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兵役中に別れる恋人達 [徒然]

先日面白いことを知りました。
何となくサイトを眺めていたら、「韓国では兵役に行っている間に、約90%のカップルが別れる」と言います。[失恋]
ひぇ~~こんなことあってあるんだ~と・・・

その理由がまたなんとも恐ろしいのです。
「だって、待てますか?」だって・・・もう唖然[がく~(落胆した顔)]

ご承知の通り韓国の男子には、2年間の兵役が課せられています。
彼氏が苦しく辛い兵役に耐えている頃、彼女は「あ~ぁ・・・つまんないの。誰かいい人いないかな~」とか言いながら、カフェの窓から道行く男たちを物色しているのでしょう。

彼女が探す男性は、当然兵役を終えた人達です。ですから年齢は、24歳以上ということになります。
大学を休学して兵役に就く人が多いので、兵役を終えて復学したら彼女を最初から見つけなければなりません。

アジュンマ曰く「韓国では大体28歳~34歳位で結婚する人が多いのではないかしら」。「私は23歳で結婚したけれど・・・」と聞きもしないことを話しだすのです(例のごとく^^;)

この話を聞いた後で街行くカップルを見ると、「このカップルも破談になるか」とか「これはお互いがいい歳だから大丈夫かな?」とか思うようになりました。

大学の授業でよくこんな話を聞きます。
韓国人男性はどの国の人と一番結婚したがっているか?[揺れるハート]

①韓国 ②中国 ③日本 ④アメリカ ⑤フィリピン

皆さん、どう思われますか???

正解は・・・③日本人なんです

理由はこういうことらしいのです。

①日本人の女性は、男性に尽くす人が多い
②基本的に家事は女性がすることだと思っている
③旦那が稼いできたお金を、旦那自身が管理していても、文句を言わない人が多い


これを聞いていて「時代錯誤も甚だしい」と思い、先生に思わず「先生、こんなことは30年も前ならいざ知らず、今の時代誰がこんなことを考えていますか?」と言ってしまいました。
韓国人男性にはまだまだ男尊女卑の考え方が強いようで、これは若い世代にも言えることらしいのです。
そんな時代錯誤で甘っちょろい考えで結婚したら、すぐに離婚されてしまうし莫大な慰謝料を請求されるのがオチだと思うのですが。

あ~あ、本当にバカバカしい。

韓国に留学している日本人女性はとても多いのです。K-POPや俳優などに憧れて来る人が多く、そしてお決まりの韓国人男性とお付き合いをする。「韓国人のナムチン(ナムジャチング=彼氏)がいるのよ~」って自慢して・・・

皆が全部このような考え方をしているとは思いませんが、何となく腰の軽い女性が多いのも事実です。
2か月前と違うナムチンだよ^^; とかね。これは中国人留学生の女性にも言えることです。でも決定的に違うことは、中国人女性のナムチンは、中国人男性だってこと。

韓国人男性は中国人女性とは付合いたがらないようです←先生曰くです。


あ~ぁ・・・明日はTOPIK(韓国語能力試験)の受験日です。
過去問をやってみてますが、やはりとの点数が思わしくありません。
3時間半・・・キツイケレドガンバリマス[手(チョキ)]



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チェジュドの美味しい料理 [留学]


今回はチェジュドで食べた美味しい料理を紹介します。

①アワビ料理

やはりチェジュドに来たら、これを食べないと・・・
寒いなか市外バスターミナルへ出て、そこからタクシーでお店へ行きました。
タクシーの運転手はてっきり知っているものと思っていましたが、知らない様子で店の電話番号をナビに入力してました。

お店の名前は「유빈(ユビン)」と言います。
旧チェジュの港の方にあるので、バスターミナルからだとかなりの距離です。
市内バスは200番が、店から300mくらいの所に停まります。

店構えはこのようになっています。

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夕食時間にはまだ少し早い4時半頃に入りましたので、お客さんは1組だけ。韓国人のファミリーでした。

メニューを見てオーダーしたのは、①アワビ石焼き飯と②アワビ水刺身です。
一番食べたかったアワビクイ(アワビ焼き)は、高くて手が出ませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]

天然物と養殖物では、相当の値段の差がありました。2倍以上ですね。。。
天然物は15万ウォン(1万1千円)もします。さぞかし大きなアワビなのでしょうね~

15分くらいしたところで、まずはアワビの水刺身が出て来ました。

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水刺身なるものを初めて食べましたが、氷が入っていてキュウリやタマネギ、ワカメ、ネギと一緒に、アワビが短冊形に切られて入っています。スープは例のごとくコチュジャンベースですが、さほど辛くなかったです。コリコリとした食感がタマリマセン。アワビの両端はボリュームがあって、とても美味しかったです。これが15,000ウォン(1,100円)でした。

続いてアワビの石焼き飯の登場です。

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これが激ウマ[わーい(嬉しい顔)]
別に用意してくれたお椀に、石焼き飯を入れます。その中にプルコギのようなものを入れ、そしてカンジャンを入れて良く混ぜて食べます。アツアツで食べる蒸された状態のアワビは、コリコリではなくフニャフニャした感じ。でもカンジャンとの相性が良く、これまた美味しかった。
これも15,000ウォンでした。

パンチャンを入れて1枚[カメラ]
ワカメとウニのスープもあり、カクティギもキムチも美味しい。。。。

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유빈 064-753-5218 am8:00~pm9:00


②고기국수(肉入りソバ)

続いてはこちらのお店。私は知らなかったのですが、イースター航空の機内誌を読んでいたら、たまたまこのお店の紹介記事があり、それで訪れた次第です。

お店はチェジュ民族自然史博物館の向かいにあります。近くには三姓穴と呼ばれる、チェジュ島にあったタムナという国の建国神話の聖地がありました。

お店の名前は「삼대 국수회관(三代 ククス会館)」です。
名前の通り3代続いてククスの店を営んでいます。

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丁度昼時だったものですから、お店はお客さんで一杯。でも回転は速い方なので、あまり待たずに席に着けました。

頼んだ料理は勿論、고기국수です。
大概のお客さんがこの고기국수を食べていました。
混んでいるのにも拘らず、とても丁寧な接客態度です。こういうのを見ると、料理も期待できるというもの。

10分ほどで運ばれて来ました。

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麺の上にチェジュド名物の黒豚の肉とテンジャンが乗っています。
まずはスープを一口。あっさりとした感じ。ちょっと薄めかな~
そしてテンジャンを溶いて麺と絡ませ、たくさんの海苔を入れて食べます。

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う~ん・・・美味い[わーい(嬉しい顔)]これで5,000ウォンです。嬉しくなりますね。

パンチャンのキムチも美味しくて、お代わりしたほどです。
日本のラーメンに似た感じもしましたが、スープが違いましたね。これでお腹一杯です。
自販機のコーヒーですが、無料で飲めました^^


삼대 국수회관 064-759-6644 HP:www.samdaenoodle.net


近くにあった三姓穴。その前にチェジュドの代名詞と言えるほど有名な「トルハンバン(石のおじいさん)」がありました。これは本物。。。いつ頃のものかな~

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③アワビ粥

これも人気の料理です。ソウルのミョンドンに有名なお店がありますよね。「味加本」だったかな?いつも日本人観光客が行列を作っている、お粥専門店です。でもね、チェジュドで食べたら、ソウルでは食べられなくなりますよ。同じ値段で全く違うお粥になるのですから。
第一は入っているアワビの量が違う。こちらは圧倒される量です。肉厚のアワビがスライスされて入っています。そして味付けが最高。余計なものは入れていないと言っておられましたが、あの참기름(ごま油)の味がしません。それでいてアワビから出る旨みが粥全体に広がり、これは他では食べられないな~と思いました。


お店の名前は「삼보식당(サンポシクタン 新チェジュ店)」

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じっくり煮込んだアワビが見えますか?大きいんです[わーい(嬉しい顔)]

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実はこのアワビ粥が出てくるまで、約15分くらい掛かったように記憶しています。
アワビを切ったり、じっくり煮たりしているのが見えました。作り置きで暖めてすぐに出てくるどこかの店とは違います。これで12,000ウォンでした。これは安いと思います。


삼보식당 신제주점 064-749-3620



今回はここまでです。次回は市場の紹介です。




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済州島(チェジュド)へ逃避した [留学]

ソウルが連日酷寒の寒さが続き、風邪から気管支炎に罹って、先日南の島チェジュドへ逃避してきました。
しかし・・・普段の行いが悪いのか連日の降雪に見舞われ、散々な逃避行に相成りました[もうやだ~(悲しい顔)]

今回は大学構内にある旅行社で、格安チケットを購入しました。
イースター航空という会社で、韓国ではチェジュ航空と合わせて格安で運航しています。海外へも運航しており、日本・中国などへ飛んでいるとのこと。

平日は更に安くなります。
私が買ったのは、往復133,000ウォン。約1万円です。ソウルから400km程離れた所までの往復が、1万円程度なんて・・・本当に安いです[わーい(嬉しい顔)]

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飛行時間は正味40分ほどなので、サービスはジュース類だけ。テイクオフしたと思ったら、もうランディングのサインが^^;

降雪と寒さで外出は3個所だけにしました。
最初は韓国ドラマ「大王四神記」の素晴らしいオープンロケセットがあるところへ行きました。
ホテルから市内バスに乗って、チェジュ市外バスターミナルまで行きます。そこから東周りに島を半周するバスに乗り換え、約50分ほどでキムニョン(김녕)という有名な海水浴場に着きます。ここからタクシーに乗り「THE PARK SOUTHERN LAND」まで。ここに素晴らしいオープンロケセットがあります。
入場料は8,000ウォン。。。
降雪のせいか、見学している人は数人のみ。

ゲートをくぐるとまずこれが目に飛び込んできました。う~ん・・・「雪にもめげずしっかりと見るぞ」・・・この決意はすぐに萎えることに^^;

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ここはチュムチがホゲの投げた刀が胸に刺さった後、彼が四つの神物の一つの主であることが分かったところ。
雪が少し強くなり始めました。

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ここは「ユン・ガリョ邸」。ホゲの父親で実力者でもあったヨンガリョ。実在の人物ということでした。
コグリョ時代の人なのでしょうか???

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そうそう、チャングムテーマパークでは建物や瓦などが発泡スチロールで出来ていたりして、ちょっと拍子抜けした感じがありました。まあ、色の具合で年月が経過した状態を上手に再現したいてのには驚きましたが。
でも、ここのセットは驚いたことに、実際の大理石や石、木材、瓦など使った本物だったのです。
セットのスケールも壮大でしたので、どれくらいの費用が掛かったのか・・・

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これが素晴らしかった「大殿(テジョン)」。もの凄く大きくて・・・広角のレンズでギリギリでした。雪に煙る大殿[雪]

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ここは国内城の内部で、部族長や高句麗の実力者達が会議を開いていた場所です。
一番奥の少し高い所に、王が座る椅子がありました。これまた彫刻が素晴らしかった。
このセットで思い出されたのが、スジニ(イ・ジア)とタムドク(ぺ・ヨンジュン)が徳利に入っている酒を呑み交わすシーンでした。このあたりかな?とか思いながら・・・[ハートたち(複数ハート)]

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このセットも思い出すシーンが幾つかありました。あ~ぁ、帰国したらもう一度見ようっと[TV]

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ここはコムルチョンという村のセット。実に良く出来ていました。
雪の降り方が半端でない位に激しくなり・・・

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ここは庶民の町の路地裏。
何となく寂しい感じがします。それにしても寒い[雪]

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これは野外市場のセットです。
雪が激しくなる前とその後の対比をどうぞ^^

(前)
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(後)
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市場通りから内城門方面を写したもの。

(前)
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(後)
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雪が降り積もって来て歩くのにも苦労するようになり、もうこれ以上は無理だなと判断して帰ることにしました。
最後に外城門に登り、そこから内城門と大殿の方を眺めました。

(前)
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(後)
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あ~ぁ・・・こんなに積もってしまいました。

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こんなところにスジニ[揺れるハート]
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凍えるような一日でした。。。

今回はこのオープンロケ地のみの紹介です。
次回は美味しかった食事シリーズです。

HP:www.Parksoutherland.co.kr
HP:www.Parksoutherland.com
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カトマンズからポカラへ [ネパール旅行]

いよいよネパール一人旅も佳境に入り、遂にカトマンズから200km離れたポカラへと向かいます。
ツーリストバスという片道昼食付き18$のバスを予約し、朝7:00にカトマンズの大通りカンティパトへと向かいます。この時間帯は多くの会社がポカラ行きのツーリストバスを運行していて、バスがずらりと並んでいて客引きが煩いのなんのって・・・。
私は予約して行きましたが、別に予約せずとも十分に乗れました。
私のバスは35人乗りでしたが、20人ほどが乗っていました。外国人は私ともう一人カナダ人男性のみ。他はネパール人でした。

バスの外観は綺麗で「これはなかなかだな!」なんて思いながらバスに乗り込むと、あっ・・・何と内部はオンボロバスのそれで、シートはヘたっていてヨレヨレ。これって詐欺?

外観はご覧の通り。。。。

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まあ、仕方ないか。人気のあるツーリスト会社が運行するバスを見ましたが、似たり寄ったりの状態でした^^;

ポカラまでは約200km。日本なら高速道路で2時間くらいですが、ここネパールでは高速道路などないし山岳道路、しかも途中何か所も未舗装デコボコ。
途中3個所にトイレ・昼食休憩を入れて、8時間近く掛かりました。
200kmを8時間ですよ@@;
飛行機なら30分程度のフライト時間です。が、料金は60~70$が相場だそうで、とても高くて手が出ませんでした。
トイレ休憩はここ。

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そして昼食は13時近くになって漸く到着したこちらで摂りました。

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これが出された料理ですが、美味しかったのです。

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道路はこんな感じ。片側1車線ですが、帰りは川と言うか谷側を走るため、とても怖くてドキドキでした。
もの凄くスピードを出すんです。

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そしてポカラに着いたのが午後3時半頃。バスターミナル・・・広場のような所でしたが、ここに予約していたホテルの人が待っていてくれました。客引きがすごく、予約していると言っているのに名刺を見せ、ここがいいから変えろと言う人も^^;

ホテルは「ホテル トラベルイン」。ポカラのレイクサイド地区にある落ち着いたホテルでした。
中庭で朝食を食べました。朝食付きで1泊30$。
私が泊った部屋は何と・・・「ハネムーン スイート」^^;
1泊50$なのですが、私が泊るはずだった部屋が、隣の工事現場の音が煩いと考えてくれたようで、荷物を入れてからすぐ引っ越しと相成りました。

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早速ホテルの屋上に出てみました。山越しに見えたマチャプチャレイとアンナプルナです。

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翌日はホテルの支配人から提案されたサランコットへタクシーで向かうことにしました。
朝5:00ホテルスタートです。

翌日4:50分にフロントへ。既にタクシーの運転手が待っていました。あれ?この人・・・昨日ホテルに向かう車を運転していた人ではないのか?
タクシーの運転手ではなく、このホテル専属の運転手だったのです。
すごくお洒落な方でした^^
気にしていた天候ですが、早朝にしては気温が高くて良くないような感じです。

標高1600mにあるサランコットに上がると、案の定厚い雲が空を覆っていました。
6時半頃がサンライズと聞いていたのですが、その頃はまだこんな状態でした。

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仕方ないので写真を撮っていた場所の隣にいた機を織る女性がいたので、了解を取って1枚!
綺麗な女性でした。

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そんな頃西の方角にチラリと見えた「ダウラギリ 8167m」。世界で7番目に高い山です。

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午前7時半頃、もう諦めて帰ろうと車に乗って数分下ったところで、運転手が前方を指さしているのです。
「アンナプルナが見える」と言っています。なになに・・・車を降りて北の方角を見ると「あっ・・・アンナプルナが見える!!!」

これは「アンナプルナ Ⅲ 7555m」です。もう感激で・・・無我夢中でシャッターを切っていました。

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そしてこちらは「アンナプルナ サウス 7219m」と「ヒュンチュリ 6441m」。

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厚い雲が少し晴れてきたら、「マチャプチャレイ 6993m」が見えました。

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こちらはアンナプルナ サウスからアンナプルナ Ⅲまでの山並みです。

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ここまでで時間切れ^^;
運転手にお礼を言い、車でホテルへ戻りました。
とても気がきく運転手です。感謝!!!





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ごあいさつ [徒然]

今年は本当にいろいろなことが自分の周りで起きた年でした。
自分がなした結果であることも多かったのですが、それとともに日本の経済や政治が沈滞したり不安定だったりした結果として現れた事柄も多かったのです。

私はこの歳で初めて、海外で1人で留学という経験をしました。
そん経験も、残すところあと3カ月弱となりました。

この経験は、何物にも代えがたいものになるでしょう。

日本に帰ったら、少しずつ日記のようにして書き残しておこうと思っています。


皆さまも今年1年、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

来年も皆様方にとって幸多い年でありますよう、願っております。

私は年末年始もなく、授業と試験の毎日が続きます。
昨日までの2日間、風邪で学校を休みました。
その間雪も15cm程積もり、今日のソウルは久しぶりに青空が見えました。
寒いのですが、とても清々しい感じです。

それでは、最後にこの写真をお見せして・・・
少し小さいので、クリックしてもらえると大きくなるようです。
ポカラのサランコットから見たAnnapurna rangeの景色です。
Annapurna Ⅳは雲のなかでしたが、あとは綺麗に見えました。

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そしてポカラから一番間近に見ることが出来る聖なる山「Machapuchhre6993m」の姿です。

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昨日までの先週1週間 [留学]


12月20日~25日までの1週間の生活をご紹介します。

毎日9時から午後1時まで4時間の授業があります。4時間で1つの課を勉強するのですが、最初に読解の練習があります。1ページにわたって書かれている文章について、CDを聴きながら韓国語で何と言っているのか、文意と単語を自分で考えます。これを2回行ない、3回目には本を見ながら確認します。


1日に勉強する文法は5つほど。先生から簡単に文法を使用する場面の説明を受け、時制の説明を受け、最後に先生から各自に質問がなされます。それを受けて今勉強した文法を使いながら、自分で答えて行きます。臨機応変に答えて行かねばならず、頭の回転が求められます。saraheには最も厳しい時間です。
この時間が各文法毎に20分ほどあります。

そしてテキストにある練習問題を隣の人と会話形式で解いていきます。

今日学んだ単語の説明があって、最後にCDを聞いて聞き取りの練習をします。
テキストに質問が書かれています。その内容に関する文章やら会話やらが、CDから流れて来ます。それを聞き取り、テキストの設問に答えて行き、答え合わせをして終了です。

水曜日の22日には主題発表として「私の尊敬する人」と題して、発表がありました。クラスは現在12名ほど。それを3班に分けて1回4人が発表します。saraheは第1回目でした。
A41枚に作文をして先生の添削を受け、それを覚えて発表と言う順序です。
加齢とともにこの「暗記」が本当に苦手になりました。
1500字程度なのですが、覚えるのにもの凄く時間が掛かります。
2日かけて漸く90%ちかく覚えましたが・・・

saraheは「돌아가신 아버지(亡くなった父)」として、発表しました。1回だけペーパーを見ました^^;

ある中国人留学生が選んだ尊敬する人は、「毛沢東」だったのです。
彼の幼いころの写真や勉強している写真、抗日戦争をしている時の写真・・・いろいろとPCに取り込んで、ディスプレーに映していました。
彼の説明が終わった後、先生が何か質問はないかと問うたのです。
クラスには日本人が2人、ベトナム人1人という構成ですから、中国人からは質問は出て来ません。
saraheは咄嗟に「先生、質問があります」と言ってしまいました^^;
「毛沢東が指導した文化大革命がありますが、あなたはこれについてどう考えますか?」と質問したのです。

saraheの質問の意図は、「中国と言う国がマイノリティーの意見を黙殺したり、操作したりする国であること。それはこのような尊敬する人の功績を、どのように評価しているのかと大いに関係があること。人の功績には良い面・悪い面を併せ持つのであって、良い面だけを強調するかそれしかないという主張は(国家がそのように指示あるいは指導する)、現代の民主主義国家では考えられない」と言うことでした。

他の中国人はこの質問を聞いて、「う~ん」とか「えっ・・・」とかいう声を上げていました^^

先生はsaraheの意図はとうにお見通しで、ニヤニヤしながら見ていました。
この後20分間と言うもの、侃侃諤諤の議論で・・・実に面白かったです。
「毛沢東だけが文革を指導したのではない。他のメンバーにも非はあった」とか「確かにそうだけれど、現代の民主主義国家では考えられないことというように言われると、何となく強く反発したくなる」とか・・・。
最後はsaraheなどそっちのけで、中国人同士で議論していました。先生が止めに入るまでは・・・^^;

さてさて、水曜日は下宿生のうち就職が決まって下宿を引き払う2人と夕食を共にしました。
私がネパール旅行中に下宿全体でお祝いの会が開かれたのですが、参加できなかったために私が彼らに話しをしたのです。
1人はサムソンに決まり、1人はポスコという韓国第一の製鉄・建設・貿易などを主業にする大企業に決まっています。二人はともに非常に仲が良く、ポスコに決まっている子が年上なので、「ヒョン!!!」といつも呼んでいます^^

食べに行ったのはコングクテハッキョから5分ほどのところにある、「순대국(スンデクッ)」というスンデと豚肉のいろいろな部位を入れて煮込んだものの美味しいお店でした。
会社帰りやコンデの学生などで、狭い店内は満員で席がありません。10分ほど近くを歩いて時間つぶし。
ようやく席に着くことが出来ました。

これが「순대국(スンデクッ)」です。アミの塩辛やゴマをすりつぶしたものなどを、お好みで入れて食べます。

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一緒に食べた学生2人^^
ダウンを着ているのが、ポスコに就職が決まっている「주 홍수」씨、そしてネービーのコートを着ているのがサムスンに決まっている「 이 준인 」 씨 です。
홍수 씨は月曜日から今月末の金曜日まで、ポスコで入社前の研修があるそうです。そして来年3日の日に、寮へ引っ越しをするとのこと。
준인  씨は明日から友人と2人で2週間のヨーロッパ3カ国旅行に出かけます。ドイツ・ハンガリー・オーストリアだそうです。羨ましい^^

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そして昨日のクリスマス、韓国語の先生の家にお邪魔して来ました。スウォンまで行って来ました。カンナムからバスで1時間ほどでしたが、帰りはもの凄い渋滞にはまり・・・2時間^^;
スウォンもソウルと同じく強烈な寒さでした。気温は-14℃でしたが、風が強くて体感温度は更に低かったです。
先生の家にお邪魔する前に、スウォンファソン(世界文化遺産)に寄ってきました。ファソン前の教会とクリスマスツリー。

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ファソンの一部とsaraheが買って行ったケーキ。

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先生の家で楽しいひと時を過ごし、ほろ酔い加減で再びバスでカンナムへ。
下宿近くのケーキショップで再びケーキを購入。下宿生やアジュンマへのお土産でした。

下宿3階の食堂で・・・

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一番お茶目なのはモッポ出身のトゥントゥンハン ハクセン!!!(太っている学生)
彼は来年の5月か6月に、2年間の兵役に就く予定だとか。兵役に就けば、今の肥満状態も解消されるでしょう。アジュンマが「saraheさんも軍隊に行ったら?」と冗談とも本気ともとれる発言をし、皆は大笑いでした。

アイスケーキと普通のチョコレートケーキを平らげ、トゥントゥンハンハクセンの「ノレバンへ カジャ(カラオケへ行こう!)」という一言で、-14℃を下回るソウルの午後9時の町へ繰り出しました。

お陰でsaraheは風邪を引きました^^;
私は何を歌ったか・・・

①長淵 剛 「とんぼ」
②テヨン(少女時代のリーダー) 「만약에(もしも・・・)」
③KARA  「정핑(Jumping)」

正解は・・・3曲ともに歌いました^^
KARAの「정핑(Jumping)」は、今日本でも人気だとか。振付も一部やりながら歌ったので、みな大笑いでした

テヨンの 「만약에(もしも・・・)」は、韓国ドラマのOSTだったとか。とても綺麗な曲でしたが、キーが高くて裏声を使わないとダメで、いいおっさんが・・・恥ずかしかったです。②と③を歌いながら・・・俺には28歳と24歳の息子達がいるのにな~と


今からまた寝ます。明日はテストがあります。作文の試験です。この級は毎週1回テストがあります。嫌になります。



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ヒマラヤの峰々に感激 ネパール14日間 一人旅 ⑧ [ネパール旅行]

さてさて、漸くヒマラヤの峰々を拝める日がやってきました。
カトマンズでは殆ど見えないのですが、カトマンズから30kmほど東や北東へ行くと、ヒマラヤを見ることが出来るところがあります。
有名なところとしては「ナガルコトット」があります。ここは観光地化されてしまっていると聞きました。外国人旅行者達が観光バスで訪れ、日帰りして行くとか。

(誰かさんに似て)少しアマノジャクなsaraheはナガルコットには行かず、ネワール族が住んでいる小さな町「ドゥリケル」へ向かいました。
カトマンズから東に32km行ったところに「ドゥリケル」の町はあります。

カトマンズ シティーバスターミナルへ8時頃到着したのはいいのですが、「ドゥリケル」に行くバスがどこから出ているのか全く分かりません。例のごとく小奇麗な服を着た青年に聞きました。青年は1台のオンボロバスを指さしました。
客引きの少年がsaraheを見てこのバスだと言っているような気がするのですが・・・彼は英語が分からない^^;
運転手に地図を見せてここに行くかと尋ねて漸く確認できました。
どうやら終点らしいので、一番後ろの席に座りました。これがとんでもないことになるのです・・・・・

バスステーションには行き先表示や案内はないし、時刻表などは勿論ないのです。バスに乗り込んだは良いのですが、何時に出発するのか分かりません。乗客が集まり次第ということだそうです。(帰ってホテルのフロントの女性に聞きました)

30分程過ぎた頃座席の半分くらいが埋まりました。ここで漸くバスは動きだしましたが、すぐにまた少年がバスを1回叩くのです。「止まれ」の合図です。数人が乗り込んで来ました。これを数回繰り返し、やっとターミナルを出たのです。
ドゥリケルまでは2時間ちょっと掛かります(32kmなのに・・・)

道路は幹線道路なのですが、途中何か所も舗装工事がされていたり、未舗装の所も何箇所かあって大変でした。最後尾の座席に座ったことを後悔したのは、バスが大きくバウンドしたり振動が激しく、気持ちが悪くなるほどだったからです。
カトマンズ盆地の縁に当たる峠を越えてゆきます。
11時前にやっとドゥリケルに到着です。
ヒマラヤを見る為には、更に40分ほど山道を登らねばなりませんでした。天候は晴れ。気温は17度位でした。
カメラを登山のザックに入れて、ミネラルウォーター2L+クッキー、手帳・地図・三脚・・・・結構な荷物です。汗が出てくるほど^^;

道端で編み物をしている女性発見。
その後ろにはショールを頭から被って寝ている女性の姿が・・・

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学校の前を通ったのですが、休み時間なのか学校の前にあるテント張りの駄菓子屋さん?かな、ここに掛け込んできてお菓子を買う学生たちを撮りました^^

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山道の脇にあったレリーフ。。。
このようなものが、いたるところにあります。

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そして・・・そして・・・ようやく見通しのきくところへ出ました。
山の方は少しガスが出ているのか、少しボンヤリとした感じ。

最初はこんな感じで見えたのです。感激感激!!!!!!

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時間が経てばガスははれてくるかもしれないと思い、付近を散策しました。

こんな大きなブッダの像がありました。ヒマラヤを見ているようでした。

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そうして12時半頃でしたか、ようやく見通しが良くなってきて・・・

この景色は如何でしょうか???

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山の特定はできませんでしたが、ここから見える山はランタン・リルン(7246m)、ドルジェ・ラクパ(6966m)、巨大な塊のように見えるガウリ・シャンカール(7145m)、メルンツェ(7181m)などなど・・・。

少し望遠レンズで寄ってみます。

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どうでしょうか?
このヒマラヤの峰々・・・
もう時間を忘れて夢中でシャッターを切っていました。三脚を持って行ったのですが地面がデコボコで・・・望遠で撮ったこともありブレ気味です。

初めてみるヒマラヤの峰々。感動して言葉がありません。。。。。。
このドゥリケルの人々は、毎日この山々を見て暮しているんですね~
1旅行者だからそう気楽に言えるのであって、ここの厳しい環境で暮らしている人にとっては、大きな意味を持たないかもしれませんね。

そういう町の姿も写真に収めました。

ここら辺りでは山の上まで段々畑が作られています。

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そして土地は痩せており、saraheが見たのは「蕎麦」でしょうか・・・綺麗なネワールの女性が、蕎麦を刈っていました。
「ナマステ」と言って両手を胸の前で合わせて挨拶をしました。写真を撮ってもいいですかとポーズで表わしたところ、OKらしいいのでシャッターを切りました。
この段々畑のすぐ下に、彼女が住んでいる家がありました。土壁で作られた簡単な家でした。
何とも言えない気持ちになってね~

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旅はいろいろと考えさせられることが多く、マンネンリ化している日常を活性化させるきっかけになります。

次はこの町で見つけた花たち^^

これは「サクラ」だと思うのですが・・・・・・

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これは何という花なのでしょうか?

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そしてこの日は日曜日。町では結婚式が行なわれていました。
家の前では赤い服を着た楽団のメンバーが、お祝いの曲でしょうか、演奏していました。

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そしてアルコールが入った人なのか、陽気に音楽に合わせて踊る人。

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周りにはお祝いに駆け付けた人や近所の人達が集まっていました。

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結婚式が行なわれている家の壁にはこんなものが・・・

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家々の窓や屋上からも・・・^^

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素晴らしいヒマラヤの峰々を見せてくれたドゥリケルの町。
この町を離れる前に、食事をしました。
食事が出来るお店は数軒のみ。
えいやっ・・・と入ったのはこのお店^^

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食べたのはこれ^^
チョーメンに似たものでしたが、バフ(水牛)の肉入りで味はまずまずでした。
でも、バフの肉は固く、噛んでも軟らかくならなくて大変でした^^;

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次回はバクタプルという世界遺産の街を訪れます。


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ネパール14日間 一人旅 ⑦  [ネパール旅行]

今回はカトマンズ盆地の東に位置するボウダナート、ボウダナートからMTBで4Kmにある寂れた街 ゴルカナ、そして最後に訪れたのはネパールのヒンドゥー教最重要の寺院 パシュパティナート 、この3個所を紹介します。
ホテル近くのレンタルMTBショップで、MTBを2日間借りました。2日間で1,000ルピー(1,200円)でした。幹線道路を走るため、マスク必帯で臨みました。

早朝7時にレンタルMTBショップをスタートし、幹線道路を東に向かいます。タメル地区の書店でカトマンズ盆地の詳細地図を買ったのですが、実際とはどうも異なるようで、何回も警察官や地元の人に聞きながら移動しました。40分ほどで最初の訪問地「ボーダナート」に到着しました。ここも世界遺産登録地です。
昨日見たスワヤンブナートのストゥーパ(仏塔)よりも数倍大きなものがあります。

入口でチケットを購入し、MTBをチケット売り場の人に預けて見学です。
最初に飛び込んできたこの光景・・・
何と言う大きさ。ここでもう言葉を失くすsarahe。

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そしてこのブッダの眼。鼻。
眼は4面に描かれており、どこへ行っても見られている気がして落ち着きません。

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ストゥーパの前におられたこの老婆、この老婆に頭を撫でてもらう人が多いのです。偉い方なのか・・・

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歳の頃・・・90歳前後でしょうか、老婆がパイプ椅子に腰掛け、静かに数珠を繰って経文を唱えていました。
その姿は感動的でした。

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この女性は店番をしながら、一生懸命編み物をしていました^^

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可愛い子供たちも、お祈りを捧げてから学校へ行きます。

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この大きなストゥーパは、必ず時計回りに回らねばならないのです。そしてストゥーパの周りには、多くのお土産屋さんが軒を連ねていました。綺麗な色彩にしばし見とれて・・・

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ストゥーパはブッディストのお寺です。そして、チベット仏教との関係も強く、必ずと言ってよいほどインドに亡命している「ダライ・ラマ」の写真が置いてあります。

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可愛い少年の姿がありました。手にはおもちゃの腕時計。写真を撮ろうとすると、はにかみながら顔を強張らせてしまいました^^;

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お供え物のロウソクを作っているところにお邪魔して撮った写真です。

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この老婆も熱心に祈りをささげていました。服が汚れるなんて、全く関係ないことのようです。

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そしてこの女の子は、上の老婆の孫だそうです。「写真撮ってもいい?」と聞いたら「うん」と言ったのに、いざ撮ろうとすると睨めつけるんですよね・・・可愛い子なのに・・・

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ここボウダナートのストゥーパは、ネパール最大級のもので、世界的に見てもかなりなものだそうです。そして多くのチベット人にとっては、信仰の中心地となっているのです。お土産屋の多くはチベット人が経営するもので、総じてチベット人は商売が上手と言われています。
saraheはここでは買い物をしませんでした。彼らとの価格交渉を避けたためです^^;

ここには2時間くらいいたでしょうか?素晴らしいストゥーパを眺め、チベット仏教の中心都市でダライ・ラマを思いながら・・・

さて、ここからMTBで4Kmほど北へ向かって走ります。けれど、地図を読み違えたか路に迷ってしまったようで、警官に2度聞いて漸く路が分かったのです。最後の2Km位は急な登りですが、MTBなのでギヤを切り替えてOK^^
ボーダナートの喧騒からかけ離れたゴルカナの街へ入りました。
ここには「ゴルカナ・マハディーブ寺院」があります。世界遺産には登録されていませんが、それに匹敵する建物が残っています。

建物群の全景はこちらのようになっています。珍しいのもがありました。この写真の右側にある「木」を見てください。この老木の幹に出来た穴を利用して、祠を作ったようです。

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中心となる建物は、3重の塔です。そして多くの彫刻やレリーフが、3重の塔の周りに残っています。
これはシバの彫刻。長い年月が経ち、顔が判別できないほどに削られてしまったようです。

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3重の塔の正面上部にあった、黄金の彫刻。

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シバ寺院には必ずある「シバ・リンガ」。これは「男根」の象徴だそうです。シバはネパールで一番重要な神だと言われています。シバは創造神でありかつ破壊神であります。怒れるシバは宇宙を震撼させるほどと言われ、シバが恐ろしい破壊神の面を出さないでくれるよう祈るのです。
一方でシバの強さ・創造の象徴として「シバ・リンガ」を祀るのです。

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ここではゆっくりとした時の流れを感じられたのです。素敵な時間を過ごすことが出来ました。

ここから今日最後に向かうパシュパティナートまで4~5Kmの距離です。が、幹線道路ではなく脇道を行かねばならず、その路には警官などいないので、感が頼りでした。大体の方角さえ間違わなければ、大きく離れてしまうことはないと思い、ペダルを漕ぎました。
案の定、200m程の違いでしたが、パシュパティナートに出ました。

途中で捉えた光景。

洗濯をする女性。

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菩提樹の木の下で、果物を売る女性達。

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パシュパティナート寺院は、ネパールで主要なヒンドゥー教寺院であるだけでなく、インド半島にあるシバ寺院のなかでも最も重要な寺院で、インドのいたるところから荒野で修行するヒンドゥー教聖者サドゥーをはじめ、多くの敬虔な信者を惹きつけているとのことです。

パシュパティーナート寺院が建つのは、バグマティー川のほとりです。バグマティー川はインドのガンジス川のバラナシと同じく聖なる川で、パシュパティナートは「火葬場」としても有名なのです。

ヒンドゥー教徒は、死と再生の輪廻を信じていますので、火葬をしてその灰をインドのガンジス川に繋がるこのバグマティー川に流すことで、母なるガンジスに戻ると考えているのです。そしていつの日か、必ずこの世に生まれ変わってくる、そう信じているのです。

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私がバグマティー川にいる間中、次々と行なわれる火葬。
最初は物珍しさもあってシャッターを切っていましたが、そのうちに何となく自分の死について考えたり・・・
死後の世界のことを想像したり、輪廻はあるのかと考えたり・・・

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上の2枚の写真はガトー(火葬場)の位置が、川下にあるのです。川下側のガトーは6~7箇所ありますが、全部カーストの順番に従っています。カーストの順番が上位の方が、より川上側のガトーで火葬が出来ます。

下の写真は、最上位のカーストに属している人達専用のガトーです。

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ガトーの作りも親族の控室も、カーストの違いによって大きく変わっています。

でもね、焼かれてバグマティー川に流されると、こういう風になります。

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ここに見えるのは、カーストの順位に関係なく、汚れたバグマティー川に流された灰や木、花飾りなどなど。
ガンジスに帰って行く時は、現世のカーストの順位に関係なく、一緒になって流れて行くんです。そして、来世ではどのような再生が待っているのか・・・

ネパールではカースト制度は公式には廃止されたと言われていますが、このようにまだまだ多くの制度の姿を見ることが出来ます。バグマティー川の川を掃除する少年がいました。彼は最下層の・・・いや、全てのカーストの下に位置する「不可触民(ハリジャン)」だと思われます。
そして火葬に使われる木を切る人達。この人達も最下層のカーストかハリジャンでしょうね・・・おそらく。

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ここパシュパティナート寺院で唯一美しかったもの、それはこれです。
これは染料です。人々がお祈りの際に使ったり、お供えの時に使ったりします。
バグマティー川のドロドロとした汚れ、カースト制度の無常感、死と再生・・・これらとは対極にあるような美しい染料に、しばし見惚れていました。

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今日1日で3個所の街を廻り、そしていろいろと考えさせられた1日でした。
肉体的にも精神的にもクタクタになり、ホテルへ戻るとシャワーを浴びて爆睡でした^^;

次回はカトマンズから35km離れた街へ出かけます。
そして・・・ヒマラヤをしっかりと見たのです^^

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ネパール14日間 一人旅 ⑥ [ネパール旅行]

今回はカトマンズから数キロ離れた「スワヤンブナート」と呼ばれる所を紹介します。
ここは世界遺産にも登録されています。別名「モンキーテンプル」。

ホテルを出てからカンティパトという大きな路沿いにある「ラニ・ポカリ(女王の池)」に向かいました。
素敵なシバ寺院が池のなかにあります。
1667年、プラタップ・マッラ王により、息子の死で悲嘆に暮れている女王を慰めるために造られたとか。

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そしてまたダルバール広場へ戻り、ハトと牛と世界遺産の寺院群を写真に収めて・・・

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さて、スワヤンブナートまでは歩いても行けるのですが、少し疲れていることもありリクシャーで行くことにしました。あんちゃんと例のごとく価格交渉。

カトマンズよりの東側階段を上ると、階段には飢えや病気で衰弱している幼い子を抱えた母親が座っています。
そして、声にもならないようなうめき声を出し、ブリキの皿や缶を差しだしてお金をねだります。
どう対応したら良いのか・・・ この親子にあげれば、この先にいる10数人の人達にもあげなければいけないし・・・でも、見ぬふりも出来ないし・・・

結局、リクシャーのあんちゃんが言ってくれました。「こころだけでもいいのです」と。
財布を懐にしまい、再び階段を上がることにしました。

そして飛び込んできたのがこの景色!!!!!

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この仏塔(ストゥーパ)の大きさ、素晴らしさに圧倒される。
このストゥーパの「眼」に射殺されるような感じを受けます。
この「眼は」ブッダの眼。四方に描かれており、カトマンズ盆地を見つめている。「疑問符」のように見える「鼻」は、ネパール語の数字の1を現わし、これは「調和」という意味なのだそうだ。
2つの眼の上には、もうひとつ目が描かれている、これはブッダの眼力を現わすシンボルです。

これも素晴らしい寺院。そして幾つもの小さな仏塔が並んでいました。

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一つ丘を越えた所から撮ったストゥーパ

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ここからカトマンズ盆地が見渡せました。そして・・・チラリと見えるヒマラヤの峰。
しばし言葉もなく・・・見惚れていました。

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次回も世界遺産シリーズです

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今週のソウルと学校での授業 [留学]

今週のソウルは、とても寒い日が続きました。
月・火・水が特に寒く、月曜日の最低気温が-10℃、火曜日-9℃、水曜日-7℃・・・
風も強く吹いて、体感温度は更に低かったと思います。

月曜日に学校の構内にある池を写した写真です。全面が氷結していました。。。

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これは水曜日に学食で食べた、中国式ポックンパッ(焼き飯)です。
キムチポックンパッの上に、ジャジャミョンに掛けられている味噌が載っています。
これで2,500ウォン(200円)。でもね、下宿に帰ってからお腹の調子が悪くなり、食欲もなくなって夕飯はテンジャンのみにしてもらいました。
アジュンマ曰く「中国式ポックンパッは食べたらダメ!」・・・早く言ってよ^^;

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現在勉強している教室です。私のクラスは15名。12名が中国人、2名が日本人、1名がベトナム人という構成です。写っている彼女は、中国・新疆からやって来たそうです。聞いたら直行便がなく、北京・上海などで乗り継ぎするのだそうです。不便で仕方ないと話していました。

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毎週1回。復習の授業時間中に、TOPIK(韓国語能力試験)の過去問を解きます。これは第20回のTOPIK 語彙の過去問です。一応、勉強しているところを強調しておかないと・・・^^;

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これは주제발표(主題発表)の発表文の下書きです。先生に提出すと、文法的な誤りや文法的にはOKだけれど、韓国語としては少しおかしいなどの指摘を受けます。それを書き直して再度提出し、発表となります。
今回の発表の主題は、「私が尊敬する人」です。来週の水曜日に発表します。全部暗記して行かねばならず、saraheには少し負担を感じる課題です。

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そして今朝起きたら、下宿のアジュンマが「saraheさん、雪がたくさん降っているから、はやく行きなさい」と急かすのです。自転車では滑って危ないので歩いて行かねばならず、時間が掛かるとの理由からでした。
今年何回目の雪だろうか。私が知っているだけでも、2回目???

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手前側が池、池越しに見えるのが国際館という「寄宿舎」です。
海外からの留学生専用の建物です。でも、寄宿費用が高くてね、私は入れませんでした。

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そして最後、今日の昼食です。田舎料理だそうです。これも2,500ウォンでした。

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今晩は友人とジャズコンサートを聴きに、シチョン(市庁)まで出かけます。

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