀시대たちが出演するコンサートがありました。11月18日に行なわれた韓国版センター試験(수능)を受験した受験生とその親たちを慰労する目的で開かれました。ソウル市の企画だそうです。なかなかやりますね~ソウル市^^

しかも先着順に無料入場とのこと。野外コンサート場なので、周りでも音楽を聞くことはできます。
午後6時から開演と言うことでしたが、saraheがウォーキングがてら会場の下見をした午前11時頃には、既に50人以上の人達が並んでいました。最前列を確保しようと言う目論見でしょう。

この野外コンサート場は1,000人位が入ることのできるもの。

saraheは下宿の夕食も摂らずに、午後5時過ぎに出かけました。アジュンマやアガシにひやかされて[ふらふら]

5分とかからないオリニ大公園。
開始1時間前だと言うのに、既に半分くらいは埋まっていました。私はTVクルーの隣の席を確保。デジカメのセッティング準備に余念がありません。夜間なのでISO1600にセット。300mmの望遠レンズと3脚を持ってきたので、それにボディーをセットしてスタンバイOK[わーい(嬉しい顔)]

廻りを見ると女子高生や中学生が多く、その親たちもたくさんいました。皆さん光る長いペンを持ち、あるいはグループの名前や個人名を書いたボードを持っています。
日本語もチラホラ聞こえましたので、留学生が何人か来ていたのでしょうね。

さて、開演するともう大変な騒ぎ[どんっ(衝撃)]
「キャー・キャー」という絶叫に近い叫び声にコンサート会場は包まれます。
グループ名は知りませんが、聞き覚えのあるメロディー[るんるん]

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このグループは?????
でも、曲は聞いたことがあります。

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今韓国で主流なのはダンス系音楽あるいはヒップホップORラップ系音楽です。
そして個人よりもグループが多いですね。

このグループは2人ですが・・・

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こちらは4人?5人?

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このグループは素晴らしかった。もの凄い早口でのラップが巧い。何が何だか分かりません。
会場もため息

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このグループの曲も知っていました。

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このグループは女性達に大人気。もの凄い声援です^^;

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そして・・・・・いよいよ소녀시대の登場[ハートたち(複数ハート)]
凄い・・・凄い[目]

今街中で流れているヒット曲「훗…Hoot」です。
ネットで見ていたら、ティファニーが怪我で2週間ほど休養するとかで、8人による活動だそうです。

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軽快なメロディーとダンスが印象的です。
みな細い身体と細い脚。
顔も小さい。

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曲が終わる寸前にパッと花火が上がったのですが、メンバーの数人が驚いて・・・苦笑していました^^;

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最後にインタービューを受けていました。日本での活動にも触れていて、アルバムチャートで1位になったと報告するテヨン。

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半端でない寒さの中、2時間半待ってやっと登場の소녀시대でしたが、1曲だけの数分で終わり[もうやだ~(悲しい顔)]

皆さん「え~1曲だけ~つまらない」とブーイングの嵐でした。
そうだそうだ、アンコールだ!!!
そう思っていましたが、スタッフが舞台を片付けだしたので、あ~終わりかと[バッド(下向き矢印)]

さすがに소녀시대です。歌も上手だったしダンスも上手い。
人気が出るのは頷けます。
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김장② これが見たかったキムチ漬け [留学]

前回김장(キムチ漬け)の第一段階をご紹介しましたが、今日はキムチ漬けで一番の見せ場であるコチュとヤンニョムで真っ赤になったものを、ぺチュに塗り込んでいく作業をご紹介します。

私が住んでいる下宿の前に、大きな下宿があります。今回はこの下宿で食べられるキムチを漬けこむ作業です。

①まず最初にぺチュに塗り込むヤンニョムを作ります。材料は大根・玉ねぎ・ニラ・ネギ・ニンニク・コチュの粉などです。これを大きなプラ製のタライに入れて、アジュシが丁寧に混ぜ合わせます。次第に粘り気が出てきて、いい匂いがしてきます。時々味見をしながらの作業です。これは腰が痛くなるな~

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②出来あがったヤンニョムです。

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③今回はぺチュ(白菜)200個を漬けこみます。この山になったぺチュ。2日前に塩を振ってしんなりさせたぺチュです。食べましたが、白菜の浅漬けと言う感じです。このままでも十分美味しい[わーい(嬉しい顔)]

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④ヤンニョム塗り込み

これがsaraheが見たかった光景です。韓国に住んでいるからには、これを見なくてどうする・・
この作業は女性のもの。大きなビニ-ルシートが敷かれた端に、各自腰かけを用意して座って、真中にドサッと置かれたぺチュを取ります。そしてアジュシが投げ入れるヤンニョムを取り、次々にぺチュの葉と葉の間に塗り込みます。さすが・・・素早い手さばき[目]

皆さん車座になって、大きな声でお喋りしながら漬けこみます。saraheが写真を撮ると、大きな声で「化粧していないから、撮らないでおくれよ!!!」と。それを聞いた他のアジュンマ達が「あんたは化粧してもしなくても同じだから、いいんだよ」と混ぜ返す。大笑いのアジュンマ達。
あるアジュンマは「モデル料を貰わないといけないね」と・・・
こんな質問も出て来ます。
(ア)「日本でもキムチは売っているだろう?」(sa)「はい、売っています」(ア)「キムジャンは見たことないのかい?」(sa)「はい。日本ではキムチはお店で買うのみで、自宅では作りません。いや、作り方を知らないだけかもしれませんが・・・」(ア)「ちょっと食べてみな」(sa)「いいんですか? いただきます。う~ん、美味しいです」(ア)「そうだろう。キムチの本場、出来たての味だよ」

皆さん、実に賑やかにお喋りしたり、甘~~いコーヒーを飲んだりしながら、漬けこんでいきます。

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アジュンマ達の熟練の手さばきをご覧ください

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⑤キムチ専用冷蔵庫の中に入るキムチトン(キムチ入れ容器)

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この下宿には160Lのキムチ専用冷蔵庫が、全部で6台あるそうです。私が住んでいる下宿と同じです。凄いですね~6台・・・これでもギリギリだそうです。

⑥ヤンニョムを塗り終えたぺチュをキムチトンに入れる

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⑦蓋をする前にコチュの粉と塩で揉んだぺチュの葉を作る

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⑧これを出来たぺチュの上に載せ、そして蓋をする
これにどのような意味があるのか聞いてみたところ、・・・・理解できませんでした。ここがsaraheの限界でしょうね・・・単語が分からないのです。文法ではなく語彙力の無さ、これが致命的です。

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⑨キムチトンに入れられたキムチ

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今回はasraheの出番はありませんでした。写真を撮っているだけでした。
それでも韓国の食文化の原点である「キムチ」。その漬けこみ作業「김장」を、2回にわたって見ることが出来たことはとても有意義なことで、皆さんのご厚意に感謝しなければと思っています。

韓国での語学留学も、残すところあと3カ月ちょっととなりました。
来年3月にはビザが切れ、日本に帰国します。


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ネパールへ一人旅してきます [ネパール旅行]


今の学期が11月22日(月)で終わります。午前9時半から修了式が行なわれます。そして、12月7日までのパンハッに入ります。

saraheはその間、ネパールへ一人旅をしてきます。

11月22日(月)21:25 ソウル・インチョン空港発 タイ航空TG 657便 バンコク行に乗ります。
バンコクには11月23日(火)1:20到着。空港内で9時間10分のトランジット。
11月23日(火)10:30バンコク発 タイ航空TG319便 カトマンズ行に乗ります。
11月23日(火)12:45カトマンズ トリブバン国際空港着です。

11月23日から11月28日までカトマンズ市内のホテルに投宿し、タメル地区散策・ダルバール広場等市内を見たりします。
そして翌日からは少し離れたところへ足を伸ばします。
ボーダナート・パシュパティナート・パタン・バクタブル・ナガルコット・・・世界遺産やヒンズー教と仏教寺院建築の数々。ヒマラヤの眺め。
良い写真が撮れるといいのですが・・・

11月29日早朝にチェックアウトして、約200Km離れたポカラへ向かいます。バスで6時間半~8時間掛かります。
ポカラはアンナプルナ山群の麓に当たり、朝と夕方のオレンジに彩られたアンナプルナをまじかに見ることが出来ます。
ポカラは11月29日から12月1日まで投宿します。サランコットという標高1,500mの丘に上がり、そこにあるロッジかゲストハウスに泊まる予定です。1日の日にはフェワ・タールという湖畔のロッジに移ります。湖にボートを浮かべて、ボ~ッとして過ごしたい。
チベット絨毯を作っているチベット人居住地区へ行き、手頃なものがあれば買って帰りたいと思っています。

12月2日の早朝にチェックアウトし、またツーリストバスに乗ってカトマンズまで戻ります。
12月2日から3日までカトマンズ周辺を歩き、12月4日に帰ります。

復路もまたトランジット。8時間です^^;

12月4日(土)13:50カトマンズ トリブバン国際空港発 タイ航空TG320便 バンコク行
12月4日(土)18:25バンコク着
12月4日(土)23:00バンコク発 タイ航空TG658便 ソウル・インチョン行
12月5日(日)6:25インチョン着

日本から出かける場合と比べ、往復の飛行機代等は約1/2で済みます。
この機会を逃すと、たぶん二度と行くことは出来ないかもと思い、チケットを買ってしまいました。

でもね、問題は言葉なんです。英語が比較的通じると書かれていました。その英語ですが・・・韓国語ばかり勉強していたので、なかなか出てこないんですね。最近は日本語も出てくるのに時間が掛かる有様なんです^^;

昔勉強した英会話。錆びついてどうしようもないのですが、なんとか使えるように油を差しています^^

今の時期は乾季に当たるために、空気は澄んでヒマラヤの雄大な景色を見ることが出来る確率は高いようです。
買いたいものもいろいろあるし・・・

とても楽しみにしています^^

2週間留守にしますが、帰ってきたらすぐに次の学期が始まるので、写真や旅行記は後になりそうです。
では、行って来ます☆


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下宿の夕食&下宿近くの在来市場で買い物 [留学]

今日のソウルは薄日が少し差しましたが、あとは雲に覆われて寒~~い1日でした。
まずは夕飯のメニューから紹介です。初めてですよね、下宿の夕食を載せるのって。
アジュンマがいつも傍で見ているから、なかなかカメラで撮ることが憚られて・・・
今日は近くに住む孫達が来ていたので、それに気を取られていたので、そのすきにパシャ!!!
他の下宿生が「saraheさん、写真撮ってどうするんですか?」と聞くので、「いや、日本に帰ったらこの下宿の紹介をするんだよ」と答えておきました。

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①きゅうり・・・テンジャン(味噌)を付けて食べる
②にんにくの芽の炒め物
③煮干しとコチュの炒め物
④キムチジョン(キムチの入ったチチ゛ミ)
⑤今週の月曜日に漬けたキムチ
⑥コンナムルのコチュ炒め
⑦韓国海苔
⑧デジ+キムチチゲ
⑨コチュときゅうりを辛く炒めたもの
⑩大根の水煮?
⑪ご飯

このようなメニューでした。いつもよりパルガンセク(赤い色)のものが少ないようです。
それでも食べると汗が出て来ます。韓国に来た当初よりは慣れたので汗の量も減りましたが、最初の頃は皆さんビックリしていたくらい出てましたね~~^^;

この丸テーブルには4人しか座れないため、順番に食事をします。そしてアジュンマはパンチャン(おかず)の量が少なくなってくると、タッパーから出して追加したり焼いて追加したりしてくれます。毎朝と夜の2食が、こんな感じで出されます。
大学生より言語教育院の韓国語正規課程の留学生の方が早く下宿を出ます。始まりは共に9時なのですが、我々は8時半には出るのに対し、彼らは9時5分前に出るといいます。真面目な留学生^^

さて、先週のある日に下宿近くの在来市場に出かけました。安い食料品を買いにです。
そこで見た物を写真に撮りました。

①これは何だと思いますか?

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・・・・・・・⇒答え「スズメバチの巣とハチ」
ネットに入っているものがなにやら動くので近づいてみると・・・[目]スズメバチ&巣ではないですか!!!
これ食べるのでしょうね~[がく~(落胆した顔)]


②ワンソグム(岩塩の粒)

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これはキムジャン(キムチ漬け)に使われるもの。その他にもいろいろと使われる。サラサラな塩を見慣れているsaraheには、新鮮なものだった。

③鶏の照り焼き

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このアジュシにいろいろと質問してみました。この鶏肉は国内産ですか?⇒Yes 国内産ですよ^^
この中にどの位入れておくのですか?⇒そうだね~1時間くらいかな。 ハンマリ(1羽)いくらですか?⇒9,000ウォン(720円)だよ。美味しそうに見えますね~⇒「見えますね」ではなく、本当に美味しいよ。買っていくかい?・・・いえ、お金がないのもですから、次回にします。

逆にアジュシから質問を受けるsarahe。 (ア)このような鶏肉の丸焼きは、日本にもあるのかい?⇒(sa)はい、あります。9,000ウォンの数倍の値段ですが。 (ア)あんたは日本のどこから来たのかい?旅行かい?⇒(sa) 横浜から来ました。今は留学中なんです。すぐそこのコンデに留学しています。(ア)家族も一緒かい?⇒(sa)いえ、家族は日本に残して、一人で来ました。(ア)へ~ぇ・・・

アジュシはおかしな男だな~と思ったような顔をしていました^^;


④八百屋

いろいろな野菜が並んでいました。この紫色のものは???
分かりませんでした。。。カブのようでもあり。。。

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⑤惣菜屋さん

惣菜と言っても様々なキムチが並んでいるのです。品書きの紙の色がカラフル[わーい(嬉しい顔)]

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ソウルのナンデムンシジャンやキョントンシジャンに比べると規模は小さいですが、地元密着型の市場には大きな市場にない地域住民との触れ合いがあります。お客さんは顔馴染みですし、値段も分かっている。嫌らしい駆け引きなど無縁のように見え、そこにはお互いを尊重する関係がありました。

市場からの帰り路、大学の構内を通って帰りました。

構内にあるちょっとした丘。そこには散策路が設けられ、地域住民たちがウォーキングしている姿が見られます。地域に開かれた大学・・・韓国の大学は地域の人達が自由に出入りし、学食でも学生に交じって食べています。
日本の大学は部外者の構内立ち入りを規制していますが、大きな違いですね(ひと頃の新左翼による内ゲバや異常者による傷害事件防止だと理解しますが・・・)

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saraheが学んでいる言語教育院の裏側を通って・・・

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構内で樹木の雪囲い作業を見ました。日本のそれと比べると、なんとも雑な感じがして・・・
これって職人さんですよね? 素人がやっているのと同じような出来栄えにビックリ[もうやだ~(悲しい顔)]

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そうそう。アジュンマから嬉しいニュースが。
私が見たかったキムジャンのメイン「コチュ+ヤンニョムの塗り込み作業」ですが、今度の日曜日に再度やるようです。私が急遽プサンへ行って見れなかったので、追加でぺチュを買って来て漬けこみをするとのことです。
嬉しいな~そしてなんと優しいアジュンマなんだろう[わーい(嬉しい顔)]


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急遽 ソウルからプサンへ 夜行列車に揺られ チャガルチ市場とポモサ [留学]

日曜日の昼過ぎ、プサン近郊の会社の研究所に就職したインドネシア人男性のチングからムンチャが届きました。「月曜日と火曜日が休みとなったので、こちらに来て遊ぼうよ^^」・・・こんな内容のメッセージだった。
彼は3級を卒業すると韓国の会社に就職し、プサン近郊の研究所に勤務となったのだ。韓国語もまだまだ覚束ない彼だったのでちょっと心配していたのだが、先月に続いて今月も逢いたいとのムンチャに嫌な感じを受けたのだ。

仕方なく日曜日の夜10時50分ソウル駅発の夜行列車「ムグンファ」プサン行きの指定券を購入した。こちらの列車には自由席はなく、全て指定席となる。しかし、指定席料金はない。
でもさすがはいい加減なおおらかな韓国、ソウル駅で改札のチェックはないし、途中の車中で職員による検札もない。そしてプサン駅も改札がない。これって・・・ソウル駅で切符を買わなくても、タダでプサンまで行けると言うことだよね?
日本では信じられない^^;

ソウル駅3階からの眺め。

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ムグンファは満席でスタート。途中からも乗ってくるので、通路に立っている人も多い。テジョン(大田)で結構降りたが、乗り込む人も多い。テグ(大邱)トンテグ(東大邱)と進むにつれて、席が空いてくる。
ロッテマートソウル駅店で買ったヤンニョムチキン&ビールで気持ち良くなって眠ろうとしたが、車内放送の煩いこと・・・(日本では夜24時頃を境にして、翌朝まで車内放送を止めるけれど、こちらは違う。ボリュームも落とさずにガナリたてる)
結局プサンまで5時間20分ほどを一睡も出来ない状態で過ごし、プサンで散々な目に遭うことになる。

早朝4:04プサン着。駅前のロッテリアで、地下鉄が動くまでの1時間半ほどを、コーヒー1杯で過ごす。
店内は同じ考えの人達で、満席状態。皆さん寝ている(爆睡状態)。

地下鉄が動きチングとの待ち合わせ時間までまで3時間以上もあるので、取り敢えずチャガルチ市場周辺を散策する。やはり港町の早朝は、賑やかだった。そして、韓国女性の働きぶりが凄いのも、改めて分かった。

魚市場は貝がずらりと並ぶ。
貝を洗うアジュンマ、値札を確認するアジュンマ・・・しゃもじを値札代わりに使っている^^;

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市場のアジュシに価格交渉しているアジュンマ。その声の大きなこと・・・内容がマル聞こえだ(苦笑)

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貝を剥くアジュシ

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品定めに真剣な表情のアジュンマ

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店の水槽に入れられていたこの魚。何て言う魚でしょうか?お腹に吸盤が付いており、顔はカジカにのような感じだ。これを食べるんだね~グロテスクなほど美味しいと言うけれど、確かめたくはない。

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チャガルチ市場の近代的なビルと手前の灯台のモニュメント

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背景の山は、紅葉で綺麗だった

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魚市場から少し歩くと、そこはスルメ・海苔・ヒジキ・ワカメ・昆布・煮干し・・・生モノ以外の海の幸がいっぱい。

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美味しい空気を一杯吸って、少し眠気が和らいだ。インドネシア人チングとプサン駅で待ち合わせし、そして訪れたのがポモサ(범어사)である。
ちょうど紅葉真っ盛りのポモサであった。インドネシア人チングはイスラム教徒であるが、saraheがポモサに行きたいとのリクエストに、最初は腰が引け気味だった(笑)

最初の山門
参拝客はやはり多い。

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四天王がある門は閉じられていた。参道を工事中とかで、見ることはできなかった。夏に来た時に見たので、まあ良いか~

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山は紅葉が進んで、少しばかり汚らしい茶色となっている

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次からはモミジ特集だ。寺や塀を背景にしたモミジ。そして空の青さとモミジの赤のコントラストが実にいい感じだった。どないでっしゃろ???

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ここへ来るのは2回目だが、いつも多くの人達が熱心に祈っている。圧倒的にアジュンマが多い。
立って1礼してひざまずいてそして頭をつけて・・・両手の手の平を軽く上にあげる独特のポーズ。

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境内には色とりどりの提灯と言うか灯篭というかがいっぱい。こうして見ると綺麗だ。

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誰もいない寺の中を覗くと・・・

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韓国ドラマや映画によく出てくるこれ! 見覚えあります?

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こちらは反対側の山

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夜のプサンタワーと月^^

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食事には気を遣う。イスラム教徒なので・・・
デジやソはダメ。タッコギ&ソコギのみ。
仕方がないので、テンジャンチゲを食することに。
これが美味かった。ナンポドンの外れの大衆食堂。アジュンマ2人が切り盛りしている。
日本とインドネシアから来た我々に、大サービスをしてくれた。
パンチャン(おかず)にケジャン(ワタリガニのヤンニョム漬け)を出してくれ、そしてチャプチェもくれた。
韓国ドラマの話題で盛り上がる。
「日本ではぺ・ヨンジュンが人気だろ?今でもそうか?」とアジュンマ。「そうです。今でも人気ですが、最近は彼以外にも若いたくさんの俳優がいて、前よりもっと韓国ドラマや映画に関心を持っている人が多くなりました」と答える。「そうだろう~若いのがいるだろうㅋㅋㅋㅋㅋ(このㅋㅋというのは、日本で言えばククク・・・という(笑)の声を表わしています)」と笑った。

テンジャンチゲとパンチャン↓

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これがケジャン↓ 最高に美味い!

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彼と別れた翌日、どうしても食べたかったデジクッパッを食べに行く。
プサン駅から地下鉄1号線で4つ目の「土城洞(トソンドン)」まで行き、そこから歩くこと約5分。
プサンで最高のデジクッパッを食べさせてくれる「シンチャン クッパッ(신창국밥)」だ。
ガイドブックにも載っている。

「デジクッパッ」とは、豚の排骨を煮込んだスープを使う豚肉入りおじやとのこと。
この店のデジクッパッは、スンデが入っていて最高に美味い。
スンデの臭みはいろいろな香辛料や薬味で消されているので、とても食べやすいだろう。

アミの塩辛とテンジャン(味噌)が付いてくるので、好みに合わせて入れて食べるといいだろう。
saraheは両方入れた。最初は少し薄味だったから、濃い味が好きなsaraheは出てきた量の半分以上を入れた。

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これで6,000ウォンだ。付近にはこのデジクッパッを食べさせる店が何軒かあるが、ここが一番の老舗だし美味いと言う評判だ。


シンチャン クッパッ 신창국밥

부산시 서구 토성동1가4-1
℡ 051-245-4771
営業時間  10:00~22:00
休み  日曜・旧正月・旧盆


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